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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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たまには音楽レビューでもしないとね  《Dream Theater 「The Astonishing」レビュー》 

今回は超久しぶり(約4年ぶり?)のつながりネタです。
演劇とは一切関係ないので演劇ファンの人、Dream Theaterを知らない人は
読み飛ばしてください。独り言のようなものです。
あ、今回はちょっと演劇も関係あるかも。
でも普通の演劇ファンの人には「????」な内容だと思われます。



というわけで前作のバンド名を冠した12枚目のフルアルバムだった
「Dream Theater」から約2年半。
Dream Theaterの新作「The Astonishing」が1月29日にリリースされた。
自分はアマゾンで買ったので前日にフライングゲット。
このアマゾンのリリース前に届くシステムって大丈夫なんだろうか?



今回は事前情報は一切見てなかったので、予約した時に初めて
コンセプトアルバムだということと、2枚組で2時間越えということを知った。
この事だけで購入前にかなりの期待が膨らんだ。
そんなファンは少なくないだろう
が、アマゾンのレビューの星の分布を見てもらえばわかる通り
今回は結構否定的な意見が多い。ちょうど半々と言ったところだろうか。

出世作「Images And Words」から数えても24年が経っている。
それだけ長く活動していれば、ファンが彼らに何を期待するかは
本当に多岐に渡るだろう。しかも今作は確かに今までとは違う
否定的な意見も読んだが気持ちはよくわかる。


そんなレビューを読む前、28日にアルバムが届き早速聞いてみた。
アルバム全体で一つの物語、ということで英語と日本語の歌詞カードを
行ったり来たりしながら聞いた。
訳詞がイマイチでちょっと安っぽい感じがする。
訳詞が書けるというだけですごいとは思うのだが、アルバムのコンセプトと
Dream Theaterというバンドを考えるとチープな感じ。
出来るのであれば極力英語の歌詞で理解した方が良いような気がする。

取りあえず2時間10分を1周してみた最初の印象は「?」だった。
全部で34トラック(うち数トラックはSEみたいなもの)あるものの、
1曲の長さが彼らにしてはかなり短め。
彼らのアルバムは1回聴いただけでは理解出来ないということもあるが
それにしても何かよくわからなかった。
それにパッと聞いた感じは結構地味?という印象だった。

彼らの音楽を聴く時は最初に各パートの超絶テクニックとバトルが
印象に残るのだが、今回はその印象が残らなかったからだ。

時間をちょっと置いて気を取り直して2周目、3周目と聴くうちに
このアルバムの情報がどんどん入って来る。
そして多分7周目くらいになった現在の感想は・・・

「傑作」の一言。彼らの13枚のアルバムの上位何枚かに入る。

聞けば聞くほど何故このアルバムがこの形になったのかを自分なりに
理解できるようになり、理解すればするほどこのアルバムの凄さに驚く。
まさに「Astonishing」である。


アルバム全体の音はマンジーニ加入後の2枚の延長線上にある。
今回のはどちらかというと「A Dramatic Turn Of Events」に近いだろうか。
いずれにしてもマイク・ポートノイ在籍時の物とは明らかに違う。
ロックらしいダイナミックなカッコいい音という意味ではポートノイ在籍時の
方が上だとは思うが、そもそものDream Theaterの成り立ちを考えると
今の音の方が合っているかもしれない。
この辺は聞く側の好みの問題もあるので、それぞれ印象は違うだろう。
自分の好みとかDream Theater歴とかを書き始めるときりがないので
今回のアルバムに絞って書くことにする。


「The Astonishing」の一番の特長はアルバム全体で一つの物語に
なっていることだ。
今までにも「Metropolis Pt. 2 : Scenes From A Memory」があるが
「The Astonishing」は明確に違う。
「Scenes From A Memory」は独立した曲を一つの物語にはめ込んだ感があるが
「The Astonishing」は物語として成立させるために、曲を最適化している
ように思えるのだ(実際のところはわからんけどw)。
まさにミュージカル的な作りになっているのだ。
そのためにボーカル(物語)を前面に押し出している。物語をわかりやすく
するためだ。
なのでイントロもなくいきなり歌から始まったりもする。
ボーカルのメロディも今まで以上に気を使っているように聞こえる。
個人的には印象的なメロディーが多かった。ま、好みの問題だけど。
『Dystopian Overture』や2枚目の1曲目『2285 Entr'acte』を挿入することで
如何にもミュージカル的な造りにもしている。

確かに今までのような各パートのバトルは比較的控えめにしているが
それでも彼らならではの部分は随所で聴くことが出来るし、
プレイ自体も相変わらずのレベルの高さだ。
もっと聞き込めばたくさん「これぞ!」というところも出てくるだろうけど
最初に聞いた時点でも「うぉ!!!」となったのは『A New Biginning』の
4:42~のギターソロのピッキング。メロディーの流れの中での
正確な細かいピッキング。これ難しいと思う。
まぁ自分には出来ないからすごく聞こえるだけかもだけどw

マイク・マンジーニは今までで一番しっくりと馴染んでいる。
過去2枚はちょっとプレイが浮いているというか、後からくっつけたような
気がしていたが、今回は他のメンバーと完全に一体化している。


個人的にDream Theaterの一番すごい部分というのは超人的なプレイではなく
編曲力にあると思っている。超人的なプレイはあくまでもツールだ。
今回はその編曲力でアルバム1枚をある意味1曲にまとめたところに
凄さがある。
そう、今回のアルバムは1曲を取り出して聞くのではなく、
全体を1曲として聞いた方が楽しめる。
アルバム全体が押し寄せてくるという意味では「Awake」に通じる所が
あるのかもしれない。


プログレッシブなハードロックというフィールドの中にはいるものの
今に至るまで様々な形で変化したり進化したり深化したりしてきた
Dream Theaterというバンド。
ここに来て、また別の進化の方向性を打ち出して来た。
今後こういう方向性で行くよというよりはこんな風にも出来るよという
事を示しているのだと思う。
確かに今までの自分たちを一部否定しているかのようにも
聴こえるかもしれない。
だが「The Astonishing」はDream Theaterの可能性を一つ広げたものだと
考えれば良いんじゃないかと思う。

その意味では前作の「Dream Theater」の方が個人的には「?」だった。
悪くはないけどバンド名を冠するほどのアルバムには思えなかったし、
何より新しさがあまり感じられなかったからだ。
ライブDVDの「Breaking The Forth Wall」を観るまでこのアルバムの曲は
あまり好きになれなかったりもした。
でもライブではめちゃくちゃカッコ良かったけど。


ところでこのアルバムのツアーはどんな感じになるんだろうか?
多分サンプリングとかで間に合うと思うがオーケストラ部分とか
大人数のコーラス部分とか。
今回は登場人物たちの絵もあるし、映画みたいな感じで演奏と同時進行でも
するんだろうか。
ということはライブ本編は他のアルバムの曲が入る余地なしとか?


今回のツアーはオールスタンディングじゃなく且つ単独だったら
是非観に行きたいものだ。
それまではBurrn!でも立ち読みして様子を探るかw



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Posted on 2016/02/04 Thu. 22:10 [edit]

category: DreamTheater

thread: 音楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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 |  # | 2017/07/12 21:33 | edit

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