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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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す~っとするのはメントス   メンフィス《2015年2月7日(土)マチネ》 

濱田めぐみが四季に在籍中は彼女を観るために劇場へ行く、くらいの感じで
観劇をしていた。
退団は残念だったが、外でも色々と観られるしと結構冷静だった。
退団後の初舞台は作品的に・・・という感じだったが、
ファーストコンサートには大いに感激した。
この後もそれまでのように「めぐおた」として観て行くんだろうなと
思ってはいたのだが・・・

濱田めぐみ退団で発見したのは自分の観劇基準がキャストではなく
作品にあるということ。
作品というのはストーリーだったり、ミュージカルであれば音楽だったりに
何か惹かれるものがないと、もしくは遠ざける要素があれば誰が出ていても
観に行かない。これは結構な発見だったw

濱田めぐみから遠ざかった理由はその両方。
出演作品に惹かれる要素が少なかった。もちろん実際には観てないのだから
観たら本当はどうだったのかはわからない。
でも多分だけど直観は大体当たっているような気がする。
それから彼女の出演作品の多くにワイルドホーンという自分を遠ざける
要素があった。
ワイルドホーンに関することは以前書いているのでここでは割愛。
ま、自分には合わない音楽を作る人、ということだ。

また、観た作品でも四季在籍中ほど惹かれるものはなかった。
そんなこともあり自称めぐおたのはずがいつの間にかただの観劇おぢさんに
なってしまっているのだ。

今回久しぶりに濱田めぐみ出演作品を観ることになった。
作品は「メンフィス」。

自分が去年の「ラブ・ネバー・ダイ」以来の濱田めぐみ出演作品を
観ようと思った理由はいくつかある。
まずは何となくだが作品に惹かれるものがあった。
そして濱田めぐみをはじめとしてキャストにも興味があった。
山本耕史は観たことがないが面白そうな俳優だという印象があった。
そして音楽がワイルドホーンではなかった(笑)
音楽を担当するのがBON JOVIのデヴィッド・ブライアンだというところにも
興味があった。
昔はハードロック系のバンドはソフトな物からかなりヘビーなものまで
片っ端から聞いていた。BON JOVIもそのうちの一つ。
東京ドームでのカウントダウンライブにも行ったし、彼らの地元である
ニュージャージーでのライブも観に行ったりしていた。
当時の彼らは日本でもアメリカでもアイドル的な人気を誇っており
彼らのライブはアメリカでも明らかに歓声の種類が違っていた。
まさに黄色い悲鳴。。。
一度BON JOVIのギタリストだったリッチー・サンボラのソロライブを
NYで観に行ったが、彼がシャツを脱いだだけで悲鳴が。。。
要はそんな感じでアイドルだったわけだ。
「メンフィス」のWEBサイトやパンフレットでデヴィッド・ブライアンの
写真を観た人は『こいつのどこがアイドルだったのだ?』と思うだろう。
実際にアイドルだったのはジョン・ボンジョヴィとリッチー・サンボラの二人。
デヴィッド・ブライアンは少なくともアイドルではなかった。
ま、見た目もあるかもだけどBON JOVIの殆どの曲はジョンとリッチーによる
ものだったりするので余計に目立ってはいなかったというのもある。
実際には良いミュージシャンだとは思うのだが、そういうテクニックを
これでもか!とわかりやすく披露するタイプのバンドではなかったし。

えっと、BON JOVIの話しではないな、メンフィスだな。。。
ま、そのデヴィッド・ブライアンの音楽がどんなものか?というところには
興味を持っていたのだ。

あと脚本が去年Scoreが上演した「I Love You,You Are Perfect,Now Change」
の脚本も担当しているジョー・ディピエトロだというのは観た後知った(笑)

というわけでやって来た空模様の怪しい赤坂。
2回目の赤坂ACTシアター。
150207_1.jpg

有名人が出演する舞台には有名人からの花がよくある。
普段目にすることがないからちょっとテンションが上がったりするw
今回のは堀北真希w
150207_2.jpg


という今回のキャスト。

ヒューイ・カルフーン:山本耕史
フェリシア・ファレル:濱田めぐみ
デルレイ      :ジェロ
ゲーター      :JAY'ED
ボビー       :吉原光夫
シモンズ      :原康義
グラディス     :根岸季衣

アンサンブルにも元四季や昨年「Count Down My Life」の主人公を演じた
原慎一郎など知った名前も多い。


さて、この物語は1950年代のアメリカ中部テネシー州のメンフィスを舞台に
繰り広げられる人間ドラマだ。
黒人差別という人種差別が蔓延っていた時代の物語である。
人種差別という背景があるからこその物語ではあるが、その部分に切り込んで
いくわけではない。
その要素を使いながらもあくまでも二人の男女の人間模様を描いている。
なので作品全体に重い印象はなく、逆に軽快でスケールが大きい
エンターテインメント性の強い作品となっている。


作品に関してはまだ福岡公演が残っておりネタバレしてしまうので
後で隠して書くとして、まずはメインキャストの印象を少し。


まずはヒューイの山本耕史。
テレビでは何度も観ているが生で観るのは初めて。
元々は「一つ屋根の下」の時のナイーブな少年のイメージだったが
テレビで観ているとどうもそれとは真逆で楽しそうな印象だった。
そしてその楽しそうな印象はこのヒューイという役にピッタリ。
素なんじゃないの?というくらい自然だった。
良い意味で演技らしいところが見当たらないのだ。
そして歌もびっくりするくらい上手い。
ロック色強い曲、ブルース色、R&B色のどれを歌わせても上手い。
上手いし歌に説得力もある。そして踊れる。
どこをとっても立派過ぎるミュージカル俳優だ。
いやぁビックリした。本当に良い俳優さんだ!
この作品のエンターテインメントな部分を一手に引き受けている印象だ。
次の機会があれば今回とは別の色のある役でも是非観たい。


そしてフェリシアの濱田めぐみ。
四季退団後に観た作品の中では、ファンが濱田めぐみに求めている物が
一番色濃く出ていたのではないだろうか。
まさに濱田めぐみの独壇場とも言えるようなソロ曲のシーンは圧巻だ。
自分も濱田めぐみらしさを存分に味わうことが出来た。
やっぱり彼女の声を聴くと「これだよ、この声」と体が反応してしまう。
自分の中での彼女のベストはいまだにアイーダのままで、今回はそれを
超えるようなことはなかったのが少し残念。
まぁこれは役柄もあるかな。。。


ボビーの吉原光夫。
えっと痩せててびっくり。この役では痩せている必要はない気がするが
何か別の役で痩せないといけなかったんだろうか?
それともただのダイエット?(笑)
彼が踊っているのを観るのはいつ以来だろうか・・・
トークショーでも話題になったようだが「夢から醒めた夢」の暴走族以来?
痩せた効果かダンスのキレもあった。この人には似合わないw
物語序盤のちょっとかったるそうな感じは自分のイメージ通り。
やっぱりこの人は元気良かったらダメな気がする(笑)


ちょっと残念だったのはジェロ。
テレビで観る限りだけどこの人に対する印象は日本で頑張っていることを含め
良い印象しかなかった。
なので実はけっこう楽しみにしていたのだ。
幕が上がって一番最初に歌い始めるのが彼だった。
歌い始めると・・・「あ、やばいかも」と。
何を歌っているのか全く聞き取れない。この時はこれが彼のせいなのか
音響のせいなのか判断がつかず、ずっとこのままだと嫌だなぁ、と。
まぁ音響の方は耳が慣れたのか調整されたのか、その後聞き取りにくさは
だいぶ解消したのだが、それでもやはり彼の歌は聞き取りにくい。
ネイティブではない日本語の歌だし、ということを差し引いても
プロの歌手として活動しているにしては少し寂しい感じだ。
決して下手なわけではないし、声は好きな方なのだが・・・
台詞も訛っているから、ということではなく台詞に実態がこもっていない
というか言葉だけ並べてる台詞回し。
舞台上の佇まいも俳優のそれではない。
キャラクターとしては面白いと思うし、歌は元々上手いわけだから
もっと舞台慣れしてくると良いのかもしれない。
個人的には彼みたいな人には頑張ってほしいので今後に期待。



では作品に関して。
ということでこの先はネタバレOKな人だけ読んでください。

最初に書いたようにこの作品は人種差別をテーマとしているわけではない。
あくまでも時代背景である。
もちろんその時代背景がヒューイとフェリシアに色濃く作用するわけだが
人種差別とは何ぞや?という問いかけをするわけではない。
まぁ白人と黒人の人間ドラマにすることで逆説的に考えさせる造りに
なっているとも言えるが・・・
仮に人種差別という重いテーマをもっていたとしても、
この作品のように明るい色合いでエンターテインメントに昇華すれば、
それはそれで素直に楽しく、そして考えながら観ることもできるだろう。

作品の軸が人種差別ではなく人間ドラマだとすれば、個人的にはもう少し
踏み込んでほしいなぁと。
夢に見ていた成功が目の前に提示されて、迷いつつもそこに向かって
進んでいくフェリシアに対して、あくまでもメンフィスに拘り
今ある成功以上は手にしようとしないヒューイ。
なんでヒューイがそこまでメンフィスに拘るのかがイマイチわからなかった。
黒人であったがために虐げられてきたフェリシアと、白人であるヒューイの
成功に対する気持ちの差がどこから生まれるものなのか、
もう少し突っ込んでも良かったんじゃないかなぁ、と。
黒人であること、白人であることの違いが成功に対するどん欲さの差を
生んだということだろうか?

最大の「?」はラストシーン。
あれだけ拒んだフェリシアのステージにひょいと現れて歌いだす。
えっと、その間にどんな心変わりをしたの?と。
ハッピーなラストシーンとしてはあれで良いというかあれしかないと思うが
そこに至る過程がすっぽり抜け落ちている。
そこがなかったために、なんだか作品の厚みが何枚か分薄くなってしまった。
そこが一番もったいなかったなぁ、と。
テンポも良い、キャストは相当良い、音楽も良い作品だけに
本当にもったいない。


最後に冒頭でしつこいくらい書いたBON JOVIのデヴィッド・ブライアンの
音楽に関してちょこっとだけ。
彼の曲という物を聞くのは初めてだったので、どんな感じか楽しみだった。
ストーリーに合わせてブルースやR&Bの要素を前面に出したのか
彼が普通に作るとそうなるのかはわからない。
ただキャストの良い歌と相まって聞きごたえ十分の楽曲ではあった。
BON JOVIという先入観があるため、どうしてもそういう聞き方になるが
ブルースやR&Bの色は濃かったりもするけど、それはあくまでもエッセンスで
楽器の使い方なんかはどちらかというとロックよりかなぁ、と。
良い悪いではなく、いずれにしても作品にマッチした良い曲だったとは思う。
スケール感も十分あったし。


というわけで、ちょっと注文も付けたが作品全体としては見応えもあり、
キャストも最高で中々楽しめる作品ではあった。
終演後のちょっとしたトークの中で山本耕史が「これを1日2回ですよ!?」と
言っていたが、確かにこれ2回は相当大変だ。。。
本当にお疲れさまでした!

で、これの次の日別の作品観ているわけだがそれはまた今度。
というかなるべく早めに・・・
ちなみに前回の記事で書いた「別の作品」のレポは書けませんでした。
時間切れ&文才のなさ故に。。。
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Posted on 2015/02/09 Mon. 20:05 [edit]

category: その他舞台

TB: 0    CM: 4

09

コメント

 

レポお疲れさまです^^
山本耕史くん、良かったですね〜☆
舞台人としての顔をまったく知らなかったので、今回の彼との出会いが、メンフィスを観た一番の収穫かも(笑)
エネルギッシュでテンポ良く、舞台に引き込まれました。
めぐみさんも素晴らしかったです。
ただ、かなりキャスト力に支えられてる作品ではありますね、ストーリーの薄さは否めないです。。
すでに再演決定?との声も聞きますが、このキャストならぜひまた観たいです!
(お一人は代えていただきたいですけどw)

URL | nami #mQop/nM. | 2015/02/10 12:39 | edit

Re: タイトルなし 

>namiさん

この間はお疲れ様でした!
山本君は本当に良かったですよね。あれ程とはビックリしました。
ホレましたね??ww
濱田さんも退団後では一番でした。
今回はキャストが収穫でしたね。
キャスト力が大事な作品なので、次に行くとしても本当にキャスト次第です。

おひとり・・・まぁ色々な大人の事情はあるでしょうから(笑)

URL | nalaniconey #- | 2015/02/10 16:35 | edit

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

 |  # | 2015/02/10 23:15 | edit

Re: 別の作品が気になります。 

この作品はともかく、山本さんはかなり良いです!
嵐が丘も良い作品だといいですね。
サンセットは石井さんにお願いしました~
アイハブは僕も同じ組を見に行きますよ!

URL | nalaniconey #- | 2015/02/11 00:46 | edit

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