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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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はき違えた自由ww  紫陽花河原恋顛末《2014年11月28日(金)ソワレ》 

劇場でもらう折込チラシがきっかけで観劇することも少なくない。
今回観て来た「紫陽花河原恋顛末(あじさいがわらこいのてんまつ)」も
そのうちの一つ。
その時にチラシは確か片面だけの印刷で、作品名とキャストだけが
書いてあるものだった。
どんな作品かはわからなかったが、キャストを見た瞬間「これ観る」となった。
出演予定のキャストからして作品自体に間違いはないだろうな、と。

とっととチケットを確保して待つこと1ヶ月。
去年夏の望月龍平カンパニー「鏡の法則」以来の池袋のシアターグリーン。
141128_1.jpg

「鏡の法則」の帰り道に車がオカマ掘られたという記憶が甦ってくる。。。
その時の記事はこちら。
その後ぶつけることもぶつけられることもなく無事毎日運転している。


シアターグリーンは大きさが異なる3つの劇場がある建物で、
今回は真ん中の大きさのBOX in BOXという劇場。キャパは100くらいか。
141128_2.jpg


という今回のキャスト。

治兵衛:今村洋一
小春 :上田亜希子
長吉 :柳瀬大輔
お三 :五十嵐可絵
米八 :田村耕一
お雪 :上田郁代
抱え主:千葉ミハル
お光 :浜田えり子
清  :大部恭平
吉兵衛:小川信太朗
九平次:岡田基哉
お佐和:熊澤沙穂
おきよ:山田志保
三五郎:星達也
貫太郎:鎌田淳一
おかか:原真礼
お初 :高田亜矢子
徳兵衛:高畑岬


ちょくちょく出演作品を観ている上田亜希子はもちろんのこと、
四季退団以来初めての柳瀬大輔、同じく退団後初めての五十嵐可絵を
はじめとして、劇団BOOGIE★WOOGIEの小川信太朗、上田郁代や、
望月龍平カンパニーで何度か観ている千葉ミハルなど個人的には
気になるキャスト盛りだくさんな感じ。
もちろん初めての人たちも気になる人が出てくるか楽しみなところだ。
ちなみに演出は柳瀬大輔の弟である柳瀬亮輔。
柳瀬亮輔も何度か出演舞台を観ている。


そして作品のあらすじはこんな感じ。

======================================================================

「よもやこんな悲劇がまとうとは。我ら世に類なき死に様の手本とならん
(曾根崎心中より)」
時は江戸末期。ところはお江戸。曾根崎カップルの生まれ変わり(?)の物語。
遊女、道ならぬ恋、友人の裏切り、借金、紫陽花の薫る河原。
こりゃ心中しないワケがない。誰もが優しくて、ちょっとおバカで、
まっすぐだった頃のお話。夜明けの物語、純和風音楽喜劇。心中インザダーク。
さぁさぁこの恋の顛末やいかに。

======================================================================


心中物っぽい、でもコメディっぽい感じもする。
喜劇ってあるからコメディか。
何が出てくるかよくわからない中作品がスタート。

博打から足を洗った、ちょっと頼りなさそうだけどまっすぐな治兵衛と
遊女である小春の恋愛関係を軸に物語は展開される。
治兵衛には幼馴染でもある許嫁のお三がいて、遊女の小春は恋愛も禁じられ
遊郭から逃げることも出来ない。
そこに本当はお三の事を想っている治兵衛の兄の長吉や、
汚い手を使ってでも小春を手に入れたい九平次などが絡んでくる。
物語としては特に奇をてらうようなこともなく、分かりやすいものだった。
そんなある意味シンプルな作品の中だらこそ、登場人物たちが垣間見せる
心の揺らぎがダイレクトに伝わって来る。
物語と演技に涙腺を刺激される場面も少なくなかった。
そして最後は皆が幸せになれるハッピーエンド。
作中にもあったがまさに「ええじゃないか!」。
この言葉がこの作品のテーマかも。
優しい気持ちで観ることが出来るとても良い作品だったと思う。


それから気になったキャストの感想を少し。

まずは小春の上田亜希子。
まず何より遊女の色気。こんなに色気のあるこの人は初めて。
観るまでは遊女がピンとこない感じだったのだが、最初の登場シーンで
説明されなくても一目でわかる遊女っぷり。
(シーンと衣装でわかるというツッコミは無しでw)
ほんとにしっとりとした大人の魅力を感じさせる佇まいが良かった。
そして色気と同時に遊女だからこその物悲しさも身にまとっている。
自由になり治兵衛と一緒になるために死を選ぶ悲壮感は
真に迫っていたし、思わず涙腺が刺激された。
ま、最終的には死なないんだけどね(笑)
今までとは別の面が観られた気がして非常に良かった。


治兵衛の今村洋一。
この人はたぶん初見だと思われる。
この役はこの人に当てて書かれたんじゃないかと思うくらい、
治兵衛という人物をまさに体現していたように見えた。
バカ正直で嘘がつけなくて、ちょっと頼りなさそうなところがあって
でも小春に対する想いと、兄の長吉や許嫁への本当の想いが
しっかりと伝わってくる良い演技だったと思う。


お三の五十嵐可絵。
この人は四季のマンマ・ミーアの東京初演の時以来じゃないかと思われる。
もちろん当時の記憶は殆どない。というかない。
オープニングの歌の時にいきなり真横で歌っていたのだが、
声が凛とした感じで芯があってとてもいい感じだ。
芝居も抜群の安定感。
お三のキャラクターもしっかり伝わって来る。
すごく安心して観ていられる感じだ。この人は間違いないな、と。
多分どんな役をやってもそうなんじゃないだろうか。
良い役者観たなぁ、と思わせてくれた。


そして物語の本筋とは全く関係なく、下手したらいなくても成立するんじゃ
ないだろうかというインチキ占い師の吉兵衛役の小川信太朗。
鏡の法則の時もそうだったが「インチキ」という言葉がこれほど
分かりやすく似合う人も珍しい。
時代設定も何もかもを無視して自由すぎるくらい自由にやりたい放題に
舞台を引っ掻き回していた。
この人にはこれを期待していたわけだが、まさに期待通り。
ま、自分で「自由をはき違えている」と言っていたがww
あれだけ自由にやっているのに、物語を壊すことがないさじ加減も良い。
でもこういう人は思いっきりシリアスな役なんかやったら
物凄い説得力なんじゃないかなぁとも思ったりもする。
ちょっとした狂気が宿りそうだ。


長吉の柳瀬大輔。
相変わらずの良い声だ。久々にこの人の歌を聴いた。
もしかしたらジーザス以来だったかもしれない。
佇まいからしてマジメそうに見える彼が、小川信太朗にいいように
イジラレる姿は可笑しくてしょうがない。
四季時代は四季時代で良かったが、自由に楽しそうに演じている姿は
観ているこちらが楽しくなってくる。


個人的にちょっとヒットだったのは遊女のお光役の浜田えり子。
まず見た目が好みである(笑)ま、それは置いておいて・・・
先輩である小春を慕っているからこそ、反発してしまういじらしさが良かった。
今度は普通の現代人役でも観てみたいなぁ。
強烈な個性を発するタイプではないけど、良い芝居しそうな気がする。


やっぱりこのレベルの人たちが揃っている作品に間違いはなかった。
そして作品自体も微笑ましい良い作品だった。
こういう良いお話と良いキャストはやっぱりもっとたくさんの人に
観てもらいたいとつくづく思った。
次の機会があるのかはわからないが、是非またチャレンジしてほしいものだ。


今月はあと3本観る予定があるのだが、全部20日以降。
それまではまたこのブログはサボらさせていただきますm(_ _)m

でも次はいよいよ、いよいよ、いよいよ石井亜早実のライブなのだ!!
もはやももクロとかAKB観に行ってるおっさんと何一つ変わらない痛さw
紫陽花河原恋顛末ではないが「ええじゃないか!」w


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Posted on 2014/12/01 Mon. 21:40 [edit]

category: その他舞台

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コメント

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 |  # | 2014/12/03 02:00 | edit

Re: 気になる… 

はい。今月の21日に18時~と21時~の2回あります。
高円寺の小さいライブスペースがある飲み屋さんみたいなところですかね。
1回につき15人くらいしか入れないみたいです。
一昨日発売開始で、その後どうなったかの情報がないので何とも言えないんですが・・・
因みに僕は21時~の方にしましたが、そっちは僕が取った時点では
まだまだ余裕あります、ということでした。
石井さんのメールに直接申し込む形なので、アドレスはTwitterで確認してみてください。
ここに載せるのもなんなので。。。
あ、このページの右側の僕のツイートのところから行けると思います。

紫陽花~は優しい良い作品なので楽しめると思いますよ。
キャストも良かったです!

花代さんのライブは行ったことないんですよねぇ。
今回も気になるところではあったんですが、予定の都合もありダメでした。
ちなみに吉沢さんのライブ情報は今のところありません。
今年はもうないんでしょうねぇ。。。

URL | nalaniconey #- | 2014/12/03 08:01 | edit

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