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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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文章嫌いなくせに長いんだよ  Ordinary Days《2014年6月14日(土)・15日(日)》 

はい、というわけでOrdinary Daysなわけだ。
この作品は昨年観た演目で何作かのベストのうちの一つである。
ベストって1位だけじゃねぇのか?というツッコミはしないでください。
並列で比べられない作品とかがあるので一つには絞れないのだ。

昨年10月以来8か月ぶりの今回の再演。
初演時は何しろ内容が判らないので、「I'll Be Here」という曲と
ほぼキャスト目当てで観に行ったわけだが前回書いた記事の通り、
まさしく文字通りヤラレタのだ。
もうケチつける所が一つもなく(別にケチつけるために観劇してないが)、
ストーリー、キャストの演技・歌、曲と演奏とどれをとっても完璧。

終演後も気持ちが暫くの間ワナワナと震えてしまう作品というのも
そうとう久しぶりだった。
舞台を観始めたころのように、単純にその世界観に感動しまくってしまう
あの感じを味あわせてくれた作品だった。

個人的にはこの作品で初見だった小松春佳という才能を発見したという
収穫もあった。
いや、観たキャスト全員ものすごく良かったわけだが、個人的な好みという
観点で言うと小松春佳は久々の超ヒットだったわけだ。


で、今回の再演。
総勢10名のキャストのうち4名が新しくなった。
そもそもこの作品を観るきっかけだった吉沢梨絵、そして小松春佳は
両方とも再登板。
これはかなり嬉しいことではあるが、この二人が出ていなくても
一度観て良かった作品というのは自分の気持ちがキャストにではなく
作品について行くので、間違いなく観に来ていたはずだ。

今回の会場は日暮里の繊維街近くにあるD-倉庫という小劇場。
前回の上野ストアハウスよりもさらに裏路地を入っていくような場所だ。
140614_1.jpg


2階がロビーで、劇場は1階にある。
会場内の雰囲気は上野ストアハウスと似たような感じだろうか。
キャパもほぼ同じようだ。

今回は14日、15日とキャストを変えて2日連続で観劇。
という今回のキャスト。

<14日(土)16:00~>

クレア  :河野 由佳
ジェイソン:麻田 キョウヤ
デイブ  :北川 理恵
ウォレン :大塚 庸介

<15日(日)19:00~>

クレア  :吉沢 梨絵
ジェイソン:麻田 キョウヤ
デイブ  :小松 春佳
ウォレン :田中 秀哉



一応明日が千秋楽ということでまだ公演が残っているので
ネタバレがダメな方はこの先は読まないようにしてくださいm(_ _)m
それではざっくりとそれぞれのキャストの感想でも。

まずはクレアの二人。
今回初見だった河野由佳。第一印象は「細っっっっっ!!!」だ。
いくらなんでも細すぎじゃないのか!?(笑)
その上身長もあるから余計に細く見える。
足なんかチョップしたらポキッと折れそうだ。
そんな見た目とは裏腹に芯が強そうなクレアだった。
吉沢クレアと比較すると良い部分も悪い部分も含めてより女性らしい。
ちょっとヒステリックな雰囲気もあったりする。
この辺が女性っぽく見える所以だろうか。
なのでジェイソンとの関係もより男と女、という印象がある。
序盤の片付けの所の歌で昔の物を片づけられないシーンがあるが、
この時の表情は吉沢クレアより直線的でわかりやすい。
如何にも過去を背負ってます、というような。
ストーリーを知っている自分はこの時の表情ですでに内心ウルウルと。。。
という意味では効果的だったということか(笑)
初めて見る人にも「何かあるな」と印象に残りやすかったのでは。

ちょっとだけ残念だったのが、終盤のタクシーに乗って逃げるシーン辺りから
ちょっと喉がきつそうな感じになってしまったこと。
「I'll Be Here」にもちょっと影響したかも。
とは言え差支えがあるようなものではなく、この曲で一気にこの物語の
一切合切を持って行くあの場面をあるべき形で演じてくれた。
吉沢クレアと比較してどっちの方がということではなく、
女性らしいクレアだとこの場面はこういう感じなのか、と。
そりゃ抱きしめたくなるよな、と(笑)


そして吉沢梨絵。
初演の時は吉沢クレアしか観ていない事や、その後のライブなどで
「I'll Be Here」などを聞いていることもあり、自分のクレアはこの人が
完全にデフォルトになっている。
四季時代のピコをはじめとして、文七元結の文七、Twelveの8番など
この人ありきにの比較になっているのと同じように、
河野クレアを観るにしてもこの人基準での比較になる。
吉沢クレアと麻田ジェイソンの関係は河野クレアと比較すると
より友達っぽい関係性に見える。
過去に失くした大切な人も、大好きな「旦那」を亡くしたというより
かけがえのない「人間」を失くしたというニュアンスだ。
麻田ジェイソンとの関係性もそんな感じだ。
そのためか色合いというか密度というか濃度というか、何と言えばいいのか
難しいが、伝わってくるものが河野クレアと比較するとより深い気がする。


続いてジェイソンの麻田キョウヤ。
この人も全くの初見だ。
吉沢梨絵のブログなどで「かっこよすぎる」などと書かれていたが、
確かにカッコいい。声も如何にもカッコいい声だ。
戦隊ヒーローものなんか歌ってもカッコいいのではないだろうか(笑)
阿部よしつぐのジェイソンはどこか繊細さを感じさせていたのに対し、
麻田ジェイソンはとにかく大らかだ。
クレアのすべてを微笑みながら受け入れている、という感じだ。
そのせいか前半は大らかというよりは、「ぬかに釘」「暖簾に腕押し」的な
空気を読めないんじゃなくて、空気を読まない暑苦しさも
観方によっては感じてしまうこともあった。
あ、これはダメということではなくて、これはこれで面白い、と。
でも多分、というか間違いなく「ぬかに釘」的なものは意図してないはず(笑)

クレアを全面的に受け入れていく懐の大きさを持っているからこそ
自分の気持ちとクレアの気持とのすれ違いに対する戸惑いは大きくなる。
その戸惑いがMAXに達したところで「I'll Be Here」のクレアからの告白。
そしてそんなクレアを最終的にその大らかさと懐の深さで受け入れる。
う~ん・・・かっこよすぎるのではないか?(笑)
どっからどう見ても良い男過ぎるだろ!
やっぱり「ぬかに釘」キャラクターは生かしてほしい(笑)


次はデイブの二人。まずは北川理恵。
この人は前回も観ている。
前回と同様なのはちょっと子供っぽさがあるデイブだということ。
その子供っぽさというのはこの人の演技の細かいところに起因する。
まぁなんせ色んな細かい芝居を入れてくる。だからちょこまかしているように
見えるのだ。そんな落ち着きのなさが子供っぽく見える。
それが悪いということでは全くなく、それがこの人のデイブだということだ。
きっとさまざまな要素を積み重ねて、積み重ねて、さらに積み重ねて
デイブというキャラクターを作り上げているんだろうと思う。
そしていろんな要素をちゃんと演技に昇華できているというところが
たぶん役者としてはかなり器用なタイプなのではないだろうかと思わせる。
そしてそんな器用なところがあざとく見えないところが非常に上手いと思う。
あくまでも自然体なのだ。
前回との比較で言うと、確実にパワーアップした。特に歌が。
前回も十分すぎるくらいではあったが、今回はより声が太くというか深くなり
その分表現力も増したように感じた。
小松春佳同様に、こんなに出来る人はもっともっと前に出られても
良いのになぁ、もったいないなぁと思う。


そして、そして実は吉沢梨絵以上に今回の自分的な目玉であった小松春佳。
期待通りの歌・演技と期待以上の歌・演技の両方を見せてくれた。
北川デイブ同様に前回よりずっとパワーアップというより深くなっている。
この人の魅力はまずは何といっても歌だ。
物凄く気持ち良く聞くことが出来る歌声。ストレスフリーである。
完全に個人の好みの問題だが、ビブラートのかけ方も心地いいしカッコいい。

前回を詳細に覚えているわけではないが、今回は劇中での歌により表現力が
増していたように思う。
前回でも十分だったがより話すように歌う、という感じで。
歌い方による表現の幅が広がったように思えた。

一番最初にこの人のデイブを観たからということもあるが、
自分のデイブのデフォルトはこの人だ。
小松デイブは北川デイブよりお姉さんだ。如何にもNYにいるお姉さんな感じ。
きれいでちょっと気が強いお姉さん。でも方向音痴であるようなちょっと
抜けたところもある設定がより効果的に見える。
「こうであるべき」という形に捉われていたデイブが変わっていく
屋上のシーンでの歌は感動的だ。
その変化が感動的に見えるのは歌声そのものが持つ魅力もあるし、
堅かったデイブの心がほぐれていく様を見事に表現している演技の良さも
その要因である。
本当にこの人のこのシーンは何とも言えず大好きである。
今となっては「I'll Be Here」より好きかも。

この人は今月末に地元の沼津でコンサートをやるのだが、
観に行ってしまうのだな、これが。もうチケット取っちゃったし(笑)
そこまで行くか!?と思われるかもしれない。というか思われるだろう。
でも実はヨメの実家がその場所から30分くらいの場所なので
知らない場所でもなかったりすることも、沼津まで行くきっかけではあった。
そっちはそっちで楽しみなのだ!


そして最後はウォレンの二人。
まずは今回初見だった大塚庸介。この人はとにかく終始可笑しすぎた。
一応ウォレンはゲイという設定になっていると思われるのだが、
常に口元にハンカチを当ててたり、一番ゲイっぽいウォレンだった(笑)
口元もなんかもごもごしててハムスター的な小動物w
北川デイブとのコンビは小動物コンビ的な感じだった。
ただ北川デイブは肉も食べる雑食であるのに対して、大塚ウォレンは
完全なベジタリアン小動物だ(笑)
まぁウォレンというキャラクター自体が草食ではあるのだが・・・
とにかく今まで観たウォレンの中では一番ふざけてる。
でもそのふざけ方は嫌なふざけではなく、ちゃんとキャラクターを
作り上げるためのふざけ方だ。
だから自分の人生を見つめる姿はより効果的になっているのだと思う。


それから前回も観た田中ウォレン。
前回は前回で良かったのだが、今回は明らかに変わったと思えた。
表現力がなんか深くなっているし、歌もより良くなった。
前回はストレートにマジメ、という感じでお笑い要素も少なかった印象だった。
でも今回はかなりその辺が柔らかく、というか柔軟になった印象だ。
前回からのキャストの中では一番進化が顕著だったかもしれない。
これは嬉しい驚きだった。
この人のウォレンの良いところはウォレンというちょっとふざけた所がある
キャラクターであっても包容力を感じさせるところだ。
なので、実際にはそんな設定ではないと思うが、田中ウォレンがストーリーを
進めているような印象もある。
ストーリーテラーではないけど、物語の推進力みたいな。



キャストの感想ざっくり書くつもりがエライ長くなってしもうた・・・

で、肝心の作品に関してだが、長いので割愛。
というわけにもいかないので今度こそざっくりと。
この作品に限った話ではないが、この作品は特に「まずは観てみて!!!」と
思うのだ。
間違いなく素晴らしい作品であるし、そのメッセージは実際に観て体感して
受け取って欲しいと思う。

今回の公演はもう明日で千秋楽となってしまうが、きっとこの先に再演される
事もあるだろうと思う。というか必ずしてほしい。
その時に観てそれぞれメッセージを受け取って欲しい。

ちなみに自分にとってのそれは一言で言うと「前進」だ。

そしてこの作品の素晴らしいところは作品の芯の太さと強さである。
キャストの感想を読んでもらえばなんとなくわかると思うが、
何と言ってもキャスト全員バラバラだ。
同じ登場人物でも全く違うのだ。でも必ず同じ着地点にたどり着く。
キャストがどんな道順で進んでもちゃんとたどり着く。
この強さがこの作品の素晴らしさの一つであることは間違いない。

キャストが変わって贔屓のキャストが出演しなくてもまた観たい、と
思わせる演目はそう多くない。
四季の場合は作品の良さは前提にあるものの、「このキャストだから観たい」
みたいな感じで、本来四季が意図するところと違う観方だ。
まぁそれだけ回数観てしまっているということもあるが。。。

そんなこれからもずっと付き合って行きたいと思う作品が
このOrdinary Daysだ。


左が前回、右が今回のパンフレット。

140614_2.jpg

いやぁ、それにしても長く書いたな・・・
見直す気力もない。

全部読んだ人いるかな・・・
おれなら読まないな・・・ww


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Posted on 2014/06/16 Mon. 22:09 [edit]

category: その他舞台

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コメント

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 |  # | 2014/06/16 22:38 | edit

Re: 再演不参加の木村さん、染谷さん以外 

何回か観に行ったんですか?そういえば親御さんの反応はどうでした?(笑)

やっぱり小松さんは良いですよねぇ。今回つくづく思いました。
もっともっと活躍してほしい女優さんです。

僕が見たウォレンはこんな感じです。
田中さん→ちょっとなよっとしてる男の子
染谷さん→おしゃれなゲイっぽい人
大塚さん→ホモ(笑)

トークショー良いですねぇ。僕も観たかったです。
吉沢さんのトークショーの時はたまたま仕事の予定が飛んで
時間が空いたんですけど、行けるほど時間の余裕がなくていけませんでした。

そしてやっぱり吉沢さんの表現力はただものじゃないなと。
河野さんがダメなわけでは決してなく。
ただ吉沢さんやっぱすごいな、と。

麻田さんは男に嫌われるタイプです(笑)カッコいいので。
精神的に余裕がある大人の男という感じですね。

やっぱりこの演目は物凄く良いのでまた再演してほしいですね。
その前にScoreの新作も期待ですね。

URL | nalaniconey #- | 2014/06/17 07:48 | edit

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 |  # | 2014/06/17 10:33 | edit

Re: 3回です。 

おぉ、3回も観たんですね!羨ましいです!
小松さん観られなかったのは残念でしたが・・・
親御さんにも気に入ってもらえたようで良かったですね。
親子観劇なんて素敵だと思いますよ!

僕は千秋楽観に行きたい欲求を必死で押さえている最中です(笑)

URL | nalaniconey #- | 2014/06/17 12:09 | edit

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