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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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毎日つまらないと思っている貴方へ Ordinary Days~なにげない日々~《2013年10月20日(日)》 

昨日のウィキッドのレポをアップしてから約4時間半後に
今日(20日)に観た作品のレポートを書き始めている。
さて、このレポがアップされるのは何時間後だろうか?w

この作品を知るきっかけとなったのは吉沢梨絵である。
彼女が出演するというだけで「おぉ、観たい!」となるわけだが、
阿部よしつぐが共演になっているではないか!!
阿部よしつぐは文七元結で初めて観た時に良い役者さんだなぁと思っていて
そのあとも、「Countdown My Life」「Twelve」「ウレシパモシリ」などで
観ている。
全然違うタイプの役をさらりと自然に演じる良い役者だと思う。

この二人が共演するのは去年の「Twelve」以来で、個人的には超豪華キャストw
この意見に賛同してくれる人がどれだけいるのかわからないが・・・w

初見の作品なので例によって前情報(特に内容に関しては)は一切仕入れず
観劇に挑んだ。
知っていることといえば、基はオフブロードウェイ作品であるということと
先日の吉沢梨絵のライブで披露された、この作品のテーマ曲ともいえる
「I'll Be Here」という曲のみである。
ライブのレポでも書いたがこの曲がまたとても良いのだ。
ライブで聴いてるだけでうるっと来てしまうくらいだった。


てなわけで結構な雨が降る中やって来た上野ストアハウスという劇場、
の裏にある駐車場w
131020_1.jpg


で、こっちが上野ストアハウスという劇場の入口。
131020_4.jpg


なんと建物はごく普通のマンション。その地下にある劇場だ。
でもこじんまりとはいているがロビーもちゃんとあって綺麗なところだった。


という今回のキャスト。

クレア  :吉沢 梨絵
ジェイソン:阿部 よしつぐ
デイブ  :小松 春佳
ウォレン :田中 秀哉


物語の内容は先に書いてしまうと思いっきりネタバレになってしまうので
先にキャストの感想を少しだけ。

クレアの吉沢梨絵。
毎回この人の歌と演技は心にグサッと刺さってくる。
この表現力はどこから出てくるものなんだろうか、と。
これだけのものを表現するということは、表現するまでに至るだけのものを
内に秘めているということだと思うので、それはそれは大変なのではないか、と。
技術で出来る部分もあるんだろうけど、演じる役が抱えているものを抱え込んで、
それからこのレベルで表現していくというのは並大抵ではない。
だから最後に歌われる「I'll Be Here」という曲にもその内容に相応しい
意味が込められるんだろうな、と思う。


ジェイソンの阿部よしつぐ。
タイプは違うのだが、舞台上で素じゃないの?というくらい自然に存在していて
且つ吉沢梨絵と同様に歌と演技から表現されているものがある意味生々しく
響いてくるタイプの人だ。
一見飄々としているイメージなのだが、表現されるものは何の役でも熱い。


ウォレンの田中秀哉。
この人は今回初めて知った。歌も演技もしっかりしている。
おちゃらけた感じでいながら、裏ではままならない自分に対する葛藤を抱え
実は物事をしっかりととらえているギャップをしっかりと感じさせてくれた。
吉沢梨絵や阿部よしつぐというベテラン(?)勢と比較しても見劣りしない
良い演技だったと思う。


そして実は今回個人的には一番のヒットというか収穫だったのが
デイブを演じた小松春佳。
こんなすごい人が隠れてたんだ!!と驚いた。っていうか隠れてないってw
自分が知らなかっただけの話なのだが・・・
何がすごいってまず歌がすごい。
スコーンとよく抜ける声で低音も高音もしっかりサラッと歌いきる。
歌だけでも色んな表情を表現している。演技も歌と同じくらい申し分ない。
なんでここまで出来る人がもっとメジャーにならないんだろ?とつくづく思った。
例えば四季でSong&Danceのシンガーなんかやらせたらあっという間に人気者だ。
この人のエルファバなんかも観てみたい。絶対出来そうだ。
いやぁ、良い人を観れて良かった!!
ついでに見た目も可愛くていいw


で、ここからは作品に関して少しだけ。

この先は書いていくうちに激しくネタバレしそうなので、
続きはネタバレOKな人だけ読んでください。




この作品はNYに住む2組の男女のなんて言うことない普通の日常、
まさにOrdinary Daysを描いた現代劇だ。

この作品は作品を通して大きなドラマがあるわけではない。
それぞれに色々と自分に対して抱えているいる2組のNYのカップルの物語が
ピアノ伴奏のみの音楽に合わせて進んでいく。
自分に対して抱えている何か、というのは特別なものではなく
誰もがみんな抱えているようなものである。

過去に引きずられていたり、夢がかなえられていない自分に悩んでいたり、
自分が何を目指しているのかがわからなかったり、大切な人とうまくやって
いけなかったり・・

と書いてしまうとメリハリもなく盛り上がりにもかけてしまうような
印象になってしまうかもしれないが、そこには強いメッセージが込められている。
なんてことない日常がどれだけ大切であるか、つまらないように思える日常も
光の当て方次第でどんな風にでも輝かせることが出来る、ということ。

自分もこの作品は何処に着地するのだろうと考えながら見ていた。
吉沢梨絵のライブ歌われた「I'll Be Here」という曲の歌詞の内容は覚えて
いたのだが、それがどんな風にこの作品につながるのだろうか?と。
歌詞は男女が出会って、結婚するが1年後に旦那さんが何かしらの理由で
いなくなってしまうという内容だった。

アーティストを目指すウォレンが、終盤に自分で作ったメッセージ入りの
紙の束をビルの上からばら撒いたときにハッと気が付いた。
そうか、ここにつながるのか、と。
「I'll Be Here」という曲は12年前の9.11で亡くなった男性と奥さん(クレア)との
物語の歌だったのだ。
亡くなった男性が最後に留守番電話に残したメッセージが基になっている。

ビルから落ちてくる紙屑はまさにあの時の光景だ。
それが別の光を当ててあげると全く違う形になり物語が終わる。
この終わり方のために何でもない日常を淡々(この表現も適当ではないが)と
綴って来ていたのだ。

そんな日常も変えられる、と。


作品が出来るきっかけは切ないものだったのかもしれないが、
とても前向きで暖かい気持ちで終わる非常に良い作品だった。
これが今回だけで終わってしまうのは本当にもったいない。
出来ることならこの先も定期的に上演してほしい演目だ。
久々に泣きそうな胸いっぱいの感じで劇場を後にすることが出来た。


ということでこの作品は明後日(22日)までで終わってしまうのだが、
もう一度観に行くw
毎回当日券はあるそうなので、興味がある人、観に行ける人は是非!!
これ本当におススメです!
131020_5.jpg

ということでこの記事を書き終わったのは、前回の記事から7時間後でしたw


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Posted on 2013/10/21 Mon. 00:08 [edit]

category: その他舞台

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21

コメント

レポを読んで 

「Ordinary days」をムショウに観に行きたくなりました。

四季以外は観劇したことがないのですが、何故か気持ちがざわめくのです。
22日で終わってしまうとのこと。どうしましょう。。。
悩んでしまいます。

nalaniconeyさんの熱い思いが伝わるレポのせいです。
うーん、やはり気になるなあ。

ともあれ、連続レポ、おつかれさまでした。

URL | Anton #- | 2013/10/21 00:26 | edit

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

 |  # | 2013/10/21 03:34 | edit

Re: レポを読んで 

>Antonさん

無性に観に行きたくなったと!?
であれば是非!本当におススメできる作品です。
最後の吉沢さんの曲だけでも観てよかったと思えるのではないかと。
今思い出してもうるっと来てしまうくらい余韻が残っています。
ぜひぜひ~~~~~~ww

連続レポは疲れました。。。
なので来週のウィキッドは飛ばさせていただきますm(_ _)m

URL | nalaniconey #- | 2013/10/21 08:27 | edit

Re: 私も 

本当に良い作品でしたよね。
平田さん×大塚さんコンビだったんですね。

確かにデイブは出番も多いですし、僕が観た回はとにかく小松さんの歌がすごくて
誰がメインというような作品ではないですが、デイブがメインなんじゃないかと
思ってしまうくらいでした。
でも・・・「I'll Be Here」で一気にがばっと持って行かれますね。
そっか、そういうことか・・・と。

確かにお昼の公演は時間的にしんどいですね。
僕もそんなに近いわけではないので。
それに観劇後に外が明るいのもちょっと(笑)
でも劇場に近いところなんかに住んだらそれはそれでとんでもないことになりますw

実際に観るまでは、と思ってブログは拝見していなかったのですが
後で拝見させていただきますね!

URL | nalaniconey #- | 2013/10/21 08:34 | edit

・・・。 

オススメの作品との事ですが、
はい、作品としてはその通り!
と思いますが、
『吉沢梨絵』を観にいった自分にとっては・・?
魂が病んでいるのか(汗)、『梨絵サン』を観たぁ☆
っていうなんともいえないあの満足感が・・
薄い・・

なんでしょうかこの感じ

生ピアノに、
進行を握られ、枠をきっちりはめられた今回、
次から次に流れる場面に、ある意味、歯車の一つにならざるをえなかったのかなと・・・

人それぞれ、楽しみ方は、千差万別です
自分は、
枠にとらわれず、余白の部分に特化して、
自由に演じる梨絵サンに魂を、わしずかみされてきたんだと、気付かされた、二度観た感想でした

URL | 松 #- | 2013/10/21 13:03 | edit

Re: ・・・。 

>松さん

なんかそのお気持ちよくわかります。
何をもってその作品&キャストに挑むかで満足感も変わりますよね。
僕の場合はきっかけはもちろん吉沢さんだったんですが、
見ていくうちにどっぷり作品にハマれました。

最初から最後まで途切れる間がない音楽で進行してしまうので
吉沢さんのあの独特で自由な「間」だったりを楽しむことはできなかったですね。
「枠にとらわれず余白の部分に特化して」というのもわかります!
上手い表現ですね(笑)

ハマれるハマれないも含めてやっぱり生の舞台ならでは、ということなんでしょうね。。。

URL | nalaniconey #- | 2013/10/21 13:30 | edit

観てきました! 

nalaniconeyさんの強い?お勧めもあって、同じキャストにこだわって22日最終公演を選び、観てきました!

吉沢梨絵さんも含め、全てのキャストが初見でしたが、後からじわっと感動が込み上げてくる素晴らしい舞台でした。

「I'll Be Here」では吉沢さん、阿部さんお互いの溢れ出す涙の相乗効果もあって、私はウルウルどころか、もう嗚咽状態でボロボロでした。

それにしても、吉沢さんは当然のこと、全キャスト素晴らしい歌唱力でした。小劇場での観賞は初めてでしたが、今日は私にとって"Unordinary Day"になりました。

なお、何にでも影響されやすい私は、帰りに上野のスターバックスに寄って帰りました(笑)。

本当に観に行ってよかったです。感謝です!!!

URL | Anton #- | 2013/10/22 20:25 | edit

Re: 観てきました! 

>Antonさん

きっと行かれるんだろうなぁと思ってました(笑)
気に入っていただけたようでなによりです~。
観劇後もじわじわと来るつくづく良い作品ですよね。

「I'll Be Here」で阿部さんも涙流してたんですか!?
僕が観た2回はそんなことはなかったです。
他の作品で阿部さん観た時はボロボロ泣いてましたけどw

僕は今日が2回目だったので、ストーリに追われることがなく
登場人物それぞれの心情がよりストレートに入ってきました。
そしてやはり「I'll Be Here」はウルッと。
というかその前に紙を投げている時点で・・・w

本当に今回のキャストの歌唱力は素晴らしいですね。
よくこれだけ集まったなぁ、と。
四季ももちろん良いんですが、こういう小劇場の良さもまた良いのではないでしょうか。
会場内の空気が濃密になりますし。

ちなみに僕はスタバ行ってませんw

URL | nalaniconey #- | 2013/10/22 21:20 | edit

涙きらりと 

横顔でしたが、阿部さん、確かに涙を溢れさせていました。

舞台ライトが二人の姿を浮かび上がらせる中で、お互いが涙を流しながらしっかりと抱擁するシーン、そして、その時の二人の表情が目に焼き付いて忘れられません。
「Ordinary Days」の名シーンですよね。

確かに、歌唱力もあったけれど、相当の演技力なくしては表現できない日常の生活シーン。。。そして、あの結末。。。

今も感動が心地よい余韻として残っています。


URL | Anton #- | 2013/10/22 22:45 | edit

Re: 涙きらりと 

>Antonさん

なるほど。。。最終公演ということでそれまで以上に感情が高ぶったりしたのかもしれないですね。
そりゃ泣きますよね、あのシーン。。。

はい。キャストは全員歌も芝居も文句付けることろがどこにもありません。
全部で6人のキャストを観ましたが、全員素晴らしかったです。
サラッと進行しないと「Ordinary」な感じにならないですもんね。
サラッとしているように見せられる演技力、ですね。

これを機会に小劇場へも足を運んでみてください。
次のおすすめはこれです。
http://www.tiptap.jp/TipTap_HP/Home.html

阿部さん、吉沢さん、上田さん(元四季)が共演する作品です。
今度の作品は新作なのでどんな感じなのかは全くわからないんですが、
ここの作品も良いですよ。以前観た作品は音楽も素晴らしかったです。

URL | nalaniconey #- | 2013/10/22 23:21 | edit

ノメリ込みそうで 

「Second of Life」のご紹介ありがとうございます。
Cチームで時間の合う日に行こうかなと思っています。

オフブロードウェイ作品って何かハマってしまいそう。。。

URL | Anton #- | 2013/10/23 22:55 | edit

Re: ノメリ込みそうで 

>Antonさん

「Second Of Life」はこの劇団の新作なんで何とも言えないですが
良い作品だと良いですねぇ。

オフブロードウェイ作品、というか小劇場の作品も良いものであれば
四季に負けないくらい浸れますよ。
小劇場ならではの濃密な空間を楽しめます。
僕はもうずっぽりとハマってますw

URL | nalaniconey #- | 2013/10/24 01:13 | edit

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