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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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ユニコーンガンダムは可能性の獣、ゴッホは可能性の虫 遠い夏のゴッホ《2013年2月16日(土)ソワレ》 

近頃は四季劇場以外の劇場での観劇がだいぶ増えてきている。
たいていの場合は初めて行く劇場だ。今回も初めてのここ。
130217_1.jpg

赤坂ACTシアターである。東京に生まれてうん十年になるが初めてTBSにやって来た。
そんな今回の演目はこれ。
130217_2.jpg

松山ケンイチの初舞台作品ということで話題(だよね?)の「遠い夏のゴッホ」。
元々松山ケンイチの芝居には興味があった。
すべてを観ているわけでは決してないのだが、クラウザーさんやらオタクっぽい人やら
変な探偵やら銭ゲバやら・・・と思えば歴史上の人物やらと、とにかく幅が広く
おかしな役も多い。
自分が観た範囲では、どの作品でも役と松山ケンイチの個性の両方が
それぞれ立っていて良い役者だなぁとは思っていた。

で、ヨメがマツケンフリークだったこともあり、先行発売でチケット予約。
最前列とまではいかなかったがかなりの良席を取ることができた。

それにしても初舞台作品で演じるのがセミ、というのが如何にも松山ケンイチらしい。
結構キケンな匂いがしないでもなかったが、どんな演技をするのかは
非常に楽しみだった。

それにしても有名人が出演する作品には普段目にすることがない花が飾ってある。
今回の収穫はこれ。
130217_4.jpg
キムタクの花!


という今回のキャスト。

ゴッホ(ユウダチゼミ)     :松山 ケンイチ
ベアトリーチェ(ユダチゼミ)  :美波
アムンゼン(ユウダチゼミ)   :筒井 道隆
ホセ(カレハミミズ)      :吉沢 悠
イルクーツク(ゴイシクワガタ) :石川 禅
ブックハウス(ネムリガエル)  :田口 トモロヲ
エレオノーラ(ヤマアリ)    :安蘭 けい
ゼノン(ヤマアリ)       :手塚 とおる
バンクフォー(ヤマアリ)    :竹下 宏太郎
スタスキー(ユウダチゼミ)   :福田 転球
セルバンテス(サーベルカマキリ):細貝 圭
ブリギッタ(ユウダチゼミ)   :彩乃 かなみ
ジンパチ(ダンガンバチ)    :小松 利昌
ラングレン(シマシマグモ)   :保村 大和
アンドレイ(ツノカブトムシ)  :鷲尾 昇
スチュアート(ユウダチゼミ)  :和田 琢磨

という感じで全員虫である。
しかも名前がついている役の人も複数の役をこなす。
これは主役の松山ケンイチも例外ではなく、最初はアリとして登場した。
不思議な雰囲気で幕が開けるので最初は混乱するかもしれない。

出演者は全員虫だがライオンキングのようにお面を被ってるわけでも
パペットを操るわけでもないので、最初は観ただけではだれがどの虫かは
わかりにくいかも。
でもちょっとして作品の雰囲気に慣れてしまえば、それぞれの役にちゃんと見えるし
ちょっとした小道具でそれらしく見えてくる。


内容に関してはまだ公演中の演目なので詳細には触れないようにする。
作品から何を感じ取るかは観る人次第だし、感じることが難しい作品かもしれない。
個人的には「可能性」ということを感じ取ることができた。
終演後にちゃんと読んだパンフレットで、作者である西田シャトナーの
挨拶文でもそのようなことが書かれていた。

確かに世間で考えられている常識はそう簡単に変わるものじゃないし
変えられるとは思えない自然の摂理というものもある。
でもそれに疑問を持つことはできるし、疑問を持つことによって変えていける
『可能性』は確実に存在する。

決して派手な作品ではないし、面白おかしい作品でも俗にいう大作でもない。
大感動するわけでもない。
でも自分は観劇後に自分の世界が広がったというか、広げていけるような
解放感というか力を感じることができた。
そういう意味で自分にとってはかなり影響力が大きな作品だった。
そんなことを感じさせてくれた良い作品であり、良いキャストであった。


この話しとは全く関係ないが、今自分がガッツリハマっている
「ガンダムUC」のテーマと相通じるものを感じている。
ガンダムUCに出てくるユニコーンガンダムは「可能性の獣」と言われているが
松山ケンイチ演じるセミのゴッホは「可能性の虫」といったところか。
って、こんなこと書いてもこのブログを読んでくれている人たちには
「?」が山盛りなのは間違いないだろうなぁw


ということで、気になったキャストの簡単な感想をちょこっと。

まずは主人公ゴッホの松山ケンイチ。
向井理や三浦春馬を観た時のような役者オーラというか存在感は出していない。
この二人も出そうとしているわけでないないと思うし、見る側の勝手な思い込み
かもしれないが、舞台に立っているだけで凛とした存在感を醸し出している。
それに対して松山ケンイチは役になりきることで松山ケンイチであることを
殺しているような印象だ。
逆説的だがそんなところが松山ケンイチらしいとも感じた。

だが劇中のあるシーンで「この人は主役をやるべくしてやっている人なんだ」と
演技で感じさせてくれた。
そんな特別なシーンではなかったのだが、ゾクッとくるような演技だった。
やっぱり良い役者だ。
今まで映像では感じたことがなかったのは、映像だからなのか演じ方なのかは
わからないが・・・
今後も映像がメインなんだろうが、ぜひ違う作品でも観てみたい。


ベアトリーチェの美波。
この作品観るまでこの人のことは知らなかった。
映像も舞台も両方出ているようだが、見た目も演技も含めて舞台の方が
映えるタイプの人なんじゃないかと思う。
決してすごい美人とかかわいいというわけではないが、舞台上ではとても
魅力的に見えた。


アムンゼンの筒井道隆。
この人はテレビで見たまんまだった。演じたキャラクターがこの人に近い
設定だったのか、この人が演じると何でもあんな感じになるのかはわからないが
多分後者のような気がする。
ぼそぼそっと演じているのか素なのかわからない演技をする。
一歩間違えると下手くそに見えてしまいそうだ。
他の役で観てみないと何とも言えないなぁ。


ホセの吉沢悠。ブラッディ・マンデイとかJINとかで観ている。
この人は見た目が良いので二枚目とかも普通にこなせそうだが
今回のホセは登場人物というか虫の中で一番おかしかった。
おかしなキャラクターを見事に演じていた。
如何にも舞台人というような押しの強さというかアクの強さはないが、
しっかりと存在感は主張しつつ演技もうまいなぁ、と。
この人は別の舞台も見たいと思わせてくれる良い演技だった。


個人的にヒットだったのはジンパチの小松利昌。
如何にも舞台の人という感じだが、演技は抜群の安定感。
安定感というと面白味がなくなってしまいそうだが、
決してそんなことにはならないだろうなという感じの、良い安定感。
安心してみていられるタイプの人だと思う。


あと、驚いたのはゼノンの手塚とおる。この人は「悼む人」で観ている。
「悼む人」の時は個人的にはちょっと舞台人臭さが鼻につくというか
アクが強すぎかなぁという印象もあった。
ところが今回はそんなアクの微塵もない別人っぷり。
休憩時間に確認するまでゼノンがこの人だとは気付かなかった。
存在感から声色からすべてにおいてゼノンに成りきっている。
これは素晴らしい。まさにプロの演技という感じだった。


ストーリーとしてはシンプルな方だとは思うが、その分難しいところもある作品だ。
だが感じられるものは必ずあると思うので、興味がある人は是非観に行ってほしい。
130217_5.jpg


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Posted on 2013/02/17 Sun. 23:42 [edit]

category: その他舞台

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17

コメント

 

友達が全く同じ時に見に行ってました。
4列目って言ってたから、かなり近かったかも?

松山ケンイチはいわゆるイケメンの中のイケメンではないと思ってるので、華々しくはないけど、どんな役もこなしてしまう、息の長い俳優さんになりそうな感じがします。
作品自体はちょっと苦手かも?と思うのですが、出演者がいいですね~
相変わらず映像メインの方々が舞台やるのには抵抗あるんですが、見習って?もうちょい視野広げてみようかな~と思いました。
それにしても、私は今月の観劇ゼロになりそうですよ(笑)

URL | 朋美 #- | 2013/02/18 00:29 | edit

Re: タイトルなし 

>朋美さん

お友達が4列目!えっと、僕も4列目でした。
割れたところでどうってことない面が割れたか!?(笑)

そうなんですよね。マツケンはどんな役でもこなしてしまいそうですね。
良い役者さんです。
演じることに対して実直な感じがして好感が持てます。

四季以外の舞台を見に行くと、目当てのキャストはもちろんなんですが
初めて見る役者さんで良い人がいると嬉しくなるので、
たまにはそういう舞台を観に行くのも良いかと思います。

今月ゼロですか!?またまたぁ(笑)
きっと今日のキャス変で良いところ来たりするんじゃないですかねぇ。

URL | nalaniconey #- | 2013/02/18 08:26 | edit

 

おお!行かれたんですね!
私も来月行きます!
趣味が合いますね。って別に私に言われても嬉しくないですね(笑)

私、松山ケンイチさんのL(デスノート)が大好きなんです!(*´∀`*)
映画館ではなくてDVDを上下続けて観たんですが、
一晩で3回観てしまいました(もちろん徹夜→当時は仕事もしてたのでその後出勤)

筒井さんも吉沢さんも好きです!
吉沢さんは舞台で観るのは初めてかなあ。

松山ケンイチさんは、カメレオン俳優と言われてますが、
まさかセミ?と思いました(笑)
最初は画家のゴッホの話かと思ってたんですよ。
それで、あんまり興味なかったんですが、
(三谷幸喜さんのゴッホの舞台は観に行きましたが)
「セミ」と聞いて…。どんな話だ…と気になってチケット取りました(笑)

オーラがないというのはなんだか想像できる気がします。
オーラ、消してそうです。

キムタクからのお花!すごいですね!初めて見たw これは貴重な一枚ですね!
東京・大阪と公演のある舞台は、大阪はあんまりお花ないんですよ。
ファン一同とかローカルテレビ局くらいしか。

登場人物が多く、ストーリーも難しそうなので
私の頭で理解できるか心配です…。

あと、私がレポ書く時、キャストをコピペさせてもらっていいでしょうか?←またか(汗)

今週末のオペラ座の怪人レポも楽しみにしています!

URL | なにわのねこ #41Gd1xPo | 2013/02/18 22:04 | edit

Re: タイトルなし 

>なにわのねこさん

はい~、行ってきました!
ほんと趣味が合いますねぇ。
色んなことに対する興味が人とはちょっとズレている気がしているので、
仲間がいると助かります(笑)
あ、これって逆に失礼か!?

確かにLのあの台詞回しはすごいなぁ、と思いました。
しっかり作り上げてこそですよね。
変に気負った感じはなく、そこに自然体でいる感じでナチュラルに
役になっていることろあたりがカメレオンなんでしょうかねぇ。

吉沢さんは絶対ちょっと変な役の方が似合うと思います。
とは言っても役者さんですから二枚目やったらそれはそれでかっこいいんでしょうね。

花はこの手の作品に行く時の楽しみになってます。
今回は特に多くて、壁に紙で一覧表みたいに貼り出されてましたw

ストーリーは難しくないですよ。
シンプルだと思います。その分そこから何を感じるかは逆に難しいかもです。

キャストのコピペはどうぞ!
今回は公式ページからのコピペが出来なかったので、すべて手打ちの力作です(笑)

URL | nalaniconey #- | 2013/02/19 08:03 | edit

大阪初日は満員御礼 

観てきましたよ~!
松山ケンイチ、この人やっぱりすごいですね、
熱演という言葉に当てはまらないくらい、
演技というよりもうその役そのものに入り込んでました。
瀕死の状態でノリツッコミとか、ありえないのにありえてしまうのがすごい。

個人的には、カマキリさんがかっこよかったです(笑)

URL | なにわのねこ #41Gd1xPo | 2013/03/07 23:25 | edit

Re: 大阪初日は満員御礼 

>なにわのねこさん

おぉ、観に行かれたんですね!
というかもう東京終わってたんですね(笑)

松山ケンイチは熱演という言葉が似合わないですね。
ある意味熱演なんでしょうけど、それを感じさせないくらい役になってますからね。
今後もちょくちょく舞台やってくれるといいですね。

カマキリさんですか(笑)
確かに彼はかっこよかったですねぇ。
全然カマキリのかっこではないのにカマキリに見えるのが良かったです(笑)

URL | nalaniconey #- | 2013/03/08 13:07 | edit

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