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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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よ!さすが元四季トップ俳優! ジキル&ハイド《2012年3月17日(土)ソワレ》 

劇団四季でトップ俳優だった石丸幹二が退団して早5年。
この間色々な舞台になどに出演しているが、一度も観たことがなかった。
よくよく考えてみれば、四季在籍時にも実は数回しか観ていない。

自分がよく四季を観るようになった頃には石丸幹二が出演する舞台は
けっこう限られていたし、その演目の公演期間も短いものばかりだった。
『異国の丘』、『アスペクツオブラブ』でしか観ていない。
しかもその頃は自分の観方も今みたいな回りくどい観方ではなく
良く言えば素直に、実際は何も考えずに観ていたので、
石丸幹二がどういう俳優かと言うのは実はわかっていなかった。
見た目や役のイメージから「由緒正しいプリンス」というイメージくらいしか
もっていなかった。

今回のジキル&ハイドも恐らく濱田めぐみが出演しなかったら
観ていなかったかもしれない。
個人的な一番の目的は濱田めぐみではあったものの、今回は石丸幹二と言う
俳優を改めて認識すると言うもの観劇の目的となった。

また、『ジキル&ハイド』という演目自体にも何の予備知識も持ってなかった。
もちろんこの話しの存在自体は昔から知っているのだが、わかっているのは
ジキルがハイドになってしまう2重人格者と言うことくらいだったので
どんな物語なのかを今回初めて体験できる。


暖かくなるはずが一日中冷たい雨が降り続いたこの日の天気。
めちゃくちゃ久しぶりに銀座界隈をブラっとして、ちょっと疲れたので
フラッと入った喫茶店。
店の真ん中にNゲージのジオラマが!
久しぶりにこういうの見たからテンションアップ↑www
120318_1.jpg

体も気持ちも温まったところでいざ劇場へ。
無料招待で観に行った「エルコスの祈り」以来、10年近くぶり(?)の
日生劇場はロビーの造りがよくわからん。。。

という今回のキャスト。

ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド :石丸 幹二
ルーシー・ハリス           :濱田 めぐみ
エマ・カルー             :笹本 玲奈
アターソン              :吉野 圭吾
ストライド              :畠中 洋
執事プール              :花王 おさむ
ダンヴァース卿            :中嶋 しゅう


いつもなら濱田めぐみから!と行きたいところなのだが、
今回は約2時間半の作品中ほぼ出ずっぱりで、ジキル/ハイドを熱演した
石丸幹二から感想を。

ジキルの時は自分の今までのイメージに近い、まさに石丸幹二。
自分の研究に没頭する一見スマートな科学者。
ただしその研究に対する執着心や、自分の考え方に固執している面、
自分を認めない人間を許そうとしないところなど、ハイドに繋がる伏線を
垣間見せる。
人間から悪の面を消すことができれば、という考え方自体に危険なものを
感じさせる。

なるべくしてハイドになってしまうジキル。個人的にはジキルの時よりも
ハイドになった時の方が魅力的に感じた。
今までのイメージとのギャップが大きかったためだろうか。
自分にとっては新しい石丸幹二が観れたようで、とても良かった。
そして、その演技力はさすがの一言。
入れ替わり立ち代りでジキルとハイドが交互に現れる所などは鳥肌ものだ。
これだけの力を込めながら2時間半近く演じ続けられる力というのは物凄い。
改めて石丸幹二と言う俳優のすごさを見せ付けられた。
正統派で二枚目なんだけど、個人的には今ひとつガツっと来ないという
勝手なイメージが完全に払拭された素晴らしい演技だった。

ただこの作品に限った話しでは無いのだろうが、この作品は特に主役である
ジキル/ハイドに求められるものが大き過ぎるような気がする。
その時の出来次第(このレベルの人たちで不出来はないだろうが)で、
作品の印象がガラリと変わってしまいそうな辺りに、作品自体の危うさは感じた。
この規模の作品の割にはけっこうリスキーだなぁ、と。


そしてそもそもこの作品を観に行く目的であった濱田めぐみ。
作品の成り立ち上の問題なのだが、濱田めぐみとしての存在感を
如何なく発揮という感じではなかった。
もちろん歌は相変わらずの存在感だったし、見事にルーシーになっていた。
ただ、ジキル/ハイドとルーシーの関係性にあまり必然性が感じられなかったことが
今ひとつルーシー=濱田めぐみにのめり込めなかった一因ではあった。
自分が期待し過ぎなんだろうが、濱田めぐみならではを感じ切れなかったのは
残念だった。

ただこの作品はあくまでもジキル/ハイドありきの作品なので、
エマも同様だがあまり前面に出過ぎてもダメなんだろう。


エマ役の笹本玲奈。
去年のブロードウェイミュージカルライブで歌だけは聞いたことはあった。
その時は、歌はめちゃくちゃ上手いけどちょっとクセというか
押しが強そうな気がしたというか、ちょっと苦手かも、と思っていた。
が、今回は全くそんなことは感じなかった。
歌は抜群の安定感だし、力強さもあるし説得力もある。
メインキャストを演じるべくして演じている実力派だと思った。


全体的にはボニー&クライドの時に感じた、アンサンブルのバラバラ感や
纏まりに欠けた感じは今回は全く感じなかった。
ただ四季の舞台に慣れ過ぎてしまっているためなのか、カンパニーとして
訴えかけらるようなものが感じられなかったのは残念だ。

ストーリー的には説明不足というか、上記のジキル/ハイドとルーシーの
関係性が不明瞭だったり、ラストのシーンは余計だった気もするしと
気になるところもちらほらと・・・
まぁこの辺は全く予備知識も持たずに観ているせいもあるだろうけど。


それからワイルドホーンの音楽は、その場で聴いていると良い曲だと思うし
カッコいいとも思うのだが、観劇後にあまり余韻が残らない。
この辺は好みの問題だとは思うが・・・
あと曲の盛り上げ方がちょっとパターン化されているのもちょっと気になる。
曲後半での転調が多すぎると思う。


ジキル/ハイドを演じた石丸幹二はもちろんのこと、濱田めぐみや笹本玲奈も
本当に良かったのだが、じゃぁまた観よう!という風になれないのは
そんなところに原因があるのかも。ちょっと消化不良気味。


キャストの素晴らしい演技と消化不良感が入り混じった『ジキル&ハイド』だった。
120318_2.jpg


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Posted on 2012/03/18 Sun. 23:44 [edit]

category: その他舞台

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18

コメント

 

残念、わだしはその前の週でした。
今週末メグ様を最前列で見てきますよ(・∀・)
作品はともかく、メグ様見たさの再訪です。いやー藤原紀香とキャス変してそっちに出てくれてもおk(≧▽≦)

URL |  #- | 2012/03/19 16:24 | edit

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 |  # | 2012/03/19 19:38 | edit

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 |  # | 2012/03/19 20:31 | edit

Re: タイトルなし 

>すいませんどなたかわかりません

なんと最前列!!どうやって取ったんですか????
やっぱり会場がちょっと大きすぎるのも問題だと思うんですよね。
入り込めにくいというか。。。
それにしてもあの会場で最前列なんて羨ましすぎます・・・

URL | nalaniconey #- | 2012/03/19 20:48 | edit

Re: マシュウ(ー?)&マリラ役の方々が・・のニュースに 

確かにこの週末はマシューとマリラの話題が先行しましたね(笑)
タバコを吸うなんて四季の舞台だと考えられないですね。
ユタの台詞も変わっちゃったくらいですから。

笹本さんはどうなんでしょう。あれも演技なんですかねぇ。
歌は迫力あったし。。。
Some One Like Youってどんな曲でしたっけ?って説明できないですよね(笑)
パンフレット見て確認したんですが・・・

濱田さんのソロコンサートはチケット取りましたよ。
まだ手元に来てないので席はわからないですが。
他の作品も気になりますよね。ボニー&クライドの演出家がかかわっているのが
ちょっと懸念事項ではあるんですが(笑)

URL | nalaniconey #- | 2012/03/19 20:57 | edit

初めまして。 

初めまして。
トゥエルブの稽古見学された時にツイッターでこのブログを知り、
それから遡っていろんなレポを拝見させていただいております。
いろいろ、「そうそう!」と思うことが多くて興味深く拝見させていただいております。

ジキルとハイド、石丸さん見たさに東京まで観に行ったのですが(私は大阪在住です)
私はすごくはまって、大阪公演を2公演追加して取ってしまいました。
確かにラストのシーンはうーん??って感じでしたが^^;
ちなみに先週e+で「大阪公演関係者席を放出のため良席確定」というのがあって、
前から2列目が取れました。

ジキルとハイドの観劇レポ、私も書きましたので
もしよろしければ遊びに来てくださいヽ(*´ー`*)ノ
http://naniwanoneko.blog32.fc2.com/blog-entry-3208.html#more

URL | なにわのねこ #41Gd1xPo | 2012/03/20 13:48 | edit

Re: 初めまして。 

>なにわのねこさん
初めまして!書き込みありがとうございます。

わざわざ大阪からお疲れ様です。
前から2列目なんて言う良い席が後から放出されたりするもんなんですねぇ。
きっと大阪の頃はもっとこなれてくるでしょうね。

ブログ拝見しました。
僕も「そうだよなぁ」と共感出来るところが多かったです!
特に濱田さんの色気のないところ(笑)

またよろしくお願いします~

URL | nalaniconey #- | 2012/03/20 21:07 | edit

 

こんにちは!
私もジキハイ観てきました♪
濱田さん目当てでチケット取ったのですが、MMSで石丸さんの『時が来た』をきいて、石丸さんにシフトしてしまったくらい石丸さんに惹かれました。
私もハイドを演じてる時の方が魅力感じましたね~
対決でのジキルとハイドの入れ替わりが凄すぎて、私はリピしたいなぁ、と思いました!
(日程的余裕なくてダメでしたが)
濱田さんのルーシーとの関係性はおっしゃるとおりだと思いました。
ジキルに惹かれるルーシーは、理解できても、ハイドに対してはよくわかりませんでした。
でも、すごい歌唱力で、石丸さん同様すごく感激しました☆
濱田さん、ボニーといい、こういった路線じゃなくて、もっと共感出来る役も回ってきたらいいなぁ、と思います。

URL | 朋美 #- | 2012/03/25 11:51 | edit

Re: タイトルなし 

>朋美さん
もちろん濱田さんも笹本さんも良かったんですが、
ジキハイはやはり「The 石丸ショー」ですよね。
観ながら思いましたが、毎日あれを演じるパワーってものすごいですよね。
精神的にもやられそうで…

濱田さんは夏の演目とソロコンサートに期待ですね。
夏の演目は演出家が懸念事項ですが(笑)

URL | nalaniconey #- | 2012/03/25 13:18 | edit

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます

 |  # | 2012/04/08 11:42 | edit

Re: ~おひさしぶりです~~ 

ども、お久しぶりです!

ジキハイ行かれたんですね。
まさにザ・幹二ショーなので満喫できたのでは?
冒頭のトラブルは残念でしたがこれも生の舞台の醍醐味ということで(笑)
確かに作品的にはちょっと・・・・という感じは残りますよね。
ボニクラもそうですが、ワイルドホーンの作品はこんな感じなんでしょうかね。
それとも日本側の演出の問題か・・・

鴨川でお花見!!
なんと贅沢な・・・・羨まし過ぎです。
そういえば去年3月末に行ったときは寒くて桜はまだまだだったんですよねぇ。。。

水族館は僕もテレビで見ましたよ。
今度京都に行くときはいきたいと思います~

URL | nalaniconey #- | 2012/04/09 09:22 | edit

 

こんにちは。お返事が遅れごめんなさい。とあるファンクラブ会員さんに譲っていただきました。
サイドでしたが、カテコ時の楽屋が見えて、次のカテコあるかどうかが判っておもしろかったです。
ルーシーがハイドに惹かれるのは、何となく判る気がしますが、説明不足な感
は否めません。
また、ルーシーの死はハイドを消す事が結局出来ず、犬死にだった気がします。
また、音響がいじり過ぎ。濱田さんは音響抑えて生声で聞きたかった!
そんなわたしは現在アイーダヘヴィロテ中です(笑)

URL | orenvalley #QUgIroB. | 2012/04/19 10:18 | edit

Re: タイトルなし 

>orenvalleyさん

他の作品も見てみないとなんですけど、ワイルドホーンの作品はちょっと独りよがりな感じがしますね。
それが説明不足とか脈略のなさに繋がっている気もします。
音響は四季劇場以外はみんなあんな感じですよね。音が響きすぎて聞き取りにくいです。
四季以外の作品見ると四季の良い部分もわかりますよね。

アイーダ早く観たいなぁ。。。
一応来週の予定です。

URL | nalaniconey #- | 2012/04/19 14:34 | edit

嬉しいですね 

一生懸命拝読。

このお芝居、日生劇場の横を通りながら
「観たいなぁ」と何度も思った(笑い)

この作品の主役が務まる俳優って、今、いるのね。あぁ、やはり
元四季の人なのか・・と。 

まずは、石丸さんの演技のすばらしさをお聞きして
とっても嬉しいです!
きっと、この役、きちっと出来るのは、今の演劇界では石丸さんだけ!という評などもあるのでしょうね。
本人も、思い存分「自分」を披露出来る嬉しさに
浸って?
この作品、主役にかなりの力がないとどうにもならないですよね。
再演の可能性、大なのかしら?
その時は、ワタシも是非!!


ふむ・・。
俳優陣の実力の高さと、脚本のバランスが悪くて、消化不良を。
なるほどなるほど。
コレ、イヤですよね~(笑い)

少し前に、歌舞伎俳優の赤毛物を観たのですが、
確かに主役の歌舞伎俳優さんはすばらしいのですが、準主役とか脇役さんが、お粗末で・・。
これで良いの????って。

良い演劇ってなんだろ??と考え込んで
しまって(笑い)

はい、いろんな演劇があって良いと思います。

ワタシも、早く、いろんな演劇を楽しめる余裕とか柔軟性を、身につけたいですわ~。







URL | リコ #- | 2012/06/06 22:09 | edit

Re: 嬉しいですね 

>リコさん

一生懸命拝読、ありがとうございます(笑)

石丸さんの前のジキル/ハイドである鹿賀丈史も元四季だったりしますが
この辺の人たちになるともう関係ないかもですね。

やっぱり何度も通いたくなる舞台って、作品と役者の良い演技が
如何に昇華していくかなんだよなぁ、と感じさせられた作品でした。
どうも僕はワイルドホーンとは相性悪いみたいで・・・
近々始まる舞台で興味があるものがあるんですが、その作品もワイルドホーンなので
ちょっと躊躇しているところです。

僕は四季以外を観るようになって舞台に対する考え方とかもだいぶ変わりました。
良い舞台はたくさんあります!

URL | nalaniconey #- | 2012/06/07 09:27 | edit

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