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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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おばあちゃんが憑依する21歳の女子  文七元結 The Musical《2014年10月25日(土)・27日(月)》 

今現在、四季の手持ちのチケットなし。去年までとはえらい違いだ。
ここ数年四季以外を観る機会がどんどん増えて行ったが、
今年は四季の観劇数をとっくに超えてしまっている。

暫く四季はないかなぁ、などと思っていたタイミングでの新作の発表。
あ、「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」の方ね。
発表の中で『ソング&ダンスの系譜を継ぎながら』と書いてあるが、
ソング&ダンスにしなかったのは何か理由があるんだろうか。
もしかしてダンスがなくて「ソング」だけとか?w
それとも単純に演目としての見た目の問題だろうか。
まぁ、ともあれ取りあえず久しぶりの先行発売への参戦になりそうだ。


そんな自分が四季から遠ざかる、いや、四季以外をよく観るようになった
きっかけであるのが今回観た「文七元結」である。
四季の舞台でしか観たことなかった人たちが、まさに目の前で熱演するという
すごい贅沢感に浸れる濃厚な空間にヤラレタのだ。
そして観終わった後に気持ちが温かくなる作品自体も素晴らしかった。
あの満足感にすっかりはまってしまい早3年。まだ3年?
まだ桃か栗、というところか。柿はまだ遠いな。。。

この「文七元結」という作品はその後も毎年公演を重ねて来た。
公演を重ねる中で歌が入るようになったり、プロレスが入るようになったり
エンターテインメント性を強調する部分が増えていった。
そんな部分をただ単純に面白おかしく観るのもアリだと思う。
それからキャスト目当てで観るのもアリだと思う。
目の前で好きなキャストの素晴らしい演技を観ることが出来るというだけで
チケット代以上の価値がある。
でもこの作品が毎年公演を重ねてこられる要因はそんな面白おかしい部分や
キャスティング以外にあるんじゃないだろうか、とも思う。
そうじゃなければ毎回お客さんがちゃんと入ったりしない。

なので、今回は新しく加わったキャストや俳優業からの引退宣言をした
望月龍平の芝居を堪能するのもちろんだが、そもそもこの作品を
初めて観た時に感じたことを、今でも感じることが出来るのかという
テーマを持って観劇に臨んだ。


ということでやって来た学芸大学駅のすぐ近くにある千本桜ホール。
141028_3.jpg

なんとも分かりずらい入口である(笑)
のぼりがなかったら絶対にわからない。たまたま一緒の回を観た友人は
通り過ぎてしまったらしい。
キャパは40の小さい会場だが、客席はちゃんと壇になっているので
観にくい席はないんじゃないかと思う。


という今回のキャスト。

長兵衛  :望月龍平
文七   :吉沢梨絵・石橋佑果
女将・旦那:伊東えり
お兼・番頭:小西のりゆき・青木結矢
お久   :塚越眞夏
藤助   :横山清崇・江藤大悟
奴    :大村崇人・石橋佑果


今回は新しい文七が登場するということで、鉄板である吉沢梨絵で1回、
新文七の石橋佑果で1回の計2回分予約。
いつものようにオープニングから枕までは写真も動画も撮り放題。

これは25日の吉沢文七の時。
141028_4.jpg

141028_5.jpg

141028_6.jpg

で、こっちは27日の石橋文七の時。
141028_7.jpg

141028_8.jpg

ちなみに↑の写真の石橋佑果はおばあちゃんが憑依して、
人生相談に乗っているところであるw


さて、肝心の今回の観劇のテーマに関して。
この作品は時代も性別も無視した設定がなされている。
上記の通りプロレスシーンがあったり、スクールウォーズがあったり
ET出てきたり、ミッキー(中国産)が出てきたり・・・
これだけ抜き出して書いちゃうと、わけのわからないドタバタ劇にしか
見えないはずだ。
実際観ていてもそこだけに気を取られて、頭の中で「これはコメディ」と
出来上がってしまうと、なかなかそこからは抜け出せなくなりそうではある。
中にはちょっとやり過ぎかも?と思うような場面もあったりするのも事実だ。

それでもやはり観劇後に暖かい余韻が残り、ちょっと寂しい気持ちにも
なってしまうのは、この作品が持つテーマがどんな演出をされても
真ん中からブレていないからなんだろう。

暖かい余韻が残るのは登場人物たちが皆人間味に溢れていて、
自分の事よりも他人を思いやる気持ちを持っていること。
寂しい気持ちになるのは、今の世の中そんなんじゃないよなぁと
思ってしまうことだ。
そんな気持ちが残るからこそ、この作品の存在意義があるんじゃないかと
今回改めて思ったりもした。
やっぱり良い作品だと思う。
この作品は大きい会場で観るよりも、キャパ50くらいの所で観るのが
ちょうど良いくらいだと思うので、次回はもっと長くやってもらって
より多くの人に観てもらえたらいいなぁと思うのだ。


ではキャストに関してもちょこっとだけ。

まずは俳優業からの引退を宣言している望月龍平。
自分のカンパニーがどんどん大きくなってきて、影響力も持つようになって
その先に事を考えての事だとは思うのだが、もったいないなぁとは思う。
どの作品でもあれだけ自然体で舞台上に存在できるのはすごい。
確かな技術を伴った演技も説得力がある。
今回も「いやぁ、ほんと上手いな」と唸ってしまうシーンがあった。
繰り返しになるがつくづくもったいない。。。
またどこかの作品で「やっぱ俳優やろうかな」と思ってくれると良いのだが。


文七の吉沢梨絵。
この人の文七はまぁ間違いないのだ。まさに鉄板である。
台詞のトーンであったり、言い回しであったり、動きであったり、
全てがこの作品中で機能するべく理に適っている。
この人は引退しないと思うので、これから先もずっと素晴らしい演技を
見せてほしいものだ。


そして今回注目の一人だった新文七の野村佑果。
この人はちょっと前に上演された「ジェイソン・ウインターズ物語」で
観ている。
その時の印象は落ち着いていてしっかりとした存在感がある若手というもの。
「ジェイソン・ウインターズ物語」はコメディー要素もあるものの
それが前面に出てくることはないことも、そういった印象が残った要因だ。

で、今回の文七だ。

21歳という年齢を感じさせる部分はないわけではないが、それは微々たるもの。
この日が文七デビューだということを感じさせない堂々とした演じっぷり。
吉沢文七に忠実であろうとしているようには見えるが、ちゃんと自分の色の
見せてくれる。
文七というキャラクターはこの人の方が合ってるんじゃないか?と
思ってしまう場面もあったりした。
そしてこの人は歌も上手い、と思われる。
文七の歌は1曲だけでしかも最後ちょっとふざけていたりするのだが、
それを聞いた感じだと上手いはず。

役のキャラは全然違うが「Ordinary Days」のデイブなんかいいのでは。
北川理恵のデイブに近くなるような気がする。
別の作品でもっと違う面も観てみたいと思わせてくれる良い若手女優だ。


てなわけで、何気に観劇が多かった10月はもう終わる。
そして次回の観劇は1ヶ月後w
それまでに面白そうな舞台があれば良いのだが・・・

あ、でも11月は2週連続でマラソン大会に出場するから観劇どころではない。
ちゃんと完走&自己記録更新を狙っているのだから。


とか言いながら何か観に行ったりして。。。


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Posted on 2014/10/28 Tue. 21:20 [edit]

category: 望月龍平カンパニー

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