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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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便乗される怪人  オペラ座の怪人《2012年6月23日(土)ソワレ》 

前回オペラ座の怪人を観たのが去年のクリスマスカーテンコールの時だから
ちょうど半年前。
大好きな作品ではあるので、その後も何度か行こうかなぁとは思っていたものの、
今一つ突発するきっかけが掴めず、キャスト次第なので先行も取らず、てな感じで
ずるずると半年、である。

突発するのは5年ちょっと前に一度だけ観て、衝撃的だった佐野ファントムで!
と、考えていてこともある。
で、待ちに待った佐野ファントムがシングルになった時点で迷わず突発、
と行きたいところだったのだが、同じタイミングでライオンキングのラフィキが
オリジナルキャストである青山弥生に。
『Song & Dance The Spirit』で相変わらずパワフルな「サークル・オブ・ライフ」を
聞かせてくれたのも記憶に新しい。

う~ん、これは困ったことになった。。。
そりゃマチソワとか2日連続でとかすればいいのだろうが、それでなくても
毎月バカみたいに観てしまってるので先立つものも・・・
ちょっとは計画的にしないと。
ということでどちらかを選ぶことに。

キャスト次第で観ようと思ってたのに、そのキャストで迷ってしまい作品で
選ぶことに。。。
あ、これは作品主義の四季の戦略にハマったということだろうか。

で、最終的には今の気分で40回近く観ているライオンキングではなく、
オペラ座の怪人に軍配が上がった。

というわけでやって来た半年振りの四季劇場 海。
劇場に向かっているとカレッタ汐留の入り口前の柱にこんなポスターが。
ホリプロ・・・これはやり過ぎだろ。ホリプロともあろうものが。
120623_1.jpg

ちなみに後ろにちょっと写ってるのは、濱田めぐみが出演予定の
「アリス イン ワンダーランド」。
一番左端が濱田めぐみだ。こんな形でここに戻ってくるとは・・・

という半年振りの今回のキャスト。
120623_2.jpg

オペラ座の怪人        : 佐野 正幸
クリスティーヌ・ダーエ    : 苫田 亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵    : 飯田 達郎
カルロッタ・ジュディチェルリ : 浅井 美波
メグ・ジリー         : 中里 美喜
マダム・ジリー        : 戸田 愛子
ムッシュー・アンドレ     : 増田 守人
ムッシュー・フィルマン    : 平良 交一
ウバルド・ピアンジ      : 永井 崇多宏
ブケー            : 金本 和起


最近になってクリスティーヌに登場した土居愛実は色んな意味で
話題になっているようなので、どんなものか観てみたい気もしていたのだが
前日から苫田亜沙子に変わってしまった。
まぁ、久々のこの作品で冒険しなくて済んだのだから良しとすべきか。
実際始まってすぐに「あ、やっぱりこっちで良かった」と思ったのだが。。。


まずは今回の観劇の一番の目的であった佐野ファントム。

高井治が自分の中でファントムのデフォルトになっていたのだが、
そのファントム像とは全く違った佐野ファントムの登場は衝撃的だった。
佐野ファントムのデビュー直後に観たのだが、観劇後の余韻のあまりの違いに
興奮したものだった。
他の観客の反応も同様で、何でもない普通の日だったのだが客席は
スタンディング・オベーションになったことが何よりの証拠だ。
5年以上経ってその佐野ファントムがどうなっているのかを確認したかった。

やはり今回も四季がデフォルトにしているであろうファントム像とは違う
熱いファントムを観ることが出来た。
一つ一つの仕草や、息遣いなど全てに意味が込められている。
もちろん高井治や村俊英もそのように演じてはいるのだろうが、二人の時は
歌でエンジェル オブ ミュージックであろうとしているように感じる。
歌では二人には及ばないところがあるかもしれないが、いや及ばないことを
自覚しているからこそ、歌以外での表現の割合が大きくなるのだろう。
もちろん歌が弱いわけでもなんでもなく、単純に他の二人と比較したら、と
言うことだ。

なので、ファントムが抱える様々な想いをより直接的に観ることが出来る。
そう言う意味で言うと、映画版のジェラルド・バトラーや一度しか観ていないが
ロンドンで観たファントム(俳優名わかりません。。。)に近いかも。

「エンジェル オブ ミュージック色が強い=正体がよくわからない=
不思議な余韻を残す」というのが四季でのこの作品のデフォルトだと
思っていたのだが、佐野ファントムはそれを思いっきり覆す。
作品が普通に生々しい人間ドラマになる。
ここまで違ってしまうと四季の作品主義という理念もぶれてしまうのではとも
考えてしまうが、佐野ファントムが素晴らしいことに変わりはない。
佐野ファントムを観たことが無い人、逆に高井ファントムを観たことが無い人は
作品が違った角度で見ることが出来るので、それぞれを見比べるのも面白いと思う。

今回も観客にいつもとは違う余韻を残したことは、カーテンコールでの反応が
物語っていた。


もう一人楽しみにしていたのは飯田達郎のラウルだ。
Song & Danceではよく観ていたが、ラウルでは初めてだった。
作品の雰囲気がそうさせるのかもしれないが、極めて自己主張が少なく
そつの無いラウルだった。
せっかく佐野ファントムがあれだけのことをするのだから、思い切って
ファントムと勝負して欲しいかも。もう少し存在感が欲しかった。
作品が別物になるかもだけどw


苫田亜沙子のクリスティーヌは何度か見ていて、今までは特に違和感もなく
不安感もなく落ち着いてみていたのだが、今回はちょっと違った。
何が変わったのかわからないのだが、自己主張が強いように見えた。
その分クリスというよりはグリンダに見えてしまった。
計算高いというか如才ないクリスティーヌ。
ちょっとクリスティーヌのイメージとは違うかもしれない。
とらえどころがなく不思議ちゃん的な部分は見受けられなかった。
あとちょっとしたことだが、高音がちょっと上ずると言うかシャープしていた
のが気になった。珍しいことだ。

あとは全体の感じを・・・
佐野ファントムに引っ張られた結果なのか、最近はそうなのかはわからないが
カンパニー全体に力がみなぎっている様に見え、まとまりも良く、
全員が一つの方向に向かっていることが感じられて良かった。
そんなところもクリスティーヌで冒険しなくて良かったと思った一因だ。


今週に入りファントムが高井治に戻っている。
やはり四季のデフォルトは高井治なのだろう。
とは言え、佐野ファントムがたま~に登場するところに四季の不思議を
感じる、今回の観劇だった。


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Posted on 2012/06/25 Mon. 23:23 [edit]

category: 劇団四季:オペラ座の怪人

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