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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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たまには音楽レビューでもしないとね  《Dream Theater 「The Astonishing」レビュー》 

今回は超久しぶり(約4年ぶり?)のつながりネタです。
演劇とは一切関係ないので演劇ファンの人、Dream Theaterを知らない人は
読み飛ばしてください。独り言のようなものです。
あ、今回はちょっと演劇も関係あるかも。
でも普通の演劇ファンの人には「????」な内容だと思われます。



というわけで前作のバンド名を冠した12枚目のフルアルバムだった
「Dream Theater」から約2年半。
Dream Theaterの新作「The Astonishing」が1月29日にリリースされた。
自分はアマゾンで買ったので前日にフライングゲット。
このアマゾンのリリース前に届くシステムって大丈夫なんだろうか?



今回は事前情報は一切見てなかったので、予約した時に初めて
コンセプトアルバムだということと、2枚組で2時間越えということを知った。
この事だけで購入前にかなりの期待が膨らんだ。
そんなファンは少なくないだろう
が、アマゾンのレビューの星の分布を見てもらえばわかる通り
今回は結構否定的な意見が多い。ちょうど半々と言ったところだろうか。

出世作「Images And Words」から数えても24年が経っている。
それだけ長く活動していれば、ファンが彼らに何を期待するかは
本当に多岐に渡るだろう。しかも今作は確かに今までとは違う
否定的な意見も読んだが気持ちはよくわかる。


そんなレビューを読む前、28日にアルバムが届き早速聞いてみた。
アルバム全体で一つの物語、ということで英語と日本語の歌詞カードを
行ったり来たりしながら聞いた。
訳詞がイマイチでちょっと安っぽい感じがする。
訳詞が書けるというだけですごいとは思うのだが、アルバムのコンセプトと
Dream Theaterというバンドを考えるとチープな感じ。
出来るのであれば極力英語の歌詞で理解した方が良いような気がする。

取りあえず2時間10分を1周してみた最初の印象は「?」だった。
全部で34トラック(うち数トラックはSEみたいなもの)あるものの、
1曲の長さが彼らにしてはかなり短め。
彼らのアルバムは1回聴いただけでは理解出来ないということもあるが
それにしても何かよくわからなかった。
それにパッと聞いた感じは結構地味?という印象だった。

彼らの音楽を聴く時は最初に各パートの超絶テクニックとバトルが
印象に残るのだが、今回はその印象が残らなかったからだ。

時間をちょっと置いて気を取り直して2周目、3周目と聴くうちに
このアルバムの情報がどんどん入って来る。
そして多分7周目くらいになった現在の感想は・・・

「傑作」の一言。彼らの13枚のアルバムの上位何枚かに入る。

聞けば聞くほど何故このアルバムがこの形になったのかを自分なりに
理解できるようになり、理解すればするほどこのアルバムの凄さに驚く。
まさに「Astonishing」である。


アルバム全体の音はマンジーニ加入後の2枚の延長線上にある。
今回のはどちらかというと「A Dramatic Turn Of Events」に近いだろうか。
いずれにしてもマイク・ポートノイ在籍時の物とは明らかに違う。
ロックらしいダイナミックなカッコいい音という意味ではポートノイ在籍時の
方が上だとは思うが、そもそものDream Theaterの成り立ちを考えると
今の音の方が合っているかもしれない。
この辺は聞く側の好みの問題もあるので、それぞれ印象は違うだろう。
自分の好みとかDream Theater歴とかを書き始めるときりがないので
今回のアルバムに絞って書くことにする。


「The Astonishing」の一番の特長はアルバム全体で一つの物語に
なっていることだ。
今までにも「Metropolis Pt. 2 : Scenes From A Memory」があるが
「The Astonishing」は明確に違う。
「Scenes From A Memory」は独立した曲を一つの物語にはめ込んだ感があるが
「The Astonishing」は物語として成立させるために、曲を最適化している
ように思えるのだ(実際のところはわからんけどw)。
まさにミュージカル的な作りになっているのだ。
そのためにボーカル(物語)を前面に押し出している。物語をわかりやすく
するためだ。
なのでイントロもなくいきなり歌から始まったりもする。
ボーカルのメロディも今まで以上に気を使っているように聞こえる。
個人的には印象的なメロディーが多かった。ま、好みの問題だけど。
『Dystopian Overture』や2枚目の1曲目『2285 Entr'acte』を挿入することで
如何にもミュージカル的な造りにもしている。

確かに今までのような各パートのバトルは比較的控えめにしているが
それでも彼らならではの部分は随所で聴くことが出来るし、
プレイ自体も相変わらずのレベルの高さだ。
もっと聞き込めばたくさん「これぞ!」というところも出てくるだろうけど
最初に聞いた時点でも「うぉ!!!」となったのは『A New Biginning』の
4:42~のギターソロのピッキング。メロディーの流れの中での
正確な細かいピッキング。これ難しいと思う。
まぁ自分には出来ないからすごく聞こえるだけかもだけどw

マイク・マンジーニは今までで一番しっくりと馴染んでいる。
過去2枚はちょっとプレイが浮いているというか、後からくっつけたような
気がしていたが、今回は他のメンバーと完全に一体化している。


個人的にDream Theaterの一番すごい部分というのは超人的なプレイではなく
編曲力にあると思っている。超人的なプレイはあくまでもツールだ。
今回はその編曲力でアルバム1枚をある意味1曲にまとめたところに
凄さがある。
そう、今回のアルバムは1曲を取り出して聞くのではなく、
全体を1曲として聞いた方が楽しめる。
アルバム全体が押し寄せてくるという意味では「Awake」に通じる所が
あるのかもしれない。


プログレッシブなハードロックというフィールドの中にはいるものの
今に至るまで様々な形で変化したり進化したり深化したりしてきた
Dream Theaterというバンド。
ここに来て、また別の進化の方向性を打ち出して来た。
今後こういう方向性で行くよというよりはこんな風にも出来るよという
事を示しているのだと思う。
確かに今までの自分たちを一部否定しているかのようにも
聴こえるかもしれない。
だが「The Astonishing」はDream Theaterの可能性を一つ広げたものだと
考えれば良いんじゃないかと思う。

その意味では前作の「Dream Theater」の方が個人的には「?」だった。
悪くはないけどバンド名を冠するほどのアルバムには思えなかったし、
何より新しさがあまり感じられなかったからだ。
ライブDVDの「Breaking The Forth Wall」を観るまでこのアルバムの曲は
あまり好きになれなかったりもした。
でもライブではめちゃくちゃカッコ良かったけど。


ところでこのアルバムのツアーはどんな感じになるんだろうか?
多分サンプリングとかで間に合うと思うがオーケストラ部分とか
大人数のコーラス部分とか。
今回は登場人物たちの絵もあるし、映画みたいな感じで演奏と同時進行でも
するんだろうか。
ということはライブ本編は他のアルバムの曲が入る余地なしとか?


今回のツアーはオールスタンディングじゃなく且つ単独だったら
是非観に行きたいものだ。
それまではBurrn!でも立ち読みして様子を探るかw



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Posted on 2016/02/04 Thu. 22:10 [edit]

category: DreamTheater

thread: 音楽  -  janre: 学問・文化・芸術

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04

足の疲れに20年の月日を感じる・・・ Dream Theaterライブ《2012年4月30日(月)》 

四季ファン、および演劇ファンの皆様。
今回は「つながりネタ」なのであらかじめご了承ください。
というか読み飛ばしてくださいm(_ _)m



あれからもう二昔前のことなのか。。。
「あれ」というのは前回Dream Theaterのライブを観た時のことだ。

「Images And Words」のツアーの時で、当時住んでいたNYのライブハウス
(といっても1,000人規模)だった。
サポートアクトは元MegadeathのChris Poland率いるDamn The Machine。
このバンド知ってる人はかなりのマニアと見たw
自分は観るまで知らなかった。ただChris Polandのギターのフィンガリングが
あまりにも特徴的で、よくあんなんであれだけの事が弾けるものだ、と
感心したものだ。

Dream Theaterのライブ自体はCDのイメージとはだいぶ違い、ステージダイブが
あったりとかなり激しいものだった。
まぁ音楽自体はあのままだけど。
初めて生で観た感想としては、あの演奏力にただただ唖然。

その後知り合いからDream TheaterがまだMajestyだった頃(たぶん)の
デモテープを聞かせてもらったが、ハタチそこそこだった当時の彼らが
すでに驚くほどのテクニックを持ったバンドだったということがわかった。

その後もずっとアルバムは聞いていたのだが、実際にライブを見に行く機会が
中々なく、気がつけば早20年・・・
本当は前回のツアーの時に見に行きたかったのだが、前回はSummer Sonicのみ
だったので断念。単独で存分に観たかったし。

そして前回観てからちょうど20年後の今年。やっと機会が訪れた。

会場は横浜アリーナ。実は横浜アリーナに入るのは初めてのことだ。
以前は仕事でよく新横浜には行っていたのだが。。。
120502_1.jpg

16時開場だったので16時半位に着けば良いかな、と到着すると何故かまだ開場前。
相当な人が入り口前で待っている。。。
何でも準備が遅れて会場が遅れたようだ。入場列の最後尾は会場のちょうど反対側。
入場できたのが17時頃。
120502_2.jpg

20年前は当たり前のことだが、カメラといえば普通のカメラか「写るんです」くらい
だったし規制も厳しかったので、会場内で気軽に写真を撮ることは出来なかったが
今はみんな撮りまくり。
120502_3.jpg

今回のサポート・アクトはAndy McKee。
アコースティックギター1本で演奏するインストで、ギターをパーカッションの様に
叩いてリズムを取ったり、ギターも普通に弾くより終始タッピングのような形で
弾いていた。かなり面白いスタイルだ。一人でやっているようには聞こえない。
youtubeに動画がけっこうアップされているので、興味がある人は是非。
何でもDream Theaterの20年来のファンらしく、今回同じステージに立てたのは
まさに夢が叶った、と言っていた。
サービスで一番最後に「A Change Of Seasons」のエンディングの
アルペジオを弾いてくれた。


さて、いよいよDream Theaterの登場だ。

会場が暗転し、イントロの「Dream Is Collapsing」が流れ始める。
ライブは何回観てもこの瞬間がいい。

という今回のセットリスト。

1 Bridges in the Sky
2 6:00
3 Build Me Up, Break Me Down
4 Surrounded
5 The Root of All Evil
6 Drum Solo
7 A Fortune in Lies
8 Outcry
9 The Silent Man
10 Beneath the Surface
11 On the Backs of Angels
12 War Inside My Head
13 The Test that Stumped Them All
14 The Spirit Carries On
(w/ Petrucci and Rudess Intro)
15 Breaking All Illusions

Encore:
16 Pull Me Under


120502_4.jpg

基本的にツアーのセットリストは2パターンぐらいのようで、
大きな違いはアンコールに「Pull Me Under」がくるか、「As I Am」がくるか
というところのようだ。
今はネットで毎回のセットリストが確認できるサイトがあるので予習するには
とても便利だ。一方で次に何が飛び出てくるか?みたいなワクワク感はなくなるが。
今回確認したのはこのサイト。
http://www.setlist.fm/setlists/dream-theater-bd6a102.html


久しぶりに聞く生のライブの音は心臓にドンドン響く。ものすごい音圧だ。
今回はギターのJohn Petrucci側のスタンド席だったのだが、
席のせいなのか、音作りの問題なのかはわからないが、なんせギターの音がでかい。
逆にキーボードの音がソロ以外はほとんど聞こえない。
正面で聞いていないので何とも言えないが、ギターとキーボードで左右に
ある程度振っていたのかもしれない。
Dream Theaterの様なバンドはアルバムにおいても、ライブにおいても
繊細に、緻密に音を作って欲しいので少し残念だった。

ただ何よりやはり大きい会場でのライブというのは、その空間を味わえるだけでも
かなりの満足感が得られるものだ。
それが20年聞き続けているDream Theaterなのだから、それだけでも幸せだ。

簡単に各メンバーの印象を。

日によってパフォーマンスにばらつきがあると言われるボーカルのJames Labrie。
楽器と違い生ものだし、あれだけの音と毎日張り合っているのだから、
致し方ない部分もある。
今回は結構調子は良い方だったのではないだろうか。
20年間変わらず歌い続けているのは単純にすごいと思う。

今回のツアーが日本での初お披露目だった新ドラマーのMike Mangini。
Mike Portnoyの用にパフォーマンスでの派手さはなかったが、
正確且つパワフルなプレイを聞かせてくれた。
タイプ的にはジャストで叩くタイプのようなので、聞いていて変な不快感もなかった。

ギターのJohn Petrucci。
「Train Of Thought」くらいから(?)ギターが変わり、
それに伴って音色も変わったと言われている。
確かにライブで聴く音の印象が20年前とはまったく違う。
20年前はともすればやや迫力に欠けるところもあったが、今は逆にゴリゴリ過ぎる
くらいの迫力だ。
なので、今回のアルバム「A Dramatic Turn Of Events」を聞く印象と
ライブでの印象は違うかもしれない。

個人的にはDTの癒し担当だと思っているwキーボードのJordan Rudess。
今回は音の関係でそのプレイを心置きなく堪能、とまではいかなかったが
John Petrucciとのユニゾンプレイなど、相変わらずなスーパーテクニック。
そういえば20年前はキーボードはKevin Mooreだったから、Jordanを見るのも
初めてだったか。。。

そしてベースのJohn Myung。この人も相変わらずひたすら黙々とプレイする。
そういえば最後の挨拶の時も、John PetrucciやJordan Rudess、Mike Manginiは
スタンド席のほうまで挨拶に来てくれたが、John Myungはいつの間にか
いなくなってたw
実は自分も昔はベースをやっていたので、この人には憧れたし真似もした。
ま、遠く及ばなかったが・・・


久しぶりのDTだったので、ライブで聞きたい曲はもっとたくさんあったのだが
今回のセットリスト自体には何の不満もない。
全曲かっこよかったのだが、個人的には「Root Of All Evil」、
「Breaking All Illusions」、「6:00」、「A Fortune in Lies」などが良かった。
あ、あと「The Spirit Carries On」は感動的だった。
「Root Of All Evil」のエンディングは「Octavarium」のエンディングと
足して2で割った感じでめっちゃカッコ良かった!

特に中だるみもなく最初から最後まであっという間に終わってしまった。
とは言いながら2時間立ちっぱなしは久しぶりなので、翌日ちょっと足に来たけどw

そんなところに20年の月日の長さを感じたDream Theaterのライブだった。


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Posted on 2012/05/02 Wed. 18:58 [edit]

category: DreamTheater

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02

原点回帰?あるべき姿? 《Dream Theater:A Dramatic Turn Of Events レビュー》 

このブログを読んでくれている劇団四季ファンの皆様。
今回は例によって“つながり”ネタのため、四季とは一切関係がありません。
あらかじめご了承くださいm(_ _)m




さて、日本では先週とうとう発売となったDream Theaterのニューアルバム。
『A Dramatic Turn Of Events』をじっくり聞いてみた感想だ。



1. On the Backs of Angels (8:42)
2. Build Me Up, Break Me Down (6:59)
3. Lost Not Forgotten (10:11)
4. This is the Life (6:57)
5. Bridges In The Sky (11:01)
6. Outcry (11:24)
7. Far From Heaven (3:56)
8. Breaking All Illusions (12:25)
9. Beneath The Surface (5:26)

▼On the Backs of Angels PV▼
http://new.music.yahoo.com/videos/--221576286


一言でまとめてしまうと「多様性の復活」と言ったところだろうか。
いや、Dream Theater自体そもそも多様性があって、それは前作でも変わらないのだが
それがよりわかりやすくなったという感じだ。

前作、前々作は十何分の大作はありながらも、彼らにしては比較的シンプルな
アレンジが目立っていたが、今作はよりプログレッシブ色を強めてきている。

本当の理由は本人たちにしかわからないのだが、やはりMike Portnoyが辞めたことが
真っ先に理由として浮かぶ。
メンバーそれぞれがバックグラウンドに持っている音楽性が高次元でまとまっているのが
Dream Theaterなので、そのうちの一人が欠ければそれだけの変化が生じる。

全体の音はギターの威圧的なゴリゴリ感がだいぶ減少して、というかなくなったため
その分Jordan Rudessのキーボードのためのスペースが増え、
それがプログレ色を強くする効果をもたらしている。
その分、前作にはあったいかにも骨太のロックらしいかっこ良さは多少減少した。

実は今作の1曲目である『On The Backs Of Angels』を聞いた時に嫌な感じがあった。
これと言った特徴やらしさがあまり感じられなかったことと、
この曲の構成が『Pull Me Under』にそっくりだったことだ。
もちろん曲そのものは全くの別物なのだが、狙ったとしか思えないほど同じだ。
意識的に『Images & Words』の要素を取り入れようとしてる?と。

もちろん『Images & Words』が悪いわけでもなんでもなく、自分もあのアルバムに
衝撃を受けた一人ではある。
あのアルバムを聞いたときはまさに目から鱗だった。
が、個人的にはDream Theaterには原点回帰などして欲しくはない。
賛否両論あっても、常に進化を感じさせて欲しい。
だから、上に書いたような懸念となったのだ。

実際全てを聞くと所々『Images & Words』の雰囲気が顔を出す部分もある。
『Far From Heaven』~『Breaking All Illusions』の流れは
同じフレーズが出てきたりと、『Wait For Sleep』~『Learning To Live』の流れと同じだ。
他にもキーボードの音色などにも『Images & Words』を感じる。

が、それと同時に『Images & Words』以降の全てのアルバムの要素も盛り込まれている。
自分は『Images & Words』の部分に目が行ってしまったが、
要するに前作までにあったある一面が強調される部分がなくなり、
バランスが良くなると、『Images & Words』以降約20年の時を重ねた
Dream Theaterの今在るべき姿がそのまま表現されるようになる、
ということなのだろう。
アルバムの最後に『Beneath The Surface』のような曲を持ってこれるようになったのが
そのバランスの良さを象徴している。

毎回そうだがDream Theaterのアルバムは聞き込んでいかないとその良さが
本当にはわかってこない。
そういう奥深い部分が今でも多くのファンに愛されている所以だ。

聞き込んでいくと、『Breaking All Illusions』のギターソロは個人的には
『Octavarium』の最後のギターソロと並んで、1~2を争う出来だ。
Dream Theaterの一番の魅力である、あれだけの要素を曲にまとめていく
バンドとしてのアレンジ力の凄さも全ての曲に感じられる。
特に『Bridges In The Sky』、『Outcry』、『Breaking All Illusions』は圧巻だ。

ちょっと聞くと平凡な感じもするボーカルのメロディラインも、曲全体を構成する
パーツの一つだと考えると、あれで良いんだな、と思える。
そのJames Labrieのボーカルは、彼が本来持っている表現力の幅の広さがよくわかる
良い出来になっているし、やはり彼の声がDream Theaterを象徴しているのだ。
ま、個人的に一番好きなのは『In The Name Of God』のサビの後に入る
「From the cradle They are claimed~♪」の部分なんだけど。。。

で、今回注目の新加入のドラマーであるMike Mangini。
今回のアルバムに関してはまだ彼の要素が色濃く出ているようには聞こえない。
ちょっと遠慮気味なのかなぁ?と感じる部分もあったりはする。
でもまぁこれだけのことをやらないといけないのだから、しょうがない部分もある。
今作の曲作りには参加していないようだし。
他のメンバーが集まって出来た曲にJohn Petrucciがドラムを打ち込み
出来たものをMike Manginiが覚える、という手順だったようだ。
その中でインプット出来るものがあれば、ということだったらしい。

その辺のことは↓のJames Labrieのインタビューで書かれている。
http://loudwire.com/dream-theater-james-labrie-interview-with-full-metal-jackie/


この先もっと聞き込んでいくと更に印象が変わるかもしれないが、
今作は個人的にはか~な~り~お気に入りの一枚になっている。
Dream Theaterファンなら是非聞いて欲しい。


さて、補足だがDream Theaterを離れたMike Portnoyの新しいバンドである
Adrenaline MobのEPも聞いてみたが・・・結構ビミョー。
曲数が少ないため、まずはこのバンドの方向性を示す狙いが在るのかもしれないが
それにしても振れ幅が狭すぎるように感じた。
良いかな、と思っていた曲のクオリティもそれほどでもなく・・・
Mike Orlando(だと思われる)のギターも忙しすぎて・・・
アルバムの音があまり良くない&ツインギターの構成になっていない・・・
などなど色々と気になる点があるのだ。
Mike Portnoy曰く、「この時期にアルバム出せるのはマドンナかレディ・ガガくらいだ」
ということらしいので、今取り掛かっているらしいフルアルバムに取り合えず期待。

それにしてもMike Portnoyは色々やりすぎな感じもする。
まだ発表されていないようだが、John Sykesとのプロジェクトもあるようだし。
Dream Theaterでなら出来ていた「多様性」をプロジェクトの数で解消するしか
ないのだろうか・・・ちょっと心配だったりする。


最後にちょっと紹介。

最近ヨメがスマホに換えたが、ヘッドホンのジャックがピンジャックではなく
且つ付属していた専用のピンジャックへ変換できるコードも異常に長くて
使い物にならなかった。
解決法を考えて出てきたのが、Bluetoothレシーバー。
ということで買ったのがこれ。



やはり無線になるため、有線と比較すると若干音が変わってしまう。
とは言えすぐに慣れてしまう程度だが。
後は音がちょっと小さくなるので、レシーバーの音量に合わせた後
有線で聞いてしまうと鼓膜が破れそうになるのでご注意を。

価格もそこそこだし、わずらわしいケーブルに悩まされたくない人には
おススメの商品だ。


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Posted on 2011/09/21 Wed. 15:46 [edit]

category: DreamTheater

thread: 洋楽CDレビュー  -  janre: 音楽

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21

同時進行のつながり 《Dream Theater & ADRENALINE MOB》 

※このブログを見てくれている四季ファンの皆様。
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この間久しぶりにつながりネタをかいたら、立て続けにニュースがあったので
今回もつながってみる。

前回のつながりネタで、Dream Theaterのニューアルバムが9月にリリースが決定した
と書いたが、今日(日本時間の午前12時)ニューアルバムの曲がYou Tubeで
アップされた。
ちょっと前に、脱退したMike Portnoyの新しいバンドである
ADRENALINE MOBのデビューライブの映像がアップされたが、それに合わせたかのような
タイミングの良さである。
メンバーのTwitterで「ミックス終わったよ~」という書き込みがあった直後なので
偶然なのかもしれないけど、タイミングが良過ぎるだけに穿った見方をしてしまう。

今回アップされたのは『On The Backs Of Angels』という曲。
この間のリストが曲順通りなのであれば、ニューアルバムの1曲目ということになる。

一度流して聞いた後の印象は「変わった」だった。
まぁDream Theaterはアルバムごとに印象が違うので、今回もその延長かもしれないが
なんせMike Portnoyが抜けた後だけにねぇ。
1曲だけで判断は出来ないのだが、何が変わったかというと「スッキリ」したことだろうか。
前作までのある意味暑苦しさが消えた。これはギターの音が変わったのが大きいかも。
音にねちっこさがなくなったというか・・・
スッキリしたため威圧感のようなものは減少したかもしれない。
そういう意味では地味ということになるのだろうか。
プロダクション的には『Falling To Infinity』に近いかなとも思った。

曲自体はいかにもDream Theaterらしい(?)煮え切らないというか、
キレイに昇華しないサビ(ま、そこが好きなんだけど)の大人し目の曲だ。
新加入のMike Manginiもそつなく曲を活かすプレイをしているといったところか。
まぁアルバムだしね。

ともあれ全曲を聞ける日が待ち遠しくなる出来栄えであることは間違いない。
全曲このテンションだとちょっと期待はずれになるかもだけど・・・
9月といわずにとっととリリースしてくれないかなぁ。

<Dream Theater : On The Backs Of Angels>
http://youtu.be/oasnbzEMV08


さて、そんなDream Theaterから減少したと思われる威圧感と暑苦しさを
引き継いでいるのは、やはりこちらw
Mike Portnoyのニューバンド、ADRENALINE MOBだ。
正確にはMike Portnoyはリーダーではないと本人がインタビューで
答えているが、世間は彼のバンドという見方をするしかないよなぁ。

きっとこんな感じだろうなぁと言う期待を裏切らない音。
個人的には音はどんぴしゃではない。ちょっとドライすぎる気がして・・・
Avenged Sevenfoldも同じ理由でどんぴしゃではなかった。
ヘビーな音は好きなんだけどねぇ。
今聞けるのは、アルバムを数秒ずつ寄せ集めたTeaserと、6月24日にNYで行われた
デビューライブの映像だけだ。しかもライブの方はBlack Sabbathの曲だし。

音ぐらいしか判断できないが、Teaserで聞ける曲の断片からはヘビーさと
メロディの両方を高い次元で融合させているように聞こえる。
うん、曲はすごい良いかもしれない。
ちょっとだけ聞けるソロも、いかにもテクニックが優れた人が弾くソロだ。
ピッキングとフィンガリングのタイミングがバッチリだし、
超速いパッセージでも一音一音がクリアだ。
これがMike Portnoy曰く「New York's best-kept-secret」である、
ギターのMike Orlandoなのか、もう一人のRich Wardなのかはわからないが・・・

こちらのリリース日はわからないが、DTのニューアルバムと合わせて楽しみだ。


<ADRENALINE MOB : Album Teaser>


<ADRENALINE MOB : The Mob Roles>



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Posted on 2011/06/30 Thu. 10:04 [edit]

category: DreamTheater

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30

久々につながってみた 《Dream Theater ニューアルバムリリース決定》 

※このブログを見てくれている四季ファンの皆様。
 今回は四季とは一切関係ありませんm(_ _)m



さて、久々のつながりネタだ。
もうここまで来ると、四季観劇ブログに特化してしまっても良さそうなもんだが
一応ちょっとは音楽の話もしたいかな、と言うことでご了承いただきたい。

『つながりネタ』とは何と繋がっているのかは、このブログの成り立ち
確認してください。あ、興味がある人だけw


というわけで、昨年の夏にドラムのマイク・ポートノイが脱退して
かなりの騒ぎとなったDream Theater周辺だったが、先月になり新しい
ドラマーが発表された。

ExtremeやSteve Vai、その他もろもろ(すいません、よく知らないんで)の
セッションをこなしてきて、現在ではバークリー音楽院の講師をしている
マイク・マンジーニだ。

ドラマーがマイク・マンジーニに決まる過程はWEBでオーディションの模様を
配信していた。これがかなり面白かった。

オーディションのあの雰囲気・・・
学生だった頃に期末試験が実技のみで、審査員の講師たちに囲まれて
課題曲を別の初めて一緒にやる講師と演奏する・・・というあの緊張感を
思い出したw

まぁ、このレベルの人たちなのでテクニックがどうこうということはないが、
Dream Theaterの楽曲はかなり特殊な部類なので、対応するのは大変だろう。
中には緊張のためかちょっとアヤシイ人もいたが・・・

基本的にテクニックには問題がない人たちなので、選択基準はテクニックではない
部分が、どのくらいDream Theaterとマッチするか、メンバーとマッチするか
だったんじゃないかなぁ。
どんなに上手くても合わない人はいるしね。あ、人間的にではなく演奏が。

個人的には前ノリの人は生理的に受け付けられない。
だからアイアン・メイデンは心底は受け入れられない。
ニコ・マクブレインの走っているとしか聞こえないドラムはちょっと・・・w
おれのことはどうでも良いか。

課題曲(Nightmare To Remember)なんかは、みんな完コピなんだろうけど
インプロヴィゼーションなどで、それぞれの個性や対応力が出てくるだろう。
で、7人のうち3人に絞られた候補のうちから、マイク・マンジーニに決定した、と。

ネットではマイク・ポートノイが戻るまでの雇われだと言われているが
バンド側は否定している。当たり前か。
せっかくあんなに喜ぶほど嬉しかったんだから、長く続いてほしいものだ。

そんなドラマーオーディションの模様↓

<その1>


<その2>


<その3>



そして昨日、9月13日に発売が決定したニューアルバムのタイトルと
収録曲が発表された。


<アルバムタイトル:A Dramatic Turn of Events>

1.On the Backs of Angels
2.Build Me Up, Break Me Down
3.Lost Not Forgotten
4.This is the Life
5.The Shaman's Trance
6.Outcry
7.Far From Heaven
8.Breaking All Illusions
9.Beneath The Surface



前作は収録時間は普通だったものの、曲数的には6曲とやや物足りない感もあったが
今回はたっぷり9曲収録されているようだ。
アルバムタイトルもそうだが、曲のタイトルにも今回の色々な騒動から
インスパイアされているような気がする。。。

マイク・ポートノイが抜けた後に参加した、Avenged Sevenfoldや
ジェームス・ラブリエのソロアルバムも聞いた。
それぞれそれなりに良いものの、やはり自分が聞きたいのは個々のプレイヤーではなく
Dream Theaterそのものなんだな、と再認識させられた。

なんにせよ9月が待ち遠しい!


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Posted on 2011/06/09 Thu. 17:53 [edit]

category: DreamTheater

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