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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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今更ながら難しい・・・ ウエストサイドストーリー《2012年11月17日(土)ソワレ》 

このところグッと寒くなってきて外出がちょっと辛くなってきたのに
観劇日に合わせてちょっとした嵐のような雨と風。
都心に近付くほどに雨も風も強くなってくる。
そういえば沿岸はひどいって天気予報でも言ってたな。。。
121117_1.jpg

劇場までの道は思った通りの強風と雨。
クリスマスツリーも飾ってあったのだが、写真を撮るゆとりはない。
ちなみにこの写真は休憩時間に撮ったもの。
まだ雨が降ってたので、裏側からしか撮れなかった。。。
121117_2.jpg

ちなみにロビーには新作「リトルマーメイド」の告知が。
ブロードウェイではけっこうなコケっぷりだったらしいこの作品。
四季はどのように仕上げてくるのか。
それなりに長く続いてガッツリ儲けて、それでニッチな作品もやって
ほしいもんだ。「春のめざめ」とか「春のめざめ」とか「春のめざめ」とかw
121117_3.jpg


という今回のキャスト。
121117_4.jpg


<ジェット団>
リフ        :岩崎 晋也
トニー       :阿久津 陽一郎
アクション     :西尾 健治
A-ラブ       :新庄 真一
ベイビー・ジョーン :笹岡 征矢
グラジェラ     :団 こと葉
エニイ・ボディズ  :木内 志奈

<シャーク団>
マリア       :笠松 はる
アニタ       :増本 藍
ロザリア      :生形 理菜
ベルナルド     :加藤 敬二
チノ        :斎藤 准一郎

<大人たち>
ドック       :石波 義人
シュランク     :田代 隆秀
クラプキ      :川辺 将大


はい。今回はウエストサイドストーリーである。
この作品のテーマは、か~な~り~繊細なので超有名であるのとは裏腹に
敬遠する人も多いのではないか。
こういった作品は批判を受けやすかったりもする。
海外事情は詳しくないが、Wickedなどは政治的なテーマを含ませていたり
したために、批判の声も多かったという。

個人的にはこういった作品は好きである。
クレイジー・フォー・ユーのように最初から最後まで面白おかしく
提供されたものをただ単純に楽しめばいい作品ももちろん好きなのだが、
観劇後の余韻は決して爽快ではないものの、考えることが多い作品も好きだ。
どちらかというと重い作品の方が好きかも。。。
要するにネクラなのだw


この作品のテーマである「人種差別」に関しては、自分の体験であったり
見聞きしてきたことで思うところはあるものの、このブログはそんなことを
書くものではないので、ここでは書かない。


ということで観劇感想を。
この手の作品だと特に顕著になるのだが、重厚なテーマをより正確に
伝えようとするためなのか、良くも悪くも四季らしさが全開になる。
直接比較できるものではないと思うが、「間奏曲」を観た時のように
朗読劇をいているような感覚にもとらわれる。
ベテランも若手も台詞に四季らしさが満載となるので、これが苦手な人は
けっこうしんどいかもしれない。

とは言え、素晴らしいダンスやバーンスタインの音楽はエンターテインメントとして
十分に見ごたえ聞きごたえがあるものだし、「人種差別」という残念ながら
現在でも普遍的なものとなってしまっているテーマはリアルに感じられる
ものでもあるので、観ながらも様々なことを考えさせられる。
正味2時間45分という長い作品ながらも退屈することはない。


少しだけ個別のキャストの感想も。

まずはトニーの阿久津陽一郎。
自分の中でのこの人イメージがアヤシイ人になってしまっているので、
トニーのような役だとちょっと違和感があったりもする。
役が浮いてしまうというか、せっかくのリアルなテーマが作り物っぽく
なってしまうというか。。。
まぁ、これはトニーだけではなく全体にも通じることなのだが・・・
ただ、トニーの歌のパートはかなり難しいと思われるので、演じられる人も
限られてしまうのでは。
さすがにベテランらしく、阿久津トニーは難しい歌を見事に歌いこなしていた。


マリアの笠松はる。
アスペクツ オブ ラブのジュリエッタでそれまでのイメージとガラッと違った
大人の女性を見事に演じきった。
元々は自分の中ではそんなに印象が強いタイプではなかったのだが、
ジュリエッタでだいぶ変わった。なので今回は楽しみにしていた。

作品以上にキャストが前に出ることがないのが四季で、さらにこの手の作品
ということもあり、終始優等生な以前のイメージの通りの笠松マリアだった。
そういう意味ではちょっと残念ではあったのだが、互いに偏見を持つことを
良しとしないマリアの芯の強さを十分に感じさせる良い演技ではあったと思う。
本当はもっと笠松はるらしさが感じられると、
それが役にも出てくるんじゃないかと思うのだが・・・


ベルナルドの加藤敬二。やっぱり見た目的には任侠になってしまう(笑)
もう裏方になってもいいくらいなのに、いまだに最前線で素晴らしいダンスを
見せてくれる。

リフの岩崎晋也。
もちろん今までも何度も見ているのだが、この人の演技をじっくり見るのは
初めてだったかもしれない。
存在感もあるし、ダンスは素晴らしい。
ちょっと残念だったのは、やはり台詞の四季っぽさが目立っていたことか。


今更ながら難しいところではある。
何言ってるかわからない舞台は最悪だ。何も届かない。
ただ一方で言葉だけが先行してしまうと、こういった作品にこそ必要だと思う
リアルさが薄れてしまう。
いや、十分にテーマのリアルさは感じることが出来る舞台ではあるのだが
そのリアルさの中にいるキャストから感じるリアルさが少し薄いというか・・・
この作品が伝えるべきものはすべて伝わってきているんだけどね。。。


作品のテーマの重さと今回の舞台で感じた難しさで、帰り道はちょっと
う~~~~~~んとなってしまった今回の観劇だった。


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Posted on 2012/11/18 Sun. 21:05 [edit]

category: 劇団四季:ウエストサイドストーリー

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