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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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マルセルさんていじめられたい人? アスペクツ オブ ラブ《2012年6月30日(土)ソワレ》 

七夕の日というこの作品に似つかわしいのか、ないのかわからないような日に
千秋楽を迎えるアスペクツ オブ ラブ。
今回の観劇がMY楽である。

レポートにはあげていないが、実は前回のレポの後にも一度観に行っている。
その時の感想は1回目とまったく同じ。
まさに寸分違わぬ舞台を観させてもらった。
まったく入り込む隙がない完璧さだった。
その完璧さの多くの部分はローズを演じる佐渡寧子に起因する。

きっと今回も過去2回と同様に隙がない舞台を展開してくれるんだろうなぁ、
この作品を次に観れるのは何年後かなぁ、、、などと考えながら
最近はすっかりホームと化している浜松町までやってきた。
120630_1.jpg

ハマサイトの駐車場のお姉さんが自分たちが来ると「あ、また来た」と
うっすら笑っているような気がしているのは、恐らく何の根拠もない
被害妄想だろう。

という今回のキャスト。ま、前回とまったく同じだけど。。。
120630_2.jpg

ローズ・ビベール     :佐渡 寧子
アレックス・ディリンガム :中井 智彦
ジョージ・ディリンガム  :村 俊英
ジュリエッタ・トラパーニ :笠松 はる
マルセル・リチャード   :寺田 真実
ジェニー・ディリンガム  :谷口 あかり


今回は後から一緒に行くことになった人に元々取っていた分の席を譲り
自分は全体像を観るために2階席からの観劇となった。

幕が上がり前2回と同じようにちょっと肩をいからせた中井アレックスと
ちょっと昭和の香りがする笠松ジュリエッタの登場。
客席の空気も今までと同じ感じ。

そして、佐渡ローズの登場。
と、ここで違和感。今まと何かが違う。
声が出ていないとか、台詞トチったとか、疲れているとかそういうことではなく
ローズが発散している空気が変わっている。
前2回は初めからまったく隙がなく、凛とした佇まいでアレックスを
いいようにあしらっていた。
今回は何かこう隙がある。アレックスをバシッと跳ね返すのではなく
アレックスが誘いやすくなるような柔らかさを醸し出していた。
意図してこれをやっているのであれば凄い。
食虫植物ではないが、アレックスに「ちょっと行けんじゃね?」と思わせて
誘い込んでパクッと食し、エキスを吸ったところで吐き出す、みたいな(笑)
悪女っぷりの種類が変わったというか、増したというか。

なので、何度かアレックスをたぶらかす場面も「いきなりそれ?」という
感じではなく、より自然に見えるようになった。
とは言っても「え?それ言うか?」というのに変わりはないが(笑)
前半の悪女さが増した分、終盤にアレックスに置いていかれる場面の
説得力が増したように見えた。

今回の東京公演終盤に来てさらに奥が深くなった佐渡ローズだった。


一方ローズにやられっぱなしながら、最後にギャフンと言わせることに
成功するが、今度は自分がフラフラし始めるアレックス。
中井アレックスは生真面目さが前面に出るタイプなので、見方によっては
余裕の無さに見える場合もある。
目先のことに一生懸命になってしまうので、結構底も浅いといったところか。
それが本当のアレックス像なのかはわからないが・・・

毎回クスッとしてしまうのが、ラストのシーン。
ジュリエッタに「ジェニーが大人になったらどうする?」と問われた時の
中井アレックスの表情が可笑しい。
なんか顔のわきに「ギクッ」と吹き出しが見えてしまうのだ。
今回もしっかり吹き出しが見えて、2階席で一人でニヤけてしまった。


あとちょっと気づいたことを。
今までは単なるお飾りにしか見えてなかった佐久間ヒューゴは
今回ちょっとした感情表現が見られるようになった。
ただその感情表現が必要かどうかは微妙なところかも。
余計な人間模様が増えてしまうと、物語が複雑にというかわかりにくくなって
しまうからだ。
個人的にはヒューゴはアンサンブルとほぼ同列でいいのではと思っている。


劇中では描かれていないが、個人的にはローズとマルセルの関係性が
気になっている。
何でもない女優とマネージャーだけの関係だとは思うのだが、
扱いの難しいローズを長年支え続けたマルセル。
実はローズにあしらわれたい人なんじゃないかと(笑)
でもさすがのローズもマルセルにはちょっかいは出さず、仕方ないので
マルセルは扱いにくい女優のマネージメントをすることで、自身のMっ気を
満足させている、という。。。
ま、そんなこと気にしている人いないなw

というわけで、ローズの進化を確認した今公演最後の観劇だった。



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Posted on 2012/07/01 Sun. 19:12 [edit]

category: 劇団四季:アスペクツ・オブ・ラブ

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ちょっとお洒落過ぎないか!? アスペクツ・オブ・ラブ《2012年6月2日(土)ソワレ》 

前回アスペクツ・オブ・ラブを観たのは2005年10月だからもう7年前。
当時は保坂知寿、石丸幹二という四季を代表する二枚看板の豪華キャスト。
というか、当時はこの作品はこの二人が演じるためにやるもんだと思ってたw
その時にキャンペーンだった何かで貰った記念品。
120602_4.jpg
まぁ飾るしか無い代物である。
昨年の地震の時に棚から落ちたが、幸い無傷だった。


前日のアイーダ1,500回記念日に続き浜松町にやって来た。
もういい加減ハマサイトの駐車場の人にはすっかり覚えられてるんだろうなぁ。
120602_1.jpg

7年前にこの作品を観た時は正直理解できなかったというか入り込めなかった。
主人公の一人であるローズの思考パターンがまったく理解できなかったし
アレックスにも共感できなかった。
唯一共感できたのが音楽。この音楽を聴くためだけに観ても良いと思わせる
相変わらずのロイドウエバーらしさ全開の音楽だった。

この作品はある意味少女マンガの様なところがあって、その辺が男である自分が
受け入れられなかったところかもしれない。
考えてみるとロイドウエバーの作品のいくつかは、非常に女性的だ。
エビータ然り、オペラ座の怪人然り。
彼の女性に対する思い入れが描かれているのだろうか・・・

今回はキャストも一新され、自分の観劇キャリアもそれなりに積んで
見方も色々と変わっているだろうから、どのように観れるかを楽しみにしていた。

今回の公演が発表された時に、ローズとアレックスは一体誰がやるのか
かなり悩ましかった。って、おれが悩むところではないがw
アレックスは飯田兄かなぁ、とかローズはやっぱり樋口麻美なのかなぁ、とか。

で、蓋を開けてみればローズは予想もしてなかった佐渡寧子。
最近よく四季の舞台にも登場しているが、客演だと思ってたので
(実際どうかは知らないけど)、考慮外だった。
そしてアレックスはすっかりその存在を忘れていた中井智彦。
声と歌は全くもって適任だし、見た目も悪くない。
そういえばこの人がいたんだった、と言う感じだった。

という今回のキャスト。
120602_3.jpg
ローズ・ビベール     :佐渡 寧子
アレックス・ディリンガム :中井 智彦
ジョージ・ディリンガム  :村 俊英
ジュリエッタ・トラパーニ :笠松 はる
マルセル・リチャード   :寺田 真実
ジェニー・ディリンガム  :谷口 あかり


と言うわけで各キャストの感想を。

まずはローズの佐渡寧子。
今まで観た来たこの人の役の中ではアイーダのアムネリスと1~2位を争う
素晴らしい出来だった。
保坂知寿で観たのが7年前なので、もうその印象もかなり薄れているしというか
印象は残ってないし、自分は保坂派ではないこともあるが、
佐渡ローズの実に見事な隙の無い演技は、保坂ローズを懐かしむ必要をなくしている。
完全に役を物にしている。歌も一切ぶれる事が無い。
完璧すぎることにケチを付けたくなるくらいの完璧さだ。
この隙のなさが佐渡寧子らしさかもしれないと感じた。


アレックスの中井智彦。
この人はちょっと堅いイメージがあるのだが、佐渡ローズ同様にしっかりと
役を物にしており、違和感などは一切無い。
特に前半の10代のアレックスは、ローズにいいようにあしらわれる
子供っぽさが良かった。
この辺りは石丸アレックスよりも自然で良かったのではないか。
後半はより実年齢に近いこともあるためか、演技臭さもなく
等身大(と言うにはちょっと・・・な感じがある役だけど)で自然だ。
佐渡ローズとのコンビはまさにローズとアレックスのバランスを地で
いっているようなバランス感。
歌は一部高音で苦しそうなところもあるが、非常に良い声だし聞いていて
安心感がある。


ジュリエッタの笠松はる。
実はジュリエッタが笠松はるだとわかった時は、ちょっと雰囲気と歌が
違うんじゃないかと思っていた。
イメージ的にあまり強い女性という印象がなかったからだ。
が、彼女もまた見事にジュリエッタを演じていた。
確かにもう少し年齢が高い方が見た目的にはより良いのかもしれないが、
力強い歌も、大人の女性を感じさせる演技も素晴らしかった。


ジョージの村俊英。
この人は意外性も何もなく普通に(良い意味で)良かった。
個人的には前半の方が余裕のある大人の男性の雰囲気がよりよかったと思う。
後半のアレックスに猜疑の目を向けていくところはもう少し感情が露な方が
判りやすいとは思うが・・・


ある意味一番びっくりしたのが、ジェニーの谷口あかりだ。
キャストがわかった時は、正直無理じゃないのか?とさえ思った。
ジェニーっぽい無邪気な子供っぽさが抜けてきていることもあるし
何よりあのロイドウエバーの曲は歌えないのでは?と思っていたのだ。
が、実際に観てみるとこれが良かったのだ。
歌も確かに声楽系の人には敵わないが、必要十分以上に歌えていた。
すごい頑張っていたと思う。
ジェニーの恋に恋する表情も非常に良かった。
今回一番ビックリしたかも。


7年ぶりの今回のこの作品。
やはり物語としては共感は出来なかった。
だって、すごい話しでしょ!?ある意味人間関係破綻してというか
さらなる破綻を匂わせて終わるしw
だが、一幕を観終わった時には「早く次ぎ観に来たい!」と思っていた。
それはアンサンブルも含めたキャスト全員の素晴らしい演技はもちろんだし、
ロイドウエバーの素晴らしい音楽も理由の一つだ。
始まってしばらくは舞台上のあまりの完璧なお洒落さに半笑いだった。
この自分に似つかわしくないお洒落な空間はなんだ!?と。
そして何より完璧すぎる隙の無い舞台全体にやられたんだろうと思う。
ご幣があるかもしれないが、物語の詳細はどうでも良いように感じられる
完璧さが劇場全体を支配していたからだ。
もちろん物語りあってこその芝居なので、こんなこと書いてしまうと
本末転倒なのだが・・


最高の音楽と最高の芝居に包まれる空間を楽しみたい人は是非!
いやぁ、ほんとケチつけるところがなかった。。。

あ、あった。
カーテンコールの中井智彦の手の振り方。
ラウルの時みたいにカクカクしてた。もっと柔らかくした方がいいのでは、とw


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Posted on 2012/06/03 Sun. 21:56 [edit]

category: 劇団四季:アスペクツ・オブ・ラブ

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