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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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ゆるキャラは大変だ  ウィキッド《2014年4月27日(日)マチネ》 

と、言うわけで翌日予定通りやって来たカレッタ汐留。
140427_1.jpg

近くではご当地フェアのようなものが開催されていた。
たまたま前を通りかかった時に壇上にいたのが、秋田県大舘市のゆるキャラ
「はちくん」である。
http://www.city.odate.akita.jp/dcity/kankou/29-7233.html

壇上から降りようとしたものの一人では降りられないww
140427_3.jpg

困り果てたはちくん。


そんなはちくんをスタッフがせーので持ち上げて降ろしていた。
140427_4.jpg

良かったね、はちくん。。。。の中にいる人www


という今回のキャスト。
140427_2.jpg

グリンダ    :谷原志音
エルファバ   :雅原 慶
ネッサローズ  :豊田早季
マダム・モリブル:中野今日子
フィエロ    :上川一哉
ボック     :厂原時也
ディラモンド教授:菊池 正
オズの魔法使い :松下武史


新しい4人は全て希望通り!
なので基本4人の感想のみ!本日二つ目なので疲れ気味なのですw


まずはグリンダの谷原志音。
この人はもちろん何度か観ているが、アリエルとしての印象しかない。
アリエルの時は素直で伸びやかな歌声が印象的だったが、グリンダの曲とは
タイプがちょっと違うので大丈夫だろうか?ということと、
アリエルの時に台詞と感情表現が一部リンクしないところがあったりして
グリンダだとそういうところ大変じゃないだろうか?
という余計な心配をしていた。

苫田グリンダはお笑い系、鳥原グリンダはSな女王様系だったが(ほんとか?)
良くも悪くも色がなさそうな谷原グリンダはどんな感じなのか
イマイチ想像が出来なかった。

で、登場してみるとまずは見た目が良い。今まで観たグリンダの中で
一番いいのではないだろうか。
金髪のカツラもまったく違和感がない。
そして歌いだし。冒頭の高音はこの人本来の音域ではないような感じもあったが
特に問題もなく綺麗に出切っていた。
前半のグリンダとしては良い意味で余計なものはくっついておらず
等身大に近い感じ。それだけ自然な演技だったということだ。
細かい芝居もごく自然で、演じてる感を良い意味で感じなかった。
やっぱりこの人のグリンダには今のところ(グリンダなり立てだが)、
何の色もついていないのだ。
そういった意味では東京初演の頃の沼尾グリンダに近いようにも感じた。
「ポピュラー」の下手くそに歌うところとかもオリジナル近い感じだし。
コミカルな場面でもちゃんと笑いは取れていた。
もちろんこれでもか!と笑わせてくる苫田グリンダには及ばないが。。。
ま、そうなる必要もないし。

ただやっぱり後半になるともっと色があればより良かったのに、と。
物語を通じて成長していくグリンダの成長具合が今一つわかりにくい。
お笑い系が最終的には堅い決意をもつことであったり、
女王様が終盤でエルファバを救おうとしたりすることには結構な落差があって
その落差故にグリンダの成長ぶりがわかりやすかったりもするのだ。
もちろん●●系であることがわかりやすさに繋がる唯一の方法ではないが
(というか邪道か?w)、グリンダの成長ぶりがもっとわかりやすくなると
「For Good」などのシーンももっと活きてくるんじゃないかなぁ、と。

注文も書いてはみたが、デビュー直後とは思えないレベルが高い演技だった
事は言うまでもなく、今後の変化が非常に楽しみだ。


フィエロの上川一哉。
ネコ科から卒業したかと思ったら、今度は王子科なのねw

この人の演技は「春のめざめ」の時から大好きである。
非常に説得力がある。
特に周囲のキャラクターに対する優しさの滲み出方が非常に良い。
上川フィエロはデビュー直後だからまだちょっと硬いところはあるものの、
期待通りの優しさが滲み出るフィエロだった。

前半のチャラ男も悪くないのだが、後半の方がこの人らしさは活きてくる。
タイプでいえば李涛のフィエロに近いかもしれない。
今のままでも十分ではあるのだが、役に馴染んで来たらもっと説得力が
増してくるだろうし、次に観るのが非常に楽しみだ。

谷原グリンダとの相性も非常に良かった。
アリエルとエリックで絡んでるからというわけではないだろうが・・・
海には帰らずしばらくはエメラルドシティにいてほしいものだ。


ボックの厂原時也。
この人は見た目の印象からか弱い者というより鋭さを感じてしまう。
ボックもどうかなぁ、とは思っていた。
まぁまず背が小さいという時点で大部分クリアしている気もするが(笑)
この人はなんだかんだで中堅以上の位置にいる人だとは思うので
演技という面では問題があるわけがない。
もうちょっとグリンダと相対する時のかわいさがあると良いとは思うが。


ネッサローズの豊田早季。
多分何度も観ているのだとは思うが、役付では初めてだ。
見た目の妹度は保城ネッサより高いが歌は保城ネッサのほうが
個人的には好みかな。とは言え悪いとかダメなわけではまったくない。
2幕でボックに魔法をかけてしまう辺りの情念みたいなものは
もう少し欲しいかも。


と、言うことで新しい4人の感想書けたところで終わりなのだが
主人公の一人であるエルファバに触れないわけにはいかないので
久しぶりに観た雅原エルフィに関しても少し。

いやぁ、もう言うことはない。
どっからどう見てもエルファバだ。
エルファバとしての存在感は系統的には濱田めぐみに近いかも。
その点では岡村エルフィは少し違う。
どちらが良いということではない。
エルファバとしての存在感があり過ぎて、デビュー直後のグリンダ、フィエロとの
相性は今一つよくなかったが、それは単純に貫禄があり過ぎただけ。
ま、見た目の貫録もちょっとついちゃったみたいだけど(笑)
この人と岡村美南がいれば当分エルファバには事欠かなそうだ。
どちらで観ても相当の満足感は得られるはずだ。
今回も「No Goog Deed」の場面では観てる方が顔をしかめて観てしまうほど。


今回の3人の相性がよくなったらもっともっと良いものになるに違いないと
思わされた今回のウィキッドだった。
それとやっぱり自分はこの演目との相性が良いようだ。
世界観に浸ってるだけで感動できる。
前日のSong & Danceでちょっと消化不良だったことを忘れるくらい良かった。


ということで1日2回のレポはしんどいです。もうイヤですw
次回の四季はGW明けの週末。
でも、書くことあるかわからないというのと、その翌日に富士山の麓での
マラソン大会に出場のため観劇後現地に向かい前泊するので
レポはないかもです。
たぶんないです。
きっとないです。
走った後はかけません(笑)

ご了承くださいm(_ _)m


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Posted on 2014/04/28 Mon. 15:02 [edit]

category: 劇団四季:ウィキッド

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28

エルフィとグリンダはコンビ芸人  ウィキッド《2014年3月9日(日)マチネ》 

さてと、壁抜けレポの最後で書いたように久々の突発。
キャストは毎週チェックしているので、興味をそそられるメンツが揃って
いることはわかっていたのだが、以前のように「そら行くぞ、やれ行くぞ」と
なかなかなれない今日この頃。
メレンゲ見てなかったらたぶん突発しなかっただろうなぁ。
動く松島フィエロを観て「これは一度は観ておいた方がいいな」と。
見た目はフィエロのイメージにすごく近いフィエロだった。


日曜はマチネしかないので、ちょっと早目に起きておにぎり作って
おにぎり食べながら車で向かった2ヶ月振りの四季劇場 海。
あ、ちなみにおにぎりのお供はローソンのからあげ君がいつものパターンw


という今回のキャスト。
140309_1.jpg

グリンダ     :鳥原 ゆきみ
エルファバ    :岡村 美南
ネッサローズ   :保城 早耶香
マダム・モリブル :中野 今日子
フィエロ     :松島 勇気
ボック      :山本 道
ディラモンド教授 :菊地 正
オズの魔法使い  :松下 武史


グリンダでは初見である鳥原ゆきみ、同じくフィエロでは初見の松島勇気や
ディラモンド教授の菊池正。そして久々に観る松下オズ。
何だかんだと結構見所があるのだ。

この見所が多いメンツでの公演を観るために原作を読んでみた・・・
というようなことはもちろんないw

そりゃ読んだら深まるかもしれないし、違う見方も出来るかもしれないけど。
舞台の方も一つの舞台作品として出来上がっているものだから、
壁抜けのように「?」が残らなければ、原作はいいかな、と。


では早速メインキャストの感想を。

まずは前回に引き続きのエルファバ、岡村美南。
自分のこの人に対する期待値は何の役であっても半端なく高い。
伸びやかな歌声はもちろんのこと、役を演じているのではなく
役「を」生きている、いや、役「で」生きているというくらい、
その役のキャラクターを存分に感じさせてくれる演技力や存在感。

前回1月に観た時は繊細な演技などは目を引いたものの、
まだ歌に馴染みきっていない感じの歌い方であったり、
エルファバとして伝わってくるものの量が期待値に達しておらず、
少し辛口の評価になってしまった。
この人のピコを観た時に感じるものであったり、観終わった後の余韻などの
レベルにはまだまだかな、という感じだったのだ。

で、今回。
結果から書くと、前回と比較して圧倒的にエルファバだった。
特に2幕は2階席で観ていてもぐぐぐっと引き込まれるくらい。
当たり前かもしれないが、ピコの「ピ」の字ほども、
いや、岡村美南であることも全く感じないくらいエルファバだった。
観ている方がぐ~っと舞台に集中させられる素晴らしいエルファバだった。

歌も前回よりもずっと馴染んでいた。
伸ばすべきところはしっかりと伸び、表現力も前回とは比較にならない。
Defying Gravityで一瞬ふらふらっとしてしまったが、どうということはない。

まだピコの時の方が、と感じてしまわないでもないのだが、
これも自分のこの人に対する期待故か。。。贅沢過ぎかな。


次は新グリンダの鳥原ゆきみ。
この人を初めて認識しながら観たのは、前回の東京公演の時に
ネッサーローズで観た時だと思う。
この時の印象は、このネッサは良いなぁ、というものだった記憶がある。
その後順調に出世(?)し、コーラスラインのヴァル、美女と野獣では
ヒロインのベルを、それからソング&ダンスにも登場。
そして今回グリンダ様になってウィキッドに戻って来た。

見た目、声などからどちらかというと気が強いタイプに見える。
ベルの時も結構ツンツンしていたような。
そしてあまりデレがないという。
90%が「ツン」で残り10%が「デレ」くらいの割合だろうか。
ちょっとズルっ子そうな苫田グリンダと比べて、一直線に我が道をという
感じになりそうだなぁと思っていた。

登場してみると見た目はだいたい予想通り。
グリンダ様(敢えて様を付けている)としては十分あり。
そしてやっぱり気が強そうに見える。
群衆がエルファバの死を喜ぶ場面でグリンダは切なそうな顔をするわけだが、
それがちょっと弱め、というかそういう風に見えなくて、その辺でも弱さを
表には見せない強いグリンダ、という感じがしたのかも。

歌はちょっと心配していたのだが全く問題なし。
冒頭の高音もフラットすることなくきれいに伸びてる。
個人的にはど真ん中のタイプではないのだが、あくまでも個人の好みの問題。

苫田グリンダがボケてボケてボケ倒してボケのみで笑いを取っていくのに対し
鳥原グリンダはエルファバのツッコミがあって「あぁ、今のボケなんだ」と
分かるという感じ。まぁ、エルファバが突っ込んでるわけではないが。。。
エルファバのアクションが入ってこそ成立している。
コンビ芸というところだろうか。

鳥原グリンダには今後もうちょっと柔らかい部分も増やしてほしい。
そうするとFor Goodのシーンがもっと活きてくるのではないだろうか。
とは言えデビュー直後としてはかなりレベルの高いグリンダであることに
間違いはない。


フィエロの松島勇気。
この人がきっかけで突発するくらいだから期待値も高い。
その期待値からするともうちょっと、という感じだったかも。
テレビで観たとおりフィエロとしての雰囲気はばっちりだし、
ダンスシーンはもちろんすごい。
ここまで軽く踊ってるのは李涛フィエロと松島フィエロくらいか。

そんな松島フィエロで今回気になってしまったのは芝居の部分。
CFYのボビーの時にはさほど感じなかった四季っぽさが強かったかも。
なので台詞が堅苦しくなってしまい、その分エルファバに対する想いが
観客には伝わりにくかったのでは。

そこがもっとこなれてくると相当良いフィエロなんだけどなぁ。。。


前回まではナベさんオズで、それはそれで特に問題に感じてなかった。
何となくインチキっぽさが出ていれば良いかから、これはこれでOKみたいな。
が、今回松下オズを観てやっぱりその格の違いを感じてしまった。
オズには自然なペテン師である事が必要なんだ、と認識した。
ナベさんの方はインチキ臭いペテン師(?)w
こうなると最近オズでは登場していない飯野オズにも登場願いたいところだ。
飯野オズはペテン師というより悪者な感じだけど。


ディラモンド教授の菊池正。
ま、ディラモンド教授は顔が見えないのでね。。。(笑)
「ことばぁぁぁぁぁ」の所は個人的にはもう少し低めに始まってほしいかな。
というくらい。


全体的には岡村エルフィの進化もあって結構な満足感を得られた
久々の突発ウィキッドでした。


で、次の四季は・・・ソンダンまでないか。。。
観劇はいくつかするんだけども。。。
というわけで思わず突発してしまうキャス変希望!


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Posted on 2014/03/11 Tue. 18:03 [edit]

category: 劇団四季:ウィキッド

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クリスマス?正月? 節操ないカレッタ  ウィキッド《2014年1月4日(土)マチネ》 

三が日も過ぎて正月らしさが少し薄れてきた今日1月4日。
今年一発目の観劇は四季のウィキッドだ。

汐留に到着するとホテルの前にはまだ門松が。
140104_1.jpg

亀の噴水のところはまだクリスマスのイルミネーション??
140104_2.jpg

その脇には謎のおみくじの機械が。
和洋折衷というより節操がないというべきか。。。


という本日のキャスト。
140104_3.jpg


グリンダ     :苫田 亜沙子
エルファバ    :岡村 美南
ネッサローズ   :保城 早耶香
マダム・モリブル :中野 今日子
フィエロ     :岡田 亮輔
ボック      :山本 道
ディラモンド教授 :斎藤 譲
オズの魔法使い  :渡辺 正


そう、今週に入って待ちに待った岡村エルフィが登場している。
たまたま先行で取っていた時に当たるとは今年は幸先がいいのか
ここで運を使ってしまったのかは不明(笑)

フィエロもずっと連投していた飯村和也が外れて岡田亮輔に。
パンフを見ると2006年にオーディションに合格、とあるが
オーディションに合格した外部のキャストという位置づけなんだろう。
ブログもあるし→《岡田亮輔のブログ》


今回はこの二人だけを観に行くつもりで出かけたわけだが、
いざ始まってみると初っ端からこの作品に引っ張り込まれた。
好みの問題だが、自分はこの作品とは相性がいいようだ。
もうずいぶん回数も観ているが、始まっただけで気分が高揚というか
胸いっぱいになる。
この作品が持つメッセージ性や考えさせられるエンディングなどが
そういう気分にさせるんだろうか。。。


ま、それはともかく今回の観劇の2大目的である岡村エルフィと
岡田フィエロの感想をさっそく(前置きが長い「さっそく」だが・・・)。


まずはやはりエルファバの岡村美南。
岡村美南は「夢醒め」のピコでしか観ていないので、自分の中では
完全に岡村美南=ピコという印象だ。
よく通り伸びる歌声や、表情がコロコロと入れ替わる細かい演技。
文句をつけるところが一つもないピコだったが、それがエルファバという役で
どのように活きてくるか、というところを楽しみにしていた。

岡村ピコは良い意味でクセが全くとても素直だった。
ピコにアクの強さは不要なのでピコを演じている分にはクセのなさは
全く問題にならなかった。
ただしエルファバになってくるとちょっとそれも変わってくる。
エルファバが本来持っている屈託のなさ、自分の生い立ちに対するコンプレックス、
悪い魔女にならざるを得ず追い詰められていく中でも大切な人を思いやる気持ち。
まさに「別の角度」から観ると色々な側面を持つエルファバを演じていくには
ピコの時のクセの無さは逆に足かせになってしまうかもしれないと考えていた。
それに存在感、歌声、この人が持つ要素は陰と陽で分けるなら完全に陽だ。
前半は想像できるものの「自由を求めて(Defying Gravity)」以降は
今一つ想像しにくい。

登場した岡村エルフィはピコの時に感じた背の高さは特に気にならなかった。
まぁ苫田グリンダと並ぶと大きくは見えるが・・・
そして表情がくるくると良く変わる素直な女の子らしさは予想通り。
周りから疎まれている時などに見せる少し悲しげな表情が印象に残った。
芝居も細かいし上手い。どの場面か忘れてしまったが芝居の良さに
何度か「ほぉ」と感心させられる時もあった。
歌は相変わらず伸びやかできれいだ。曲の最後のロングトーンも申し分ない。
「自由を求めて」もラストの高音まで音をはずすことなくきっちりと
歌い上げていた。
ここでふと思ったが、この演目での歌い方は雅原慶よりも樋口麻美に近いかも。
声量は申し分ないものの音圧があるタイプの声ではないということと、
時折ぶちっと切ったりするところ、ビブラートのかけ方なんかでそう思った。

基本的に前半は申し分なかったのだが、オズの魔法使いの真相がわかってから
前半最後までで押しがちょっと弱いというか、優等生的な部分が顔を出して
観る側の感情が揺さぶられ切らないという印象が残った。
そしてそのまま突入した後半も歌、演技ともにとても良いものの、
あともう一歩揺さぶられる部分がほしかったかもしれない。
まだエルファバになってから1週間くらいといこともあってか、
余計なものは付けずに基本に忠実に演じているように見えたことも、
観る側としてはもう一歩踏み込んでほしいと感じてしまった要因かもしれない。
ただこの辺は時間の問題かも。
今のレベルの高い演技のまま、もっと馴染んで来たらピコ同様に
文句をつけようもないエルファバが出来上がるかもしれない。
岡村美南という人にはどうしてもそのくらいの期待を持ってしまう。
もう少し時間をあけてから再度岡村エルフィは確認してみたい。


そしてもう一人の注目キャスト、フィエロの岡田亮輔。
岡田亮輔は一昨年、TipTapの「Count Down My Life」の息子役で観ている。
その時のイメージが「やんちゃなワルガキ」だったので
今一つフィエロと結びつかず、どんな感じになるのかは楽しみだった。

岡田フィエロは今まで見てきた3人のフィエロ(李涛、北澤祐輔、飯村和也)とは
若干キャラクターが違っていたように見えた。
今までのフィエロは本当の自分の姿を隠すようにお気楽なキャラを
まとっている感じだったのに対して、岡田フィエロはお気楽キャラを演じてる
というよりは、ちょっと突っ張って良いカッコしいを演じているというか。
そんなちょっと突っ張ったところが子供っぽく見えるというか・・・
そういう意味ではエルファバがフィエロに惹かれていく理由が
見えにくかったかもしれない。
ただこの人の場合は、そのように演じていたというよりは台詞回しが
そのような印象を持たせてしまうのかも。
台詞の部分にもう少し自然な感じがないとお気楽風には見えない。

以前「Count Down My Life」で観たときは自然な演技で非常に良かったのだが
四季の舞台で観てみるとちょっと力が入っているように見える。
場馴れの問題なんだろうか・・・それとも四季の舞台は他とはちょっと違う
空気感があるのでそう見えてしまうのか・・・


残りのキャストは・・・今回は割愛w
苫田グリンダにちょっとだけ触れると、作品冒頭の高音が出きらないので
調子大丈夫かな?と思ったものの、そこ以外はいつも通り。
相変わらず大中小いろんなものを放り込んでくる。
ちょっと気になったのは色々と放り込み過ぎると、グリンダのキャラが
面白い人の要素が強くなりすぎてしまい、深みがなくなってしまう。
そのことによって後半は成長したというより「立ち回りの上手いあざとい人」
に見えるようになってしまうかも。


ナベさんは・・・普通に良かったです、はい。
最後の「パパに・・・」はちょっと昔のナベさんぽくって気になったけど。


というわけで、もう少し気持ちにガツッと来てくれると申し分なかったものの
自分と作品の相性の良さに助けられた部分もあり、観劇後の満足度は高かった。

でもやっぱり岡村美南にはもっとすごいものを期待してしまうし、
きっとそれに応えてくれるはず、と思ってしまう。
自分の彼女に対する期待値の高さを痛感した今回の観劇でした。


で、今のところ四季の手持ちのチケットは今回で終了。
ここ何年かでこんなことはなかった。ま、来週の先行で壁抜け取るけど。
思わず突発したくなるようなびっくりキャストを求む!!(笑)

ちなみにクリスマスイルミネーションかと思ってものは
富士山もあるようなので一応正月用かと。。。
140104_4.jpg


日付が変わる前にアップできてよかった・・・


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Posted on 2014/01/04 Sat. 23:54 [edit]

category: 劇団四季:ウィキッド

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04

文句なし!でもね・・・   ウィキッド《2013年10月19日(土)ソワレ》 

つくづく観客ってものは勝手なものだと思う。
これぞってキャストがいなければいないで不満が出るし、
これぞってキャストが出たら出たで長く続くと不満が募る。
キャストに対する不満ではなく、変化がないことへの不満だ。
これって自分だけだろうか?

雅原エルフィと苫田グリンダになってから早2ヵ月以上が経つ。
今回の東京公演は今のところこの組み合わせ以外観ていない。
というか樋口麻美が出てたのは最初の1週間くらいだけだ。

でもこれは四季では特に珍しいことではない。
最初の東京公演の時だって濱田めぐみと沼尾みゆきのコンビは
半年くらい続いたと思う。
リトルマーメイドだって谷原志音は最初の何か月か出ずっぱりだった。
安定したキャストで公演が続くというのは決して悪いことではない。
むしろ喜ばしいことなのだと思う。

でもやっぱり月一度くらいだが同じ演目をリピートするにあたっては
少しずつ変化がほしいとも思ってしまうのだ。
濱田&沼尾コンビの時は「この二人でのウィキッド」を観に行っていたので
何も気にしていなかったが、今回は岡村美南のエルファバが観たいという
こともあって、変化のなさに物足りなさを感じてしまったりする。

ということでつくづく観客というのは勝手なものだ、ということになる。


今回もメインの3人(エルファバ、グリンダ、フィエロ)に変化はなく、
そういう意味ではドキドキワクワク感というものは期待できないが
演技がどうこうとか全く気にすることなく作品に集中できる、ということで
自分を納得させる。

変化がない、といえばオズ陛下もしっかり定着してしまっている。
やっぱりこの人(渡辺正)はこの劇場に住んでいるに違いない。
カレッタにある亀の噴水の下に秘密の部屋があるのだ、きっと。

やって来た約1ヶ月ぶりの四季劇場 海。
131019_3.jpg

さらっと流したがこの写真↑の間違いに気づいていただけただろうか。
いや、もしかしたら間違いではないのかもしれないが。。。

という本日のキャスト。
131019_2.jpg


グリンダ     :苫田 亜沙子
エルファバ    :雅原 慶
ネッサローズ   :保城 早耶香
マダム・モリブル :中野 今日子
フィエロ     :飯村 和也
ボック      :山本 道
ディラモンド教授 :前田 貞一郎
オズの魔法使い  :渡辺 正


ボックとディラモンド教授が前回から変わっている。
ボックの山本道は多分初見だ。
あ、一応変化はあったのね。。。w


ということで同じキャストでのレポも3回目になるのでサクッと。

エルファバの雅原慶。

3回目にして雅原慶なんだかエルファバなんだかわからなくなってきた。
演じているというより素に見える。
まぁもちろん演じているわけだから、それだけ役になりきっているという
ことなんだと思う。
相変わらず演技は細かく表情も豊かだ。
そして歌も非常に安定している。気持ちよさそうに歌っている。
1ヶ月前の時点で歌はかなり進化したと感じたが、今回はさらに進化というか
完全に自分のものになっているように思えた。
このレベルで安定するとなると、これはしばらく他のエルファバは
ないんじゃないか、と思ってしまう。
そうはいってもちゃんと休んでほしいのだが。。。

今回は物語の終盤でグリムリー(魔法本)をチステリーから受け取る時の
微笑んだ表情にやられた。
その流れで歌う「For Good」に実は初めて感動した。
感動の場面なのはわかってはいたのだが、個人的には特に・・・という
この場面が活きたのは上記の演技があったからだ。

そうそう。一つ気になることがあった。
一幕最後の「Defying Gravity」の終わりで照明が暗転する瞬間の表情だ。
雅原エルフィ含め、今までのすべてのエルファバはここで決意に満ちた
表情をしていた。
だが今回は何故か満足げな感じで微笑んでいるようにも見えた。
これはたまたま今回のこの時の感情がこうだったのか、
雅原エルフィの新しい解釈なのか、それとも単純に見える角度の問題なのかは
わからないが、「おや?」と思った瞬間だった。
真相は如何に・・・


グリンダの苫田亜沙子。

この人のグリンダはもう何も言うことはないでしょう。
「これが四季のグリンダですよ」と言わんばかりの佇まいだ。
でも本当にこれだけ完璧に出来上がったものを見せられてしまうと
他のキャストが想像つかない。
よっぽどみんなが納得出来るようなキャストじゃないと厳しそうだ。
前回ちょっと気になった色々とぶっこんで来るネタも、
今回は特に気になることもなく自然に流れていたと思う。
ほんと次は誰がやるんだろ・・・


今回初めて観たボックの山本道。
歌も演技もボックとしては特に気になることもなかった。
見た目が・・・とっちゃん坊やみたいだけど・・・w
年がある程度いってるんだかそうじゃないのかわからない。
毎回思うのだが、ボックをやる人ってある程度サイズが小さいので
他の役が付きにくくないかな?と。
男性で小さめのサイズが似合う役というと、メレブ、ティモン、フランダー・・・
他に何かあったかな。あ、ユタも良いかな。
そんなことはさておき山本道はボックとしては良かったのではないかと思う。


てな感じですw
サクッと、ということで。

実は来週もウィキッドの予定が入っているのだが・・・
キャスト変わらなそう・・・
なのでレポ書かなくてもいいでしょうか?(笑)
次の日にSong&Danceも観るからそっちをちゃんと書きますんで。
ちゃんと書けるかは観てみないと何とも言えないけど。。。


実は今日は別の小さい作品を観ているのでそっちのレポも後ほど書きます。
レポでも触れるけど素晴らしい作品でした~


ではまた後ほど。(どれくらい後ほどかはわかりませんが。。。)


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Posted on 2013/10/20 Sun. 17:31 [edit]

category: 劇団四季:ウィキッド

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変わらぬあなたでいて  ウィキッド《2013年9月21日(土)ソワレ》 

課題は感じたものの全体としては結構な満足感は得られた李香蘭を観終わり
来た道をカレッタに向けてテクテク戻る。

カレッタが近づいてくるとそこはコンクリートジャングル、東京砂漠w
内山田洋とクールファイブを知っている人しかわからないこの単語。

130921_5.jpg

あ、ちなみに東京砂漠はこれです↓


などとどうでもいいことを考えながらやって来たカレッタ汐留の
四季劇場 海、またの名を四季劇場 ナベ(笑)
130921_6.jpg

2階のこっち側の入口は人が少ない。

色んな人たち(といっても自分がネット上でかかわりがあるごく少人数)の
評判によると、それほどでもないというナベさんオズを観る機会が
とうとうやって来たのだ。
いや、ナベオズを観に来たわけではない、ウィキッドを観に来たのだ。

という今回のキャスト。
130921_7.jpg

グリンダ     :苫田 亜沙子
エルファバ    :雅原 慶
ネッサローズ   :保城 早耶香
マダム・モリブル :中野 今日子
フィエロ     :飯村 和也
ボック      :伊藤 綾祐
ディラモンド教授 :斎藤 譲
オズの魔法使い  :渡辺 正

前回との違いはオズが佐野正幸から渡辺正に変わっただけだ。


ということでさっくりと書くキャストの感想を。
今回はエルファバの雅原慶から。

前回の観劇でデビュー後間もないながらほぼ完璧にエルファバを演じており
これ以上どのように変わっていくんだろう?というのが今回のポイントだった。
結果、見事に進化していた。
前回時点ですでに何の違和感もなくエルファバだったのだが、
今回はさらに役が馴染んでいた。
基本的なこの人のエルファバの色は変わっていない。ただ深くなった気がする。
正常進化(深化)と言うべきか。
今回特に印象的だったのは目だ。
別に目だけを意識して芝居しているわけではないだろうし、
あくまでも全体の中の一部でしかないのだろうが、目での芝居が印象的だった。
特に「自由をもとめて(Defying Gravity)」のシーンはすごかった。
照明が当たる角度の問題もあるのだが、目から上は真っ暗で眼だけが異様に
活力をもっていた。
すごく強い意志を持っていながら、何かを吹っ切って力が抜けているような目。
そんな目が印象的な今回の演技だった。

歌に関しては前回の2~3割増しくらいでパワーがあり、
声が歌によく馴染んできていた。
エルファバの楽曲なりの歌い方に完全にではないのかもしれないが
声がフィットしてきている。
前回観たときはしっかり歌えてはいたものの、そのままでは長い期間
エルファバを務めるのは厳しいんじゃないか?という感じの歌い方だったが
今回聞いて、「あ、これならしばらく行けそう」と思った。
それだけ不自然さというか、楽曲に歌わされてる感がなくなった
ということなのだろう。
このレベルでまとめられたら観る側としては言うことはない。
素晴らしいエルファバだった。


グリンダの苫田亜沙子。
この人も前回よりも声が楽曲により馴染んでいるようだった。
声の出し方を調節しているのかもしれないが、時折「こんなに太かったけ?」
というくらい芯の太い声で歌われたら、そりゃ最後の決意にも相当の
説得力があるのだ。

それにしてもこの人はよくもまぁポンポンと大ネタから小ネタまで
色々放り込んでくる。
「ご~じゃすぅぅぅぅうううううう゛う゛う゛~~」も面白いが
思わずくすっとしてしまうような表情だったり、仕草が好きだったりする。
ただこれだけ盛りだくさんにしてしまうと、キャストが変更になった時に
落差が大きくなりすぎてしまいそうだ。
これ以上行くと属人的になりすぎてしまいそうなので、ほどほどに・・・
とお願いしたいところだ。オモロイけどw


前回書かなかったので、ネッサの保城早耶香。
個人的には好きな部類のネッサだ。特に後半が良い。
あそこの場面はこのくらい歌えないとネッサの感情が伝わってこない。
見た目的にあんまり妹っぽくはないけど(笑)


さて、だ。
いよいよ書かねばならないのか。。。オズを。。。
結果から言うとやはり渡辺正は不変だ、ということ。

前半で登場した時は見た目や雰囲気的にはとても似合っており、
この点に関しては佐野オズより違和感がなかった。
なるほどぉ、これがみんなが言う違和感のなさか、と。
セリフは相変わらずの舌っ足らずな感じはあったが、セリフの量も内容も
このくらいであれば特に気になることもなかった。
確かに観る側が構えすぎて肩すかしという感じだ。

が・・・

後半になると渡辺正はやはり変わらないのだ、ということをつくづく実感した。
前半気にならなかったセリフの抑揚のなさも、後半になると途端に気になる。
あの悪夢のようだったアイーダの東京公演を思い出してしまった。
ラダメスの時もそうだったが、この人の良い時は前半しか続かないのだw
そうだ、これが渡辺正なのだ!

そしてみんなが言う「ぶぅわんだほ~」w
どうやったら「わんだほ~」が「ぶぅわんだほ~」になるのか
全く想像が出来なかったのだが、観て理解した(笑)
確かに「ぶぅわんだほ~」だ!
なぜ、なぜ「わ」の前に「ぶ」を入れるのか!?
まぁ、自分が観た回は連発というよりは2~3回程度だったので
特にそれ以上気にはならなかった。
それほど登場することもない役ではあるが、一応キーパーソンなので
それなりに存在感と「オズ」であることをもう少し感じさせてほしい、
といったところだろうか。
タイトルでは「変わらないで」と書いたが、やっぱり変わってほしいw

さて、観劇は来月の中旬まで空く予定だ。
でも大丈夫、1ヶ月経たなければスポンサーバナーは出てこない(笑)
それまでに岡村エルフィーは登場してしまうんだろうか・・・


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Posted on 2013/09/23 Mon. 17:14 [edit]

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