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劇場つながり

各種観劇日記。基本的に劇団四季のみ、のはずが最近は色々と手を広げてます。書きやすさ優先でレポ内の俳優名は敬称略ですのでご了承くださいm(_ _)m

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光ったのは誰だ? マンマ・ミーア《2011年9月4日(日)千秋楽》 

興行的には残念な結果(?)に終わってしまったアイーダの後を受けて
7年ぶりに東京に戻ってきたマンマ・ミーア。
アイーダは1年もたなかったが、マンマ・ミーアなら少なくともアイーダは
超えるんじゃないだろうかと期待されていた、と思う(四季もファンも)。

が、蓋を開けてみればアイーダ以上と思われる苦戦。
結果としてアイーダより短い約9ヶ月で千秋楽を迎えてしまった。

再演だから、という理由のほかにも色々とあるだろう。
初演の時には保坂知寿という絶対的な存在が2年間(大阪含めると4年弱?)、
ドナを演じ続けた。その保坂知寿はもういない。

今回の東京公演も開幕は濱田めぐみだったものの、開幕直後くらいから
濱田めぐみの退団の噂があちらこちらで聞かれるようになった。
そしてそれを裏付けるかのように、濱田めぐみ以上のビックリキャストだった
樋口麻美がドナに。

そして傍らには彼が・・・
サムとしての彼はラダメスの時のようなことはなく、サムと言うキャラには
しっかりハマっていたように感じる。
ま、相変わらずなところは相変わらずだったんだが・・・

もちろん樋口ドナは樋口麻美らしく手堅く且つかなり高いレベルのドナだった。
しかし今回の東京公演は、総じて舞台からの観客を巻き込んでしまうような
熱気というか、圧倒される感じというか、何かそのようなものが
欠けていたように思える。
出演したキャストはそれぞれ一生懸命に演じていたと思うし、
キャストに対しての違和感は特に感じなかった。
もちろん好みというものはあるし、気に入らない部分もあったが
そう言う各論の部分ではなく、全体に何かが欠けていた、と思う。

ともあれ、マンマ・ミーアの再演は終わってしまう。
この先またいつ東京で観れるのかはわからない。
元々この作品には特別な思い入れはないのだが、深く考えず楽しめる作品だ。
と言う事で、アイーダに引き続き抽選ではなかった千秋楽のチケットをゲット。
昨日に引き続き台風の影響が残る中、四季劇場 海へ。

会場に入ると何かを手渡された。
千秋楽グッズか?と思ったらなんと特別カーテンコール用のサイリューム。
110904_3.jpg

ちょっと待ってくれ。
今までカーテンコールで周囲に圧倒され、脂汗をかき続けた自分にこれを持たせるのか?
半強制的に千秋楽くらいはお前も参加しろ、と言う事なのか?
う~~~む、これは困った事になった。
ほんとに無理なのだが・・・

困りながら客席に着くと、向こうには浅利御大がゲストと思しき外人と談笑中。
他にも俳優がちらほらと確認できた。
自分の席からは野中万寿夫、川原洋一郎、藤原大輔が確認できた。

というマンマ・ミーア千秋楽のキャスト。
110904_4.jpg

ドナ・シェリダン  :樋口 麻美
ソフィ・シェリダン :谷口 あかり
ターニャ      :八重沢 真美
ロージー      :出雲 綾
サム・カーマイケル :荒川 務
ハリー・ブライト  :明戸 信吾
ビル・オースティン :脇坂 真人
スカイ       :鈴木 涼太
アリ        :木内 志奈
リサ        :細見 佳代
エディ       :川口 雄二
ペッパー      :大塚 道人


ペッパーが一和洋輔から、スカイが竹内一樹から変わってしまったのは
個人的には残念だが、最後はベテランでビシッと締めるということか。
そしてロージーの出雲綾は外部の人なのでまったくの初見だ。


春先からドナを演じ通したドナの樋口麻美。
今回も彼女らしいレベルが高い演技だった。
前回は調子が悪かったのか、「Slipping Through My Fingers」が
かなり危なっかしく、一番の泣かせどころがまったく機能していなかったのだが、
今回はこのシーンもばっちり。
前回まで感じていた、いかにも演技しているという
ある意味樋口麻美らしい部分はほとんど気にならず、自然でよかった。
なのでこのタイミングでの千秋楽はもったいなかった。
基本的に樋口麻美は得意なタイプではないのだが、それでも良かった。
この後の京都公演でさらにドナらしさが増していくのではないか。


そして超久しぶりに戻ってきた荒川務のサム。
元々自分のサムのイメージは荒川サムが元になっている。
が、いざ荒川サムが登場するとやや違和感が。こ、これは渡辺サム効果なのか??
なんかちょっと物足りなさがある。
いや、そもそも自分にとってサムは物足りなさを感じる男なのだ。
これでいい筈なのだが・・・
渡辺サムと比較すると、ちょっと情けない感じがある荒川サム。
そして明らかにヘンタイだった阿久津サム。
一つのキャラでこれだけ違ってしまっていていいのだろうか・・・?
それはそれでちょっと問題な気がする。


それから初見の出雲ロージー。
この人は全く違和感がなかった。もうずっとこの役をやっている感じ。
路線的には青山弥生のロージーそのまま。
一回り背が大きくなったくらいの違いしか感じない。
歌も上手いし安定感抜群だ。


今日はアンサンブルも含めよくまとまっており、前回感じたバラバラ感はなく
非常に楽しめた。千秋楽が良い形で締まって良かった!


あ、いや。まだ締まってなかった。
アレが残っていた・・・そう、カーテンコールだ。
もらったサイリュームは周りの様子を見て、などと考えていたのだが
周りの様子は見るまでもなかった。
みんな一斉に踊り始めた。隣に座っていた小学校低学年くらいの子も
一緒に踊ってた。。。

ま、まずい。脂汗が・・・

が、やはりおれには無理だ・・・いや、ちょっとぐらい・・・
などと葛藤しているうちに終了。
逆に目立ってしまったかも。周囲を見ると踊ってないのはゲストと思しき
外人さんくらいだった。。。


というわけでせっかくもらったサイリュームは活用されず。
このまま捨ててしまうのももったいないという事で光らせてみた。
110904_1.jpg

光ったのはこのお方。
110904_2.jpg

ま、有効活用できた、ということで。


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Posted on 2011/09/04 Sun. 21:23 [edit]

category: 劇団四季:マンマ・ミーア

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04

マル・マル・モリ・モリミスマッチ? マンマ・ミーア《2011年6月17日 ソワレ》 

観劇予定がない6月も、今ひとつ物足りない週末が2回過ぎた。
とは言え、これは観に行かねば!という個人的にそそられるキャストもなかった。
「それは違うんじゃないの?」と思いながらも興味があった
竹内一樹のスカイも突発するには至らなかった。

今週末は予定もあるし3回目の何も観ない週末だなぁと思っていたら
マンマのペッパーに一和洋輔が入った。
東京公演の開幕キャストでありながら、その後表に出てきていなかったが
千秋楽が決まったこのタイミングで再登場。

竹内一樹と一和洋輔といえばエルンストとハンシェンコンビだ。
一和ペッパーは見逃していたので、これは今のタイミングで行くしかないな、と
平日の突発を決定。行けそうだったのが、今日(金曜)だけだった。

個人的には竹内スカイも一和ペッパーもミスマッチではないかと思っていた。
だって竹内一樹はどう考えても普通の成人男子を演じてる姿が思い浮かばないし
『陰』か『陽』かで分ければ、絶対に陰だと思っていた一和洋輔も
エーゲ海は似合わないだろう、と。
そんなミスマッチがどんなものかの確認が今日の観劇の目的だった。

と言う本日のキャスト。
110617_1.jpg

ドナ・シェリダン  :樋口 麻美
ソフィ・シェリダン :谷口 あかり
ターニャ      :八重沢 真美
ロージー      :青山 弥生
サム・カーマイケル :渡辺 正
ハリー・ブライト  :明戸 信吾
ビル・オースティン :脇坂 真人
スカイ       :竹内 一樹
アリ        :木内 志奈
リサ        :細見 佳代
エディ       :大塚 道人
ペッパー      :一和 洋輔


まず竹内スカイ。
今まで七三にびちっと分けてたり、半ズボンだったり、なよなよと動いて
目をキョロキョロさせながら大汗かいて頑張ってる、という印象だった
竹内一樹だが、登場シーンでは思いの外すらっとしていてかっこよかった。
考えてみれば見た目普通の竹内一樹を見るのは初めてだ。
でもしゃべればやはりあの声だ。
細めで高い声と見た目の印象も手伝って、証券取引所から逃げ出してきたと言うより
今就活中です、と言った雰囲気だ。
そしてやっぱり男らしさはあまり感じないし、ソフィの方が年上に見える。
特に演技に問題があるわけでもなく、というより上手くこなしているのだが
今までのスカイのイメージで観てしまうと、やはりちょっと違うかなぁ。。。
とはいえ嫌いではないし、もう少し男っぽさが加わると良い感じになるのではないか。


予想外に普通だったのが一和ペッパーだ。
雰囲気もまったく違和感はなかったし、仲間とふざけあう姿は若々しく
イタズラ小僧なペッパーだった。
『嵐の中の~』を観た時に初めて知ったのだが、ダンスもかなり良い。
ただあまりに普通過ぎる気もするので、もう少し得意の(?)ヘンタイオーラを
出してもらいたいものだw
ターニャに『僕は・・・子猫ちゃんだ』くらい言って欲しいなぁ。
無理だけど。


といった感じで、当初のミスキャストの予想は当たった部分もあるが
それは思っていたほどでもなかった。
う~ん、至って普通だ。


樋口ドナは前回観た時とヘアスタイルが若干変わったような気がする。
よりハタチの娘がいるお母さんの雰囲気を出そうとしているが、
やはり樋口麻美自身が若いので、お母さんには見えにくい。
演技は相変わらず細かくて上手い。
きっちり台本に忠実に演じている感じで余計な要素が入らないなので、
ドナの内面の移り変わりも非常にわかりやすい。
歌は若干裏声を使う部分で「声出にくい?」と思う場面が何ヶ所かあったが
地声で歌うパートは全く問題なくしっかり歌いこなしている。
これだけしっかり四季らしく忠実に演じていると、そのことによる弊害もある。
『演じている』という印象が強くなりすぎてしまうのだ。
役になりきっている状態と、役を演じている状態では受ける印象が大きく変わってしまう。
そのことも、樋口ドナが疲れたお母さんに見えない要因の一つではないか。


渡辺サムは前回までは違和感なくむしろ阿久津サムよりサムらしいとさえ思っていたが、
今日は『ナベ』が『ナベ』である要因がラダメスの時のようにけっこう出てきてしまっていた。
その場面の流れと表情と動きと台詞が全てバラバラなのだ。
素っ頓狂な所から台詞が出てきてしまっている。
千秋楽に向けて、また以前の違和感が無いサムに戻って欲しいものだ。


谷口ソフィは前回より、より弾けたハタチの子らしいソフィを演じようと
かなり頑張っていた、
個人的には嫌いではないし、演技が変わってきているということはそれだけ
役を物にするために頑張っているのだから、そのことには好感を持っている。
ただ、一生懸命さを暑苦しいと感じる人も少なからずいるかもしれない。


今日一番気になったのは、舞台上の一体感があまり感じられなかったことだ。
それぞれの芝居をしっかりとこなしているのだが、それぞれが自分だけの
芝居をしているように感じてしまった。
だから、舞台上に一体感が出ないのだ。
青山弥生も八重沢真美も相変わらずパワフルに演じているのだが・・・
もともと自分が感情移入するタイプの作品ではないのだが、今日はそれがより顕著だった。
ペッパーがターニャに言うような化学反応はキャスト間には残念ながら起きなかった。


そんな舞台上が一体化したと感じたのが、カーテンコールだった。
観る側も半分以上カーテンコールを楽しむために観に行っている感もあるが
客席を含めた、劇場内の一体感は良かった。
ドラマ本編より主題歌のマル・マル・モリ・モリ放送中の方が視聴率が高いように
ちょっと本末転倒な印象もある、本日の観劇だった。

あ、一つ収穫が。
春のめざめの時はちょっと野暮ったい印象しかなかった撫佐仁美だが
メイクが変わるとこうも変わるか?と言うくらいかわいくなっていた。
かなりタイプな感じw


ところで、千秋楽のカーテンコールに自分は耐えられるだろうか・・・


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Posted on 2011/06/18 Sat. 01:31 [edit]

category: 劇団四季:マンマ・ミーア

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18

そして一人戻ってきた・・・ マンマ・ミーア《2011年2月16日(水)ソワレ》 

なんとタイミングの悪いことか。。。
土曜日に観劇したマンマ・ミーアは翌週にドナが樋口麻美から濱田めぐみに。
1週間ずれていたら最前列で濱田ドナが観れていたのに・・・
(樋口ドナのファンの方、すいません!)
と、悔しがっても今更どうしようもない。

今回いつまで濱田ドナが続くかわからないし、この先またいつ戻るかもわからないのが
劇団四季の良いところw

こんな時はどうすれば良いのか・・・

そう、突発だ。
観たいキャストは観たい時に観るのが一番なのだ。


最近、実写版のあしたのジョーが世間でちょっと話題になっている。
その明日のジョーの中でジョーが少年院にいる時に、丹下段平がジョーに
ボクシングの基礎を「あしたのために」という手紙で伝える場面がある。
「打つべし!」と言うヤツである。

さすがに土曜に見て翌水曜というのはいかがなもんかと、
今回の突発もちょっと迷ったりもしたのだが、「あ~、あの時取っていれば」と
今まで何度後悔したことか。
と考えていた時に思い出したのが、丹下段平の手紙だ。
全然関係ないが・・・
その丹下段平の手紙を突発に置き換えるとこんな感じか。


===<あしたの観劇のために ~突発~>===============================

来週はどう替わるかわからないため あるいは良い席があるかわからないため
キャストチェックはこきざみにすること

この際、当日劇場に行った時にさらに変更になっていても動じない心構えで
少しでも良い席を狙いこむように取るべし

観たいキャストでの観劇は
その観劇後の高揚感を三倍に増すものなり

====================================================================

と言うわけで突発決行。
かなりくだらないことを長々と書いてしまったが早速本題に。

110218_1.jpg

ドナ・シェリダン  :濱田 めぐみ
ソフィ・シェリダン :谷口 あかり
ターニャ      :八重沢 真美
ロージー      :青山 弥生
サム・カーマイケル :渡辺 正
ハリー・ブライト  :明戸 信吾
ビル・オースティン :脇坂 真人
スカイ       :鈴木 涼太
アリ        :木内 志奈
リサ        :柏 円
エディ       :川口 雄二
ペッパー      :大塚 道人

濱田ドナ以外ではスカイがラウル、じゃなくて鈴木涼太に変更。
前回鈴木スカイを静岡で観た時にあまりにもラウルだったもんで・・・


で、初の東京での濱田ドナだ。
自分はメグオタなので、濱田めぐみに関することは七掛けくらいで読んで欲しい。

今日が復活後の初回だったためなのかどうかわからないが、
序盤はやや抑え気味というか、丁寧に演じていたように思う。
とは言え、登場した瞬間から舞台上の空気が一変する。
やはりこれが濱田めぐみだ。これが出来る女優は今の四季では他に見当たらない。
周囲の演者に及ぼす影響も大きい。
客席を含めた開場全体の雰囲気もそうだ。ま、2階席の自分から後ろ(3列目以降)に
いた人たちは、みんな濱田めぐみを観に来てたんだろうが・・・

今回濱田ドナを観て、やはりこれがドナなのだ、とつくづく思わされた。
演じていると言うより、ドナがそこにいるという錯覚を起こさせる。

前回(昨年9月)から変わったなぁと思ったのは、母親度が増したことか。
ソフィと二人のやり取りの中での話し方や表情は母親そのものだ。
濱田めぐみは観るたびに演技を少しずつ変える、と言う印象があるが
今回は演技を変えたと言うよりは、より深まったといった印象だ。

う~ん、これを観てしまうとこの先他の女優で観るのがちょっとつらくなっちゃうかなぁ。
あ、他の女優がダメと言うことではなく、自分の満足度と言う意味で。
やはり濱田めぐみは副作用も大きい。


渡辺サムも前回よりさらに自然な感じになっていた。
台詞にもちゃんと感情が乗っているし、表情もより良くなった。
らだめすで感じた、もの凄い嫌悪感は一体なんだったのかというくらいだ。
ただ、一幕目の自然さが二幕目になるとやや薄くなるのが気になった。
二幕目は、あのらだめすな雰囲気がやや顔を出す。


前回観てかなりこなれてきた印象だった谷口ソフィ。
前回もちょっと思ったりしたのだが、今回はハッキリ思ったことがある。
谷口あかりは少なくともソフィに関しては吉沢梨絵にかなり似てきている。
これは、一緒に観たヨメも同じように感じたようなので、実際そうなんだと思う。
見た目まで似てきているように見えるから不思議なもんである。
明らかに違うのは歌(谷口ソフィはまだ弱い)と、コメディエンヌの資質だ。
吉沢梨絵のコメディエンヌとしての資質はかなりの武器だったと思う。
谷口ソフィにもそれが出てくると、もっと立体感が出てきて良いのになぁと思う。
まぁ、こういうのってそれぞれが持ってる天性の資質みたいなものもあるから
なぁ。


というわけで、やはり今日は突発してよかった。
しかし、チケットを「取るべし!取るべし!」なんてやってたらエライことになる・・・
自分の「あしたのため」にならないな。。。

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Posted on 2011/02/17 Thu. 00:50 [edit]

category: 劇団四季:マンマ・ミーア

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そして誰もいなくなった・・・「なんてこった」 マンマ・ミーア《2011年2月12日(土)ソワレ》 

そもそもそんなにというか、入れ込んでいないマンマ・ミーアと言う作品。
その理由は前回観た時の記事に書いてあるので、どうしても理由が知りたい
と言う人だけ『こちら』をどうぞ。
マンマが大好きな人はあえて読む必要はないです!

入れ込んではいないものの、前回は地方公演で会場の密度が薄かったということと
専用劇場とは演出が若干違ったりと言うこともあったので
一度は専用劇場で観て確認したかった。

本当ならば開幕直後のチケットを取るのがキャスト的には間違いなかったのだが
12月、1月は他に観劇予定が入っていたこともあり、今の時期になったのだ。
2~3ヶ月目は危ないと言うことは承知はしていたが・・・


東京公演で期待していたキャストは色々といた。
自分はメグオタなのでドナの濱田めぐみは言うまでもない。
他にも阿久津サムのヘンタイさを改めて確認したかったし、
江畑ソフィのぽっちゃりさも観たかった。
春のめざめでかなりのお気に入りキャストになった、一和洋輔のペッパーも
変人ぶりを観たかった。

が、回数をこなすごとに一人減り、二人減り・・・四季なのでこうなることは
当たり前なのだがだんだん心細くなっていった。
で、極め付けがまさかの樋口麻美のドナ登場である。
これは本当にまさかのキャスティングだった。
要するに最初に自分が望んでいたキャストは誰ももいなくなったのだ。
ま、四季だしね。。。

そしてだ。

今週になって呼んでもいないのに彼が出現した。
そう、ある意味アイーダで一番の話題をさらった将軍様、渡辺正だ。
よりによっておれが観るタイミングでやって来なくても・・・

と言うわけで、結構テンションが落ちた状態で劇場に向かった。
でも考えようによっては、明らかにドナとしては若過ぎる樋口麻美が
どのように演じるのかは興味が沸くポイントではあったし、
楽しい作品なのだから、前向きに観ねばと気持ちを切り替えた。
110212_2.jpg


という本日のキャスト。
110212_1.jpg

ドナ・シェリダン  :樋口 麻美
ソフィ・シェリダン :谷口 あかり
ターニャ      :八重沢 真美
ロージー      :青山 弥生
サム・カーマイケル :渡辺 正
ハリー・ブライト  :明戸 信吾
ビル・オースティン :脇坂 真人
スカイ       :田中 彰孝
アリ        :木内 志奈
リサ        :柏 円
エディ       :川口 雄二
ペッパー      :大塚 道人


まずは、注目の樋口ドナ。
登場した第一印象はやはり『若っ』だった。
見た目だけだとどう見ても女で一つでホテルを切り盛りしながら
20年間娘を育てたようには見えない。ちょっとキレイ過ぎるかも。
ターニャとロージーとのバランスが悪いこともあるが、
『Money,Money,Money』冒頭の「私は疲れたのよ」という風には見えない。
それと樋口麻美はどの役でもそうなのだが、良くも悪くもきれいに演じてしまうので
ドナのちょっと擦り切れた感じはまだ出ていない。
そのため本来なら笑いが起こるであろうシーンでも笑いが起きなかったりと
マンマ・ミーアのコメディの色が薄れてしまっている。
役に生きているというよりは役を演じていると言う感じが濃く出てしまうタイプの
女優なので致し方ない部分ではあると思うが・・・
特に1幕はそれが顕著だ。

が、2幕は本来の丁寧できれいな演技が逆に活きていたのではないかと感じた。
ソフィと二人のシーンの演技は特に良かった。
歌も少し懸念していた部分ではあったのだが、こちらはまったく問題なかった。
というよりABBAの楽曲の雰囲気は樋口麻美に合っている。
アイーダやウィキッドの曲だと力が入りすぎ押し付けがましく聞こえてしまう
部分があったが、マンマ・ミーアに関してはそういったところは
全く見受けられなかった。

全体的にはまだもっとこなれて来ないとなのかな、と言うところも少なくなかったが
現時点でもかなりレベルが高いことは間違いない。
ドナに定着して、樋口麻美=ドナというイメージがついてくるころには
もっと樋口ドナもドナらしくなっているのではないか。


で、今週になってやってきた渡辺正。
らだめす(敢えてひらがな)の時は・・・今更言うまい・・・
が、サムでは特に違和感を感じなかった。
らだめすの時よりずっと台詞に感情が乗っているし、表情も良い。
ソフィを諭す場面などではやさしさも感じられた。
まぁ、台詞回しは相変わらずな部分も多々見受けられるが、サムではそれが
特に欠点になることはなかった。
阿久津サムがヘンタイだったことと比べると、渡辺サムの方がずっと
本来のサムに近いと感じた。


その他ではソフィの谷口あかりは前回静岡で観たときより大分こなれてきていた。
だいぶソフィらしくなった(見えた)。
ただ、実際若いのだからもっとキャピっとした雰囲気が前半で出せると
後半がもっと良くなるのになぁ、と。

あまり評判が良くない田中スカイは、個人的にはまったく問題なかった。
歌は元々うまいし、スカイらしく見えた。
前回の鈴木涼太はちょっと厳しかったので・・・

ところで、実は今回一番笑ったのはソフィがスカイに助けを求めるシーンだった。
ソフィがスカイに経緯を話している時に、スカイが素っ頓狂な声と表情で

「なんてこった」

こんな台詞あったっけ??
マンマフリークではないので良く覚えてないのだが・・・
笑いもおきていたし、みんなおかしかったはずなのだ。

思わぬところが一番おかしかった今日のマンマ・ミーア。
やはり今回もカーテンコールはしんどかったw
変な汗かいた。。。
次に観ることがあったら2階席がいいなぁ。
わかっていたこととはいえ、最前列は自分には辛かった(笑)


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Posted on 2011/02/13 Sun. 00:11 [edit]

category: 劇団四季:マンマ・ミーア

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素敵なドナと危ないサムと疲れた渋滞 マンマ・ミーア《2010年9月4日 ソワレ》 

濱田めぐみがドナを演じる。

マンマ・ミーア広島公演の稽古風景が四季のホームページに掲載された日、
四季ファンは騒然となった(と思う)。
なんとなく噂にはなっていたものの、広島公演のプロモーションは
ずっと五東由衣がやっていたし(ま、この辺は四季がやることだから。。。)
それに、濱田めぐみがドナ!!??という感じで捉えていた。

が、実際にドナの稽古をしている濱田めぐみ。
それを見た時の超個人的な感想が・・・

1.キャラ違いじゃね?
2.あ、アイーダが~~~~・・・・
3.もったいない(マンマ・ミーアファンの人ごめん!悪気はありません)

【1.キャラ違いじゃね?】
見た目が若すぎる。魔法使いだったり、王女様だったりと、
ごく普通の人を演じる濱田めぐみをあまり見ていないこともあり
雰囲気が違って想像しがたい。
あと、個人的にはドナは保坂知寿的なイメージしかなかったので
保坂と濱田を同一線上に並べられなかった。

【2.ア、アイーダが~~~~・・・・】
アイーダファンのほぼ全ての人が思ったことと同じである。
将軍効果で厳しい状態(集客も内容も)が続いていたアイーダから
濱田めぐみが抜けてしまうのは致命傷とも思えた。
もちろん作品自体はとても好きな作品だし、秋夢子も先日観た江畑晶慧も
レベルが高い良いアイーダだった。
でもやはり濱田めぐみじゃないと、感じられないものが大きい。
あ、もちろんこれは自分が世間で言うところの『めぐオタ』であるということが
一番の要因ではある。

しかもあろうことか阿久津陽一郎までもがサムになっている。
これはもうアイーダは観るなという四季からの警告とみた。
いずれにしても、濱田めぐみが抜けることが決定的になり、
アイーダの観劇意欲が大きく減退したのは言うまでもない。
同時にこの時期は「春のめざめ」にどっぷり浸かっていたのもあるが。。。

【3.もったいない】
初めに書いておくと、これは「濱田めぐみがマンマごときにもったいない」
ということではない。
2の「アイーダが・・・」つながりなのだが、ドナは他にもキャストがいる。
自分は保坂知寿でしか観たことがないので、他のキャストは未見だが
早水小夜子、井上智恵、五東由衣という錚々たるベテラン達が控えている。
なのに何故あえて、苦戦のアイーダから濱田めぐみをもってきたのか。

それからABBAの楽曲は濱田めぐみの歌が全面的に活きるものではない。
もちろん名曲揃いで、これが売れずに何が売れる?
という抜群のメロディの宝庫であるが、少なくとも今までの濱田めぐみの
テイストとは違う。
あと、ABBAは上記の通り素晴らしい楽曲が腐るほどあるのだが、
個人的にはハマれるタイプの音楽ではないのだ。
それにマンマ・ミーアという作品自体もハマれるタイプの演目ではない。
そんなんで「もったいない」と・・・

じゃ、観なきゃいいじゃんという話なのだが、めぐオタとしては
新しい役に挑戦する濱田めぐみを観ないわけにはいかないのだ。
それに広島公演を経て、静岡公演の稽古の模様や画像などを見る限り
濱田めぐみはもうドナになりきっている。というかそのものだ。
もう魔法使いでも王女でもない、女で1つで苦労して娘を育ててきた女性にしか
見えなくなっている。
そして歌に関してはWEBの動画を見る限り「The濱田」だ。

初めて濱田ドナの写真を見た時の気持ちは、もう完全になくなり今は期待のみ。
というげんきんな状態で、いざ静岡へ!

静岡ならヨメの実家から近いので、観終わったあとに一泊もできるし。
と、すっかり一泊のつもりでチケットを取ったが、
その前に翌日のアイーダの千秋楽を取っていたことを忘れていた。
アイーダの観劇意欲が薄い時期に取っちゃったもんだから・・・
なので、静岡でソワレを観て、翌日は汐留でマチネという強行スケジュール。

早朝に家を出て、ヨメの実家で一休みして会場に。
100904_2.jpg

以前にここで美女と野獣を見た時にも思ったのだが、
大ホールを『DAI HALL』と訳してしまうのはいかがなものか・・・
訳になっていないではないのか!?
100904_1.jpg

ちなみに隣にある中ホールは『CHU HALL』。


なんてどうでもいいことは置いておき、この日のキャストは静岡公演開幕から
ほぼ変更なしのこのメンバー。

ドナ・シェリダン  :濱田 めぐみ
ソフィ・シェリダン :谷口 あかり
ターニャ      :八重沢 真美
ロージー      :青山 弥生
サム・カーマイケル :阿久津 陽一郎
ハリー・ブライト  :明戸 信吾
ビル・オースティン :野中 万寿夫
スカイ       :鈴木 涼太
アリ        :木内 志奈
リサ        :柏 円
エディ       :中村 匠
ペッパー      :大塚 道人

100904_4.jpg


静岡の会場は、広島公演の会場と同様に専用劇場より大きい。
幅も奥行きもある。
なので、ちょっと雰囲気や音が拡散してしまう印象がある。
全体の密度が薄くなるというか。
この日は1階席の後ろ3分の1は空席だったため、音が丸々跳ね返ってきたりと
ちょっと気になる部分もあった。
それに行き慣れた会場ではないので、ちょっとしたアウェイ感も・・・


久々に聞くイントロが始まり、開幕。


この日の一番の目的であった濱田ドナはどうだったか、というと・・・
登場した瞬間からドナだった。完全にドナと同化している。
王女様の雰囲気のかけらも感じられない。
ある意味悲しくもあり、嬉しくもある。

自分の中のドナのイメージは、保坂知寿で完成していた。
ドナとしての演技、歌、存在感のどれをとっても、保坂ドナを超える
もしくは同じレベルで別のドナを作れる女優はそうそう出てこないだろうと
思っていた。

で、濱田めぐみはあっけなく『あ、ドナだ』、と。
保坂知寿とは全く違うのだが、「ドナってこうだよな」と
自分の中のドナ像が別のフォルダに作られた感じだ。
最初に思ってた、キャラ違い、若すぎるという印象はどこにもない。

歌、演技は何もいうことはない。
特に2幕のThe Winner Takes It Allは圧巻だ。
この表現力が濱田めぐみの一番の魅力だ。

濱田めぐみは、観るたびに少しずつ演技を変えてくるので
次回東京公演で観るときにはどんなドナになっているか楽しみである。


そして、濱田めぐみとセットでエジプトからいなくなった阿久津陽一郎。
濱田ドナ同様に若すぎるしキャラ違うだろう、と思っていた阿久津サム。
自分の前に現れた阿久津サムは、自分が考えていたサムではなかった。
良くも悪くも・・・
サムというのは、どこが線が細いというか神経質というイメージだったのだが
阿久津サムはそんな雰囲気のかけらもない。
1幕は特にそうなのだが、怪しすぎる。『危険な男、サム』なのだ。
理由はどうかわからないが、阿久津はまったく違うサムを作り上げてしまった。
これは好き嫌いが大きく分かれるだろう。


ソフィの谷口あかりは、歌がちょっと弱いかなと思っていた。
ただ、このタイプの曲であれば弱いところは気にならず
特に問題はない。ビジュアル的には◎!個人的には好きな感じだ。
演技はもう少し弾けたところがあると、特に後半部分が活きてくるかなぁと
思ったりもしたが、こちらも歌同様特に気になるところはない。

ちょっと辛いかなぁと思ったのは、鈴木涼太のスカイだ。
あれ?鈴木涼太ってもっとうまい人じゃなかったっけ?と。
いや、ヘタではないのだ。かなり違和感があったのだ。
そんな鈴木を見て、ヨメは「ラウルやりすぎじゃない?」と言っていたが、
その言葉を聞いた自分は、笑顔の鈴木を見るたびに、マスカレードのサビの
ダンスが思い浮かんでしまってどうしようもなかった。。。


一人ずつ全部は書けないのでまとめてしまうが、キャストは錚々たる面々が揃い
贅沢すぎるくらいなのだが、このマンマ・ミーアという作品はドナ以外は
個々の存在感が示せるタイプの作品ではないため、印象が薄くなってしまう。
そんなところも「もったいない」と思ってしまう一因ではある。

そして、自分がこの作品には入り込めない理由はわかってはいたが
再認識させられた。
1幕のDancing Queenのシーンで、濱田ドナの再登場で拍手が起こり
手拍子が始まった。
自分はトータルしてもこの作品は5~6回程度しか観ていないので、
これが普通なのかはわからないが、劇中の手拍子に対する違和感。
いや、この作品はとっても楽しい上質なエンターテインメントなのだから
手拍子もありなんだと思う。
カーテンコールだってそうだ。
観客もABBAの名曲を楽しみ、自分も参加して楽しむ。
これがマンマ・ミーアの魅力だと。

が、カーテンコールで歌って踊っている周りの観客にひいてしまう自分は
この作品にやっぱりむいてないんだなぁ、と。

でも作品自体のレベルは高く、楽しい舞台であることは間違いない。
だから、東京公演が始まったら少なくとも1回は観に行く。
今回は開場の関係で、全体的にテイストが薄まってしまった感があるので
もう一度専用劇場で確かめたいと思う。


そして、観劇後の帰り道。高速で渋滞に巻き込まれた。
渋滞自体の距離は大したことなかったが、時間はかかった。
100904_3.jpg

高速降りたら環八が渋滞してたので、迂回して遠回り。
家に着いたのが深夜1時。

さて、次の日はアイーダの千秋楽。
あれだけ楽しみになっていたアイーダが1年もたずに千秋楽。
そして、初の千秋楽の観劇。
作品を楽しめるだけの体力が残っているのか!?

続きはまた明日(たぶん)。

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Posted on 2010/09/05 Sun. 21:14 [edit]

category: 劇団四季:マンマ・ミーア

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